お彼岸の墓参りいつ行けばいい?持ち物は?行けない場合は?

お彼岸というのはなにをする日なのかよくわからないという方もいると思います。
お彼岸は日本の伝統的な行事なので、できればちゃんと知っておいたほうがいいですね。

お墓参りする日?おはぎを食べる日?・・・というくらいの認識の方が多いかもしれません。
でもそれで正解です、お彼岸はお墓参りをしてお供えのおはぎを食べたりする日です。

お墓参りにも正しいお参りの仕方があるんでしょうか?
行けない場合はどうしたらいいのでしょうか?

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お彼岸の墓参りはいついけばいい?

お彼岸というのは春と秋、年に2回あります。
期間はそれぞれ1週間あり、春は「春分の日」秋は「秋分の日」を中心にした前後3日間をお彼岸と言います。

お彼岸の1週間の初日を彼岸の入り、最終日を彼岸明けと呼びます。
お彼岸にはお墓参りをしてお仏壇を掃除して、ご先祖様を祀るという事が行われます。

  • お墓参りいつがいい?
  • お彼岸の墓参りは、春分の日・秋分の日を中心として前後3日間の七日間であればいつ墓参りをしても良いです。
    とくにこの日がいいということはありません。

    では墓参りの時間帯はどうでしょうか?好ましい時間帯というのはあるんでしょうか?
    朝の時間帯に行く方が多いような気がしますが、仕事が終わってからとかはだめなんでしょうか?

    実は好ましい時間帯というのはとくにありません。
    霊園が開いている時間帯ならいつでも良いのです。

    もちろん仕事が終わってからでも霊園が開いている時間内なら問題ありません。
    お墓参りすることに意味があるので、いつの時間帯であってもかまいません。

    服装は普段着で問題ないのですが、短パンにサンダルといった格好は控えたほうが良いかもしれません。
    派手すぎる服装も墓参りの性質上避けた方が良いでしょう。

  • お彼岸の由来は?
  • お彼岸は「あの世へ到達するために修行に励む」というのが由来です。

    普段は日々の生活に追われて己を省みることが出来ないかもしれません。
    でもお彼岸には善い行いをして、ご先祖様や仏様に感謝することで救われるわけですね。

    亡くなった人を偲び、ご先祖様を敬う気持ちをもって、お墓や仏壇のお掃除をして汚れをはらうわけです。
    お墓参りして今の幸せに感謝して、日々の反省をするようにしましょう。

  • なぜお彼岸にお墓参りするの?
  • ではどうしてお彼岸にお墓参りをするようになったんでしょうか?

    お彼岸のある春分の日や秋分の日は季節的にも過ごしやすくて穏やかな日がつづきます。
    昼間と夜の時間もほぼ半分になるので、夏と冬のちょうど真ん中というかんじですね。

    「彼岸」というのは亡くなったあとの世界のこと、つまりあの世のことです。
    そしてあの世というのは西の果てにあるとされています。

    じつは昼と夜の時間が同じというのは霊的な力が強くなると言われています。
    あの世とこの世の距離がいちばん近くなると言われているんです。

    その時期にお墓参りをしてご先祖様に感謝するということが行われるようになったんですね。
    これがお彼岸にお墓参りをするようになった理由です。

  • 彼岸会
  • 彼岸会はお寺で行われる行事で、日本独自の文化となっています。

    もし彼岸会に参加するのであれば、お寺ごとで行われる日が決まっていますので事前に日程を確認して参加するようにしましょう。

    彼岸会に参加する場合はお布施が必要となります。
    お布施はお寺によって金額がきまっていることもありますが、特にきまっていない場合もあります。

    お布施の相場としては3000円~1万円ほど包むことが多いようです。
    事前に確認しておきましょう。

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お彼岸の墓参りに必要な持ち物は?

お彼岸の墓参りにはどんなものを持っていけば良いのでしょうか?

まずはお墓に備えるお花、お線香などが必要となります。
これらは霊園で購入できる場合がありますが、霊園によっては置いていないこともあります。
事前に確認するか、購入してから墓参りに出かけましょう。

また、お線香を持っていっても火をつけられないとお線香を焚くことができません。
火をつける道具を忘れないようにしてくださいね。

お線香の火をつけるには普通のライターだと風に弱いですし、やけどしてしまう可能性があります。
火力の強いバーナー式のものがおすすめですが、お線香専用ライターなどもあります。

宗派によっては数珠を持っていく場合もありますので事前に確認しましょう。

霊園によっては管理料をはらってお手入れをしてもらえるところもありますが、自分たちでお掃除することもあります。
墓参りでお墓掃除をする場合は、掃除道具も忘れないように持って行きましょう。

掃除道具にはスポンジ、たわし、雑巾、シャベル、鎌、ゴミ袋、軍手などが考えられます。
全て持っていかなくても、必要なものを最低限持っていけば大丈夫です。

ほうき、ちりとり、バケツ、柄杓、手酌などは霊園で借りられることもあります。
よくわからないときは事前に確認すると良いでしょう。

お彼岸に墓参りに行けない場合は?

お墓参りに行きたくても、お墓が遠くにあったり仕事で行けないということもあるでしょう。
その場合はどうしたらいいでしょうか?

お墓参りはお彼岸でなくても行ける時にお参りすれば大丈夫です。

お参りしてご先祖を敬うという気持ちが大切なんです。
ですから家で手を合わせるだけでも充分です。

今はスマホアプリでお経をあげるものもあります、お経に合わせて手を合わせるというのも良いかもしれませんね。

こちらの記事も参考にしてください
お彼岸に訪問するときのマナーと法要の服装やタブーについて
おはぎとぼたもちには違いがあるの?おいしい簡単レシ

まとめ

お彼岸でたべるおはぎも楽しみのひとつかもしれませんね。
これももともとはお供えとして作ったものだったんですよね。

いまはおやつの定番として一年中購入できるようになりましたが、そういう由来を思い浮かべながらいただくのも良いかもしれません。

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