「いびきが心配で友達と旅行に行けない」「自分のいびきで目が覚めてしまう」「私のいびきってそんなにひどいのかな?」
いびきに悩んでいる人は多くいますね。
いびきはまわりの人に迷惑というのもありますが、それ以上に健康に影響があります。
ちゃんと寝ているはずなのに疲れが取れていなかったり、喉が痛かったり、頭痛がしたり、肌荒れがひどくなったりしていませんか?
いびきは健康にも美容にも悪影響があります。
改善することはできるんでしょうか?
いびきはなぜ起こるのか?
いびきで悩んでいる人って思ったより多いですよね。
日本人の5人に一人はいびきで悩んでいるというデータもあります。
寝ている間の事なので自分では気づきにくいですし、わかりにくいからこそ悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そもそもいびきはどうして起こるのでしょうか?
いびきはなんらかの要因で空気の通る気道が狭くなることによりおこります。
狭い気動を空気が通るために粘膜が振動して音が出ることでいびきとなってしまいます。
ではどんなことが原因で気道が狭くなるのでしょうか。
気道が狭くなる要因は様々ありますし、原因も人によって違います。
- 肥満
- 筋力低下
- 口呼吸
いびきの原因で1番多いのが肥満です。
厳密に言えば首回りに脂肪がついてしまい、気道が狭くなってしまうことが原因です。
仰向けで眠っているとのどにある脂肪が下に沈み込んで気道を狭くしてしまいます。
そのために空気の抵抗が大きくなっていびきになってしまうのです。
肥満というのは体の周りに脂肪がつくと思いがちですが、体の内部にも脂肪がついてしまいます。
内臓脂肪が問題なのはもちろんですが、のどのまわりにも脂肪がついてその分気道が狭くなってしまうのです。
首周りの筋肉が衰えてしまうと喉の筋肉がゆるんで落ちてしまい気道が圧迫されいびきをかきやすくなります。
首周りにもたくさん筋肉はありますが、加齢などによって筋肉量が減って支えるのが難しくなることもあります。
とくに舌が沈み込んでしまうと気道が狭くなります。
舌を支える筋肉が弱ってしまうからです。
ダイエットや加齢、病気などで筋肉量が減ってしまう事が多いですが、
あごが狭くて噛む力が弱い人も筋力が弱くて舌を支えられないこともあります。
眠っている時に鼻呼吸ではなく口呼吸になっているといびきをかきやすくなります。
口呼吸をすると舌が喉の奥に落ちてしまいやすいので、気道が狭くなってしまいいびきになりやすいです。
風邪をひいていたり花粉症の時期にだけいびきをかくという人もいます。
これは鼻づまりによって口呼吸になっているからでしょうね。
他にもストレスを強く感じているときも口呼吸になりやすく、いびきをかきやすくなります。
ストレスを感じることで酸素を多く必要としていると司令が出るため、口からたくさん酸素を取り込もうとしてしまいやすいんだそうです。
疲労があるときも口呼吸になりやすくなります。
眠っているときは身体が脱力しているので筋肉もゆるみますが、疲労しているときはいつもよりゆるんでいることが多いんです。
気道が圧迫されて結果的に口呼吸になりやすいです。
疲れているときはいびきをかきやすいと聞いたことがあると思いますが、そういう理由なんです。
いびきは放っておくと睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞の引き金になる可能性もあります。
さらにうつ病や高血圧症、脂質異常の要因となることもあります。
そうなる前にいびきの原因を知って対策をたてて悩みから解放されたいですね。
いびきの軽減方法は?
いびきを軽減する方法は気道を確保して眠ることです。
気道が確保できればいびきは起こりませんからね。
ではどのようにしたらいいのでしょうか。
- 横向き寝をする!
- ダイエット
- 鼻の通りを良くする
- マウスピース
- 寝具を変える
これに限ります。
舌が喉の奥に落ち込むことで気道が狭くなっていびきが起きるなら、落ち込まないように横向きに寝ればいいのです。
仰向けに寝ると自然に舌は喉の奥に入りやすくなりますが、横向きなら落ち込むことはありません。
肥満が原因ならダイエットをして脂肪を減らしましょう。
一気に解消という訳にはいきませんが、少しずつでも脂肪を減らして改善していきましょう。
食生活に気をつけて、運動も取り入れて生活を見直してみるといいですね。
他の方法と合わせて根本的な解決のためにもダイエットをしてみては。
鼻が詰まりやすくて口呼吸になってしまう場合は、まず鼻の治療をする必要があります。
鼻の通りを良くするグッズもありますのでそういったものを併用するといいでしょう。
鼻孔拡張のテープなども市販品でありますので、手軽に使えるので試してみてはどうでしょうか。
いびきの程度によりますが、いびき用のマウスピースで改善できることもあります。
あごが落ちないように歯を固定することで気道を確保していびきをかかないようにします。
市販品もありますが、できれば歯科医で自分専用のマウスピースを作ってもらうと快適です。
鼻づまりがない人に向いています。
もしかしたら寝具のせいでいびきをかきやすくなっているのかもしれません。
たとえば身体が沈み込む柔らかい寝具のせいで猫背のようになってしまい、気道が圧迫されているかもしれません。
その場合は身体が沈み込まない固めの敷布団を試してみてはどうでしょう。
送料無料 枕 まくら いびき いびき枕 スタンダード 43×63 43 63 高…
|
枕の高さが合わないと首や喉部分が曲がってしまうので気道が塞がってしまいます。
自分の体格にあった枕に変えてみましょう。
寝具を変えることで気道の圧迫を軽減できるかもしれません。
いびきは病院の何科に行けばいい?
いびきがひどいのできちんと治療したい、診察を受けたいという人もいるでしょう。
でもいびきの診察って何科に行けばいいのか分からないですよね。
いびきと一言で言っても原因次第で治療のアプローチが変わってきます。
自分のいびきの原因をまずは知ることから始めましょう。
鼻づまりが原因の場合は耳鼻咽喉科です。
鼻の通りを良くしないと口呼吸が改善しませんからね。
ストレスなどの精神的な原因の場合は心療内科や精神科です。
まずは原因の対策からです。
それ以外は睡眠外来です。
もし睡眠時無呼吸症候群だったとしたら、こちらで治療をしてもらえます。
こちらの記事も参考にしてください
鼻炎の口呼吸が口臭の原因だった!?改善できる簡単な方法
まとめ
昼間の眠気がひどくて集中できないことが多い場合は、いびきが原因かもしれません。
自分ではわかりづらいですが、スマホのアプリで録音できるものもあります。
できるだけ早く対策して自分にあった治療方法を見つけてください。
いびきの悩みから早く解放されるといいですね。