七五三体験談 後悔している兄弟に差がついてしまったこと

七五三も兄弟がたくさんいるご家庭は親御さんも大変だと思います。
池田さんは3人のお子さんがいらっしゃいますが、今も後悔していることがあるんだそうです。

それは七五三を平等にできなかったこと・・・
そして子どもが傷ついてしまったことに今も後悔の念が残っているんだそうです。

兄弟が多いご家庭ではわりとよく聞く話ですが、親子ともわだかまりが残ってしまうとつらいですよね。
池田さんにどんな事情があったのか、どんな心残りがあるのか体験談を書いていただきました。

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七五三体験談 わが家の事情

七五三は子供の成長を神様に報告し、今後の成長を祈願する大切な節目行事です。
子供さんがいる家庭では、七五三を行うことか多いのではないでしょうか。

私には三人の子供がいます。
女の子、女の子、男の子で一番上と一番下で7歳違い、三人が七五三をそれぞれしました。
何度も経験したことから参考になればと体験談を紹介したいと思います。

七五三はお子さん1人であれば、どんな七五三であっても納得できれば良いと思います。
どんなという表現は語弊のある表現かもしれませんね。

うちは三人いて、一番上は何でも初めてなので、時間、労力、お金の面で違いが出てしまったため納得できるという言葉を使わせてもらいました。

兄弟がいる場合平等になるように、そして次の子にも同じことができるか、前の子と違う場合納得できるか、子供が納得してくれるかを常に考えて七五三をしましょう。

兄弟がいると、七五三は写真を残すことから比較をされるということを念頭に置いておくことが第一だと、私は思っています。
子供は目に見えるものは後から比較し、格付けをしてしまいます。

親の愛情はどの子も同じなのですが、慣れやその時の境遇、経験で、節目行事に違いが出てしまわないよう常に気をつけなければなりません。

七五三でいまも後悔していること

一番上のお姉ちゃんは初孫であったことから、自分たち、そして自分たち夫婦両家の両親、そしてその上の祖父母から七五三について、いつやるか?何を着るのか?着物はあるのかと色々言われました。
周りに押し切られるようにして、盛大に行いました。

皆を呼んでお参りし、写真を撮って食事会を開きました。
ある意味お披露目なのでお祝いもいっぱい頂き、それに見合う七五三をしました。

たまたま一番上のお姉ちゃんと二番目のお姉ちゃんは5歳離れています。
一番上の7歳の七五三と真ん中の3歳の七五三は、数え歳、満年齢で一緒に七五三をしたので、私たち夫婦両家の両親と祖父母が来てくれて盛大に行うことが出来ました。

姉妹一緒にやった七五三は、運が良いというのか悪いというのか・・・写真館では、舞妓写真をキャンペーンでやっていたんです。
両親も祖父母からも、せっかくだから真ん中の子にはドレスを着せて、一番上には舞妓の格好をさせて写真を撮ってはどうかと促され、七五三以外の写真もそれぞれ撮りました。

お祝いもいっぱい頂けたこともあり、何ポーズもの写真と食事会も盛大に行えました。
一番上にとっては3歳も7歳も初めての七五三なので、どちらも盛大にしたということです。

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しかし、真ん中の子が7歳の時の七五三では、七五三の着物の写真のみ。
舞妓の写真は予算オーバーで撮りませんでした。

また両親も祖父母も来なくて、食事会もありませんでした。
私たちも2人目だからと、無理に両親も祖父母も誘わず簡易的に済ませてしまったことがいけなかったんです。
時間も労力もお金もかけたくないというのがその時の正直な気持ちです。

2人目が物心ついてお姉ちゃんと自分の七五三の記念写真を見た時、おじいちゃんおばあちゃんがいない、私は舞妓の写真がないなどと比べて泣いてしまいました。
そして、今でもお姉ちゃんの時は・・・と、何かにつけて比べるようになってしまったのです。

三人目は、またまたこれも比較対象になってしまうのですが・・・
一番上と7歳離れていまして、待望の男の子だったんです。
両親も祖父母もそれはそれは大喜びで、お宮参り、初節句、七五三などなど節目行事はどれも盛大。

うちは田舎なんですね。
跡取りだから恥ずかしくないようにとヤンヤヤンヤと本当に節目ごとに声をかけてくれ、ありがたい反面迷惑であったり。

またまた、二番目がひがむんですよ。
何でもお姉ちゃんのお下がりを二番目は使っているのに対し、一番下は男の子なので全部新調するわけです。

節目行事は周りから言われるままに行っていたので、結果的に平等にできませんでした。
子どもはひがんだり傷ついたりしちゃうんですよ。

親は、周りに流されることなくどの子も同じように行う必要があります。

両親も祖父母も全く悪気はありませんが、初めてなのでとか、男の子だからっていう気持ちが先に出てしまうんですね。
多少は仕方がないと思いますが、親にとってはどの子も同じです。

子供心が傷ついてしまってはせっかくの節目行事も台無しです。
私はどの子も同じになるよう、今は最大限努力するようにしています。

現在では、お雛様もそれぞれに新調して用意できないので、私のお雛様と新しく買ったお雛様を二つ飾るようにしています。
どっちがどっちのお雛様というわけではなく2人いるから二つ飾っています。

入学式も運動会も卒業式も三人がそれぞれ同じようになるよう、私自身アルバムを見て偏りがないよう気にしています。

一度経験するとこんなものかな?これは必要ないかな?と思いがちです。
今は、一番初めの行事は、次の子にもできるかな?できるなら一番初めの子でもやろうかなと先を考えるようにしています。
子供も自分たち親も納得できるようにすることがたいせつなのです。

子育ては、一番上は試行錯誤で色々挑戦して、二番目からは一番スマートな方法を取っていきます。
子育てはそれが本来の姿だと思いますが、記念に残るイベントや写真については親の労力や金銭面を言い訳にしてないかを常に考える必要があります。

子供にとってはその都度その都度が初めての事であることを念頭に、子供が傷つかないようにしてあげたいと思っています。

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