あじの栄養素は?保存方法は?簡単でおいしいレシピを紹介

スーパーなどで手軽に手に入るお魚のひとつが「あじ」ですね。
クセのない食べやすいお魚なので、比較的誰でも食べられる事が多いです。

調理の仕方もいろいろあるので飽きずに食べることができます。
お刺身や焼き魚は大人が好きなメニューですが、フライにしたりムニエルにすると子供も大好きです。

いつでも手に入るイメージがありますが、あじの旬は5月から7月くらいです。
あじってじつは初夏の味覚だったんですね。

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あじの栄養素は?

あじは日本人にとって身近な魚ではないでしょうか?
お刺身やお寿司などは新鮮なうちじゃないとたべられませんが、比較的手に入りやすいので手軽に楽しめますね。

栄養素

そんな和食に欠かせないあじですが、どんな栄養が入っているのでしょうか。
あじはタンパク質が豊富で脂肪とのバランスがとても良い魚です。

EPA・DHA

あじの栄養素で注目すべきは不飽和脂肪酸の「EPA」と「DHA」です。

「EPA」は、皮下脂肪や中性脂肪を減らす働きがあり、悪玉コレステロール減らす効果が期待できます。
血栓を防ぐ働きがあり脳梗塞や動脈硬化を予防してくれる働きがあると言われています。

「DHA」はコレステロールを下げる働きがあると言われています。
また、認知症の進行を抑えてくれる働きや、脳細胞の活性化や記憶力の向上に効果的と言われています。
「DHA」を摂取すると頭が良くなると言われている理由はこのような効果が期待できるからなのです。

「EPA」と「DHA」のどちらの栄養素もアレルギー症状の緩和に効果があると言われています。
花粉症などのアレルギー対策に期待が持てそうです。

カリウム

利尿作用のある「カリウム」は余分なナトリウムを排出して、むくみを予防してくれる働きがあります。
また、血圧を下げるので高血圧を下げる働きが期待できます。

タウリン

肝機能を向上させる働きがある「タウリン」は脂肪肝を予防する働きがあります。
栄養ドリンクによく入っているイメージがありますが、疲労回復効果が期待できるからなんですね。

ビタミンD

骨を丈夫にする「ビタミンD」は骨粗鬆症に効果的な栄養素です。
カルシウムと一緒に摂取する事が望ましいとされています。

選び方のコツ

魚は鮮度が命なので、しっかりと見極めて新鮮なあじを選ぶようにして下さい。

まず目を見るようにしましょう、目が澄んでいるあじは新鮮な証です。
反対に鮮度が落ちてくると目の色は白く濁ってくるので注意するようにして下さい。

エラの色が鮮やかな赤色のものを選ぶようにして下さい。
鮮度が落ちるとエラは黒ずんできます。

体に傷がなく体が高く丸みを帯びているものが新鮮です。

切り身になって販売されているものは見た感じで身に弾力やツヤがあるものを選んでください。
切り口が鮮やかで身が締まっているものが新鮮な証拠です。

パックに血がたくさん流れているものは鮮度が落ちている可能性があります。

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あじの保存方法は?

美味しく食べるには鮮度を保ってきちんと保存することが大事です。

冷蔵保存方法

  • 一尾の場合
  • 魚類は鮮度が命です!
    しっかりと下処理をしてから保存をするとおいしさを保ったまま保存する事が可能です。

    痛みが進みやすい「内臓」「えら」「ぜいご」を取り除きます。
    水気をキッチンペーパーでしっかりと拭き取ります。
    内臓を取り除いた部分も忘れずに拭くようにして下さい。

    一尾ずつキッチンペーパー包んでしっかりとラップをし、フリーザーバックに入れます。
    空気をしっかりと抜いて冷蔵庫のチルド室で保存するようにして下さい。

    保存期間は約2日間です。
    フライに使う場合は三枚におろして骨抜きをしてから保存すると調理しやすいのでオススメです。

  • 切り身の場合
  • 塩を振り水気を出します。
    水気をしっかりと拭き取り1枚ずつキッチンペーパで包んでラップをしフリーザーバックに入れます。

    空気をしっかりと抜いて冷蔵庫のチルド室で保存するようにして下さい。

    冷凍保存方法

  • 一尾の場合
  • 冷凍保存する場合は新鮮な状態で冷凍することをおすすめします。
    購入したらできるだけ早く冷凍してしまいましょう。

    まずは冷蔵保存方法と同じ下処理をします。
    水気をキッチンペーパーでしっかりと拭き取り一尾ずつラップをしフリーザーバックに入れます。
    しっかりと空気を抜いて冷凍庫で保存して下さい。

    アルミトレイを下に敷き急速冷凍すると良いでしょう。
    ラップの上からアルミホイルで包んでおくのも良いでしょう。

    保存期間は2~3週間です。
    解凍方法は冷蔵庫でゆっくり解凍するか、流水解凍がおすすめです。

  • 切り身の場合
  • 塩を振り水気を出します。
    水気をしっかりと拭き取り、1枚ずつラップに包んでフリーザーバックに入れます。
    しっかりと空気を抜いて冷蔵庫で保存して下さい。

あじの簡単でおいしいレシピ

  • あじの南蛮漬け
あじと野菜に染み込んだ南蛮酢がたまらないおいしさです!

今回は揚げないあじの南蛮漬けですので揚げ物を控えているダイエッターの方にもおすすめです。
野菜もたっぷりと入ってヘルシーな一品です。

あじには栄養がたっぷりと詰まっているので身体にいいのでぜひ取っていただきたい食材です。

<材料>(4人分)
・あじ  4尾
・玉ねぎ 1/4玉
・人参  1/2本
・片栗粉 適量
A酢   1/2cup
Aみりん 大さじ3
A砂糖  大さじ2
A醤油  大さじ1
A唐辛子の小口切り 1本分

<作り方>
①あじの下処理をしましょう。あじの頭、内臓、ぜいごを取り除きます。三枚おろしにして骨を取り除いておきます。
水気をキッチンペーパーで拭き取っておきます。
②玉ねぎはスライス、人参は千切りにします。
③あじに片栗粉をまぶします。熱したフライパンに多めの油を入れ、あじを焼きます。
焼き色が付いたらあじを裏返し、火が通るまで焼きます。
④Aを混ぜます。その中に③のあじを熱いうちに加え、②の野菜も一緒に漬け込みしばらく置いて味を馴染ませて完成です。

<ポイント>
・玉ねぎと人参を一度レンジで加熱し、柔らかくしてから漬け込んで頂くと食べやすい柔らかさになります。
・白髪ねぎやピーマンなどのおうちにあるお好みの野菜を漬け込んでも美味しいですよ。

こちらの記事も参考にしてください
うなぎの栄養は?保存方法は?簡単でおいしいレシピは?

まとめ

いつもアジの開きや焼き魚をたべていますが、それも美味しいけれどたまにはちょっとちがった調理をしてみると新鮮ですね。
知らなかったあじの魅力をもっと味わいたくなりますよ。

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