鼻炎の口呼吸が口臭の原因だった!?改善できる簡単な方法

他人の口臭ってとっても気になりますが、自分にも口臭があるかどうかも気になります。
自分自身の口臭が周りに不快感を与えているかもしれないと考えるとイヤですね。

口臭の原因はいくつかありますが、そのひとつが口呼吸なんです。
鼻炎によって鼻呼吸がしづらくなり、口呼吸をしている方もいらっしゃると思います。

また眠っているあいだに無意識のうちに口呼吸をしているという場合もあります。
自分は大丈夫なのかとても心配になってしまいますね。

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鼻炎の口呼吸が口臭の原因だった!?

鼻の奥の粘膜が炎症をおこすと鼻づまりになってしまってしまいます。
鼻炎がおこってしまってるんですね。

鼻炎になると鼻がつまって息ができないのでどうしても口呼吸になってしまいます。
口呼吸になることで口臭になってしまうことを知っていましたか?

通常の鼻呼吸をしている場合は、鼻の中には粘膜があるので乾燥しにくくなっています。
しかし、口呼吸をしていると一気に乾燥してしまいますね。
口がカラカラになる状態をドライマウスと言います。

ドライマウスは口の中がネバネバして水分がなくなった感じがします。
口の中が乾燥してしまうことで口臭を引き起こします

さらにドライマウスは口臭だけでなく、虫歯や歯周病、口内炎がおこりやすくなったりします。
さらには免疫力低下をもたらすと言われています。

口呼吸をしていると酸素が十分に取れなくなり頭痛やめまいを引き起こすこともあります。
鼻呼吸ならフィルターによって細菌を通しづらいのですが、口呼吸は直接身体の中に入ってしまうので風邪を引きやすくなったりアレルギーを起こしやすくなります。

ドライマウスによってもたらされることは良くないことばかりです。
ドライマウスの大きな原因が鼻づまりです!鼻づまりは悪影響しか及ぼさないですね。

それならば鼻炎の鼻づまりを止めれば?口呼吸にならないように鼻炎用の薬を飲めばいいんじゃないの?
・・・なんて思いませんでしたか?
いえいえ、そんな簡単な問題じゃないんですよ。

鼻炎の薬には抗ヒスタミン剤が配合されていることが多いんです。
抗ヒスタミン剤は鼻づまりを抑える効果がある反面、副作用で口が渇いてしまうという作用がでてしまいやすいんです。

つまり薬で鼻呼吸できるようになったとしても
口が渇いてしまったら結局口臭に繋がってしまうわけですよね。

では口呼吸による口の乾燥でどうして口臭になるんでしょうか?

口呼吸による口臭は唾液に大きく関係しています。
唾液には口臭の抑制作用があるんです。

口呼吸すると口の中が乾燥するので唾液の量が減ってしまいます
唾液量が減ると口臭抑制ができず、臭いを放つようになってしまうのです。

口の中には多くの細菌がいて、細菌は食べかすやたんぱく質を分解しています。
分解する際に口臭の原因となるガスを発生させます。

唾液がたくさん出ていれば
唾液の洗浄抗菌効果により口の中の細菌を流したり働きを抑制することができます。

ですから口臭にならないようにする一番の方法が唾液をたくさん出すことなんです。
唾液が口の中に多くあることが必要なのです。

けれども、口呼吸をしていると口の中を乾燥させてしまうので、
唾液が減って細菌増殖による口臭を引き起こすようになってしまうんです。

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口呼吸による口臭の改善方法

鼻炎による口臭は鼻づまりによる口呼吸が原因です。
そこで鼻炎治療をおこなって鼻呼吸できるようにしましょう。

鼻炎は鼻の粘膜が腫れていることによって引き起こされるのですが、その原因が病気のこともあります。
たとえば蓄膿症や副鼻腔炎などです。

そういった病気の場合は早めに治療をして鼻炎を改善して下さい。

しかしとくに病気とはいえないけれど鼻が詰まりやすいひとや、
慢性鼻炎になってしまっている人もいます。

蒸しタオルなどで鼻を温めることで鼻が通りやすくなることもあります。
これは温めることで鼻の血流が良くなって鼻が通りやすくなるということです。

また鼻の通りを促す鼻腔テープを利用しても良いでしょう。
テープによって鼻腔を広げるので鼻の通りがよくなって鼻呼吸しやすくなります。

鼻呼吸と並行して唾液を増やすようにして口臭対策をしましょう。
日頃から食べ物をよく噛んで食べる、舌をよく動かす、ガムを噛む、こまめに水分を取ることを心がけましょう。
こういったことを意識することで唾液の分泌を増やすことができます。

昼間は意識して鼻呼吸をすることができても、寝ているときはどうしても口呼吸になってしまうことがあります。
習慣になっていることもありますし、日中気にしていても夜は眠っていて意識がないのでなかなか難しいですね。

そんな時は夜はマスクをして寝ることで口の乾燥を防ぐことができます。
眠るときに口に貼るテープもあります。

自分に合ったやり方で対策していきましょう。

口臭の改善方法で簡単なのは?

口臭があるかどうかが気になるときには、簡単にできる自分の口臭チェック方法があります。

マスクを鼻までかかるようにしてかけて、息をはぁーと何度もかけてみましょう。
これで自分の口臭が分かりますよ。

臭いようであれば口臭対策が必要です。
今すぐ口臭をなんとかしたいという即効性のある改善対策について紹介します。

お茶を飲んで口の中をスッキリ
お茶にはタンニンという成分が含まれています。
タンニンは植物ポリフェノールの一種で殺菌作用や脂肪の燃焼効果があるとされています。

口臭は口の中の雑菌によるものなので、殺菌効果のあるお茶を飲むことで口の中の雑菌を減らすことが可能なんです。
タンニンはお茶類に多く含まれています。

とくにタンニンが多いのは抹茶や緑茶です。
他にも紅茶やウーロン茶を飲んでも同じような効果が期待できます。

ガムで口臭予防
ガムやタブレットで口臭対策をすることもできます。
良い香りをさせることができるのと口の中をスッキリさせることが出来ます。

匂いをごまかす方法としては昔からある一般的な方法です。

しかし今は歯磨き効果があるガムもでていますので
口腔衛生の観点からもガムを噛む事はおすすめの口臭対策です。

歯磨きをして口の中を清潔に
食べかすが残ることで雑菌が増えやすくなります。
歯磨きで口の中を清潔にして口臭対策をしましょう。

状況によって歯磨きできないこともあるでしょうが、歯磨きの代わりになる歯磨きシートという物もあります。
水が無くても歯や頬の内側を拭き取る物で、歯磨きをした後のような爽快感があります。

梅干しやレモンを食べましょう
梅干しやレモンに含まれるクエン酸には殺菌効果があります。
クエン酸により雑菌が増えるのを抑えることが期待できます。

また酸味があるのでで唾液がたくさん出やすいですよね。
唾液がたくさん出ることで洗浄抗菌効果もあります。

こちらの記事も参考にして下さい
口臭は舌苔が原因だった?取る方法は?掃除する頻度は?

まとめ

口臭対策をすることで他の人と会話したりするのが楽しくなります。
お話している時は平気でも、あとから気になってしまうこととかもありますからね。

鼻炎がある方は自分に口臭があるかをチェックして
鼻炎の治療とともに口臭の改善についても対策をするようにしてくださいね。

楽しく会話できる毎日を送りましょう。

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