小学校の長い夏休み、親としては心配なこともたくさんあります。
両親がお仕事のあいだ子供がひとりでお留守番をしているご家庭も多いのではないでしょうか。
留守番をしている子供のお昼ごはんをどうするかは、頭を悩ませることのひとつでしょう。
学校に行っているときの給食システものありがたさをしみじみと感じてしまいますよね。
子どものお昼ごはんは作り置きの料理でなんとかできるものなんでしょうか?
長い夏をなんとか乗り越えたいですね。
夏休みのお昼ごはん作り置きで大丈夫
小学生の子供にはとってもとっても楽しい夏休み♪
しかし!働くママにとってはむしろ大変な時期ですね。
学童や児童館は安心して子供を預けられる場所ですが、いろんな事情で通えない子供もいます。
近くになかったり、通いづらいところだったり、定員が一杯で入れないこともあります。
学童や児童館に通えないとなるとおうちでお留守番をさせることになります。
子供だけでお留守番ができるかという心配もありますが、働くママにとって頭を悩ますのがお昼ごはんです。
自分で作れるようになった大きな子供はまだ安心です。
火の取り扱いや調理器具の扱いを夏休み前に家族で確認して、事故のないようにすれば良いですね。
しかし小学校低学年の子供には料理をさせるのは難しいですね。
大人がいるときならまだいいのですが、ママがいないと火を使うことは勿論包丁や電子レンジも危険です。
つまり調理をさせる訳にはいかないということになります。
働くママにとって仕事前にお昼ご飯の用意をしなければならないのは、かなり大変な作業です。
夏休みのあいだ毎日ともなると、疲労困憊しちゃいそうです。
そんなママになるべく手間をかけず、時短で手早く作れる夏休みのお昼ごはんのコツをご紹介します。
- 栄養はあまり気にしない
- 料理は簡単なもの
- 料理は作り置きでOK
栄養は気にしない
ついつい子供の健康を考えるママは栄養バランスを考えがちです。
ちゃんとバランスの良い献立を考えたり、手間をかけてあげたくなったりという気持ちもあるでしょう。
でもそれを夏休みのあいだずっとやるつもりですか?
1ヶ月もある長い夏休みの間、栄養バランスを考えたお昼ごはんを毎日作るのは相当大変ですよ!
お母さんが疲れ果てて倒れでもしたら余計に大変になってしまいます。
全部を完璧にやろうとせず、やらないことを選択して良いんです。
お昼ごはんは栄養が偏っても仕方がない!と割り切りましょう。
食事は1日3食たべているんですよね、だったらトータルでバランスが取れていたら問題ありません。
お昼ごはんで補えない栄養は朝ごはんと晩御飯でしっかりとカバーすれば良いですね。
お昼ごはんはお腹いっぱいになるようしっかり用意しておけばそれでOKです。
子供が食べやすいように作っておくのもポイントです。
なるべく好きな物を作ってあげるようにすると、ママがいなくてもしっかりとお昼ご飯は食べてくれるでしょう。
料理は簡単なもの
凝った料理は作らなくても大丈夫、むしろシンプルに子どもが好きなものをローテーションでいいです。
食べやすいものとして麺類、チャーハンは人気のメニューです。
子どもの人気メニューの定番ですね。
夏だったら麺類で食べやすいのがそうめんです。
ちょっと工夫して食べやすいようにしてあげましょう。
茹で上がったそうめんをパスタを巻くようにフォークを使ってくるくると一口で食べれる大きさに巻きます。
それをお皿に乗せてラップをし、冷蔵庫に入れておくと食べやすいですね。
一緒にめんつゆと具材も入れておくと良いですよ。
麺類は伸びてしまうのでは?という心配もありますが、そうめんはわりと大丈夫です。
麺の水気をしっかりと切っておけば伸びにくいです。
一口サイズにして保存してあるので、塊ごとにめんつゆに浸けると綺麗にほぐれます。
サラダうどんや冷やし中華も大丈夫です、具を乗せた状態で冷蔵庫に入れておけばいいんです。
食べる直前にめんつゆやタレをかければ食べられます。
その他にサンドイッチやホットドック、ホットケーキ、焼きそば、お好み焼き、お弁当などを日替わりで用意しておけば大丈夫。
子どもは好きなものを繰り返してたべても平気な子は多いです。
冷蔵庫が一杯で出し入れがむずかしそうだと思ったら、保冷剤を入れた保冷バッグでも保存が可能です。
夏で気温もあがりますのでエアコンの下に置いておく方が良いでしょう。
料理は作り置きでOK
お弁当に詰めるおかずも作り置きで冷凍しておくと使いたい時に電子レンジで温めるだけなので便利です。
ハンバーグは焼いてからラップに包みジップロックに入れ空気を抜いて保存可能です。
朝は解凍して火を通せばOKです。
ほうれん草のおひたしやひじきの煮物も1食分ずつカップに入れて保存しておけば、忙しい朝に一から作らなくても良いので便利です。
フライ系ならパン粉を付けるところまで前日に済ませておき、朝は揚げるだけ。
焼きそばなら具合だけ炒めておき、朝に麺と合わせることで負担が減るのではないでしょうか。
自然解凍できる冷凍食品もあるので、こういったものを使うのも便利ですよ。
朝に解凍しておけばお昼頃には食べごろになっています。
さっと水でほぐすだけの茹でなくても食べられる麺類も販売されています。
レトルトなども使いようで便利ですよ。
毎日頑張って手作り料理をたべさせなくちゃ・・・って考えてしまうと、だんだん疲れてきてしまいます。
出来合いの食品に頼ってみてもたまには良いのではないでしょうか。
炊き込みご飯やピラフは炊飯器にご飯と具材を入れてスイッチを押せばできちゃいます。
お皿に盛り付けたり、おむすびにしておくと食べやすくて良いですね。
夏休みのお昼ごはんのおすすめレシピ
- 炊飯器で炊き込みご飯
朝は炊飯器に材料を入れスイッチオン!朝の準備をしている間に炊き込みご飯は炊き上がります。
低学年の子供だと炊飯器からよそうのも火傷の心配があります。
おむすびにしておくと食べやすくていいですよ。
時間があれば炊き込みご飯おむすびと唐揚げや卵焼きを一緒に用意してあげるとボリュームが出て良いですね♪
<材料>
・米 2合
・鶏もも肉 1枚
・人参 1/4本
・ごぼう 1/2本
・油揚げ 1枚
A酒 大さじ2
A醤油 大さじ2
Aみりん 大さじ2
A顆粒だしの素 小さじ2
A塩 小さじ?
<作り方>
①前日の夜にやっておく事。
鶏もも肉は角切りにします。人参は千切りに、ごぼうはささがきにして水に浸しておきます。油揚げは油抜きをして短冊切りにします。米は研いで、全て冷蔵庫に入れておきます。
②当日やること。
炊飯器に米、Aを入れてかき混ぜます。①の具材を入れて2合の線まで水を入れ、スイッチを押します。炊き上がったらご飯を混ぜます。
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まとめ
子供の性格にもよりますが、ママの手作りとかにはあまりこだわっていない子が多い気がします。
あまり凝らなくても簡単なランチで充分満足してくれますよ。
むしろ子どもが好きなものを何種類か繰り返しで喜んでくれたりします。
ものすごく凝ったキャラ弁を睡眠時間削って作っていたというママがいるのですが、子どもに数年後きいたところあまり記憶になかったようでショックだったそうです。
無理せずできることで大丈夫です。