セロトニンを増やす生活とは?食べ物や簡単な方法で幸せになる?

セロトニンはまたの名を「しあわせホルモン」と言います。
その名の通りしあわせを感じるホルモンとされています。

セロトニンは心のバランスをととのえてくれるので、健康で健全な精神を保つてくれます。
健康的な心を保つことで気持ちに余裕ができて、結果的にぐっすりと眠れる安眠につながります。

セロトニンをしっかりと分泌させてたくさんの幸せな気分を感じていきたいですね。
この幸せホルモンはどうすれば増やすことができるのでしょうか?

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セロトニンを増やす生活とは?

「幸せホルモン」という名前をもつセロトニン、たくさん増やすことができるともっと幸せを感じることができそうですね。

そんなセロトニンを増やすために、わたしたちはどういった事に気を付けて生活をすればいいのでしょうか?

じつは、答えはとても単純なことなんです。
たったひとつの事に気を付けるだけでセロトニンを体内に増やすことができます。

その、たったひとつの事とは「規則正しい健康的な生活を心掛ける」ことです。
早寝早起きに適度な運動など、体にいいことは心にもいいことです。

規則正しい生活をおくっていると生活リズムが整っていきます。
生活リズムが整うという事は、リズミカルな生活をしているということです。
セロトニンを増やす事に最も大切なことが、このリズムなのです。

規則正しいリズミカルな生活をすることがどうしてセロトニンを増やす事につながるのでしょう?

早寝早起きと生活リズム

早寝早起きがセロトニンの分泌を手助けしている理由は、太陽が発しているブルーライトにあります。
ブルーライトを目から感じることで脳が活性化され、セロトニンの働きも活発になります。

早寝早起きをすることで規則的なリズムを作ることができますよね。
この規則的なリズムもセロトニン分泌を正常に行う大切な工程のひとつです。

生活のサイクルを見直すことでセロトニンの分泌を増やし、心もゆたかに健康になれるのです。

食生活の改善

セロトニンを増やすには、その材料をたくさん取らなければ作れませんよね。
材料として必要不可欠なのが「トリプトファン」なのです。
トリプトファンは乳製品や豆腐や納豆などの大豆食品、ナッツ類や魚類に多く含まれる成分です。

トリプトファンを多く含む食品を普段の食事に取り入れることで、セロトニンを増やすことができるのです。

食生活を見直すだけではなく、食事の仕方にもセロトニンを増やすヒミツが隠されています。
実は、しっかりよく噛んで食べる事もセロトニンを増やす大事なプロセスのひとつです。

食事をしているときはだいたい一定の速さで物を噛んでいます。
よく噛んで食べるこいうことは一定の速さ、一定のリズムを作っていますよね。

味わいながらよく噛んで食べることでセロトニンを増やす働きがあるのです。
さらに、よく噛んで食べることで胃への負担が少なくなり消化不良を起こしにくくなります。
顔の筋肉を使うことで若返り効果も期待できます。

適度な運動

適度な運動ときくと、いきなりハードルがあがってしまった気がする人も中にはいらっしゃるかと思います。
でも、激しい運動が必要なわけではありません。

ゆったりとした動きでいいので、リズミカルな動きがある運動をするといいのです。
決まった時間に散歩をしたり、自転車にのることもリズミカルな運動のひとつです。

運動以外にも、カラオケや楽器の演奏もセロトニンを増やすリズミカルな行動です。
歌を歌うことはかなりエネルギーを必要としますので、一種の運動といえるかもしれませんね。

普段の生活の中で負担にならない程度で大丈夫です。
これを機に、ダンスなどの新しい趣味をはじめてみてはいかがですか。

スキンシップを増やす

家族やお友達と楽しくお話してますか?
忙しい中でもゆっくりと会話をしたり、触れ合ったりすることは大切です。

スキンシップをとることで相手に心を開いていることを示すことができます。
お互いに警戒心がなくなることでストレスが減り、セロトニンが増える仕組みになっています。

スキンシップは、コミュニケーションにもつながりますよね。
相手との愛や友情を深めることで自然と幸せな気持ちがわいてくるのは、セロトニンが働きかけているんですね。

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セロトニンを増やすための食べ物

食事に気をつけることでセロトニンをたくさん作ることも可能です。
セロトニンを増やすには「トリプトファン」という必須アミノ酸が必要だということはお伝えしました。

しかしじつは、トリプトファンだけではセロトニンを作る効果は半分なのです。
トリプトファンの他、ビタミンB6を摂取することで、セロトニンを効率よく増やすことができるのです。

トリプトファンとビタミンB6はどんな食品に含まれているのでしょうか?

*トリプトファン
夜にぐっすりと眠るためには、トリプトファンが豊富に含まれる食品を夕飯にとりいれるととても効果的です。
トリプトファンはセロトニンを作る材料なので、質の良い睡眠がとれる可能性が高くなります。

アーモンドやヒマワリの種などのナッツ系にはかなり豊富なトリプトファンが含まれています。
他にも納豆、プロセスチーズ、そば、たらこなどが代表的な食品です。

*ビタミンB6
ビタミンB6を多く含む食品の代表格はバナナです。
じつはビタミンB6だけではなくトリプトファンもバナナから摂取できます。

他にもしょうゆや豆腐、納豆、レバー、まぐろやかつおからもビタミンB6を摂取することができます。

夕食は就寝2時間前には食べ終わっているとさらにいいでしょう。
食事をしてすぐに眠るのは胃のためにも良くありません。

食後2時間以上たっていればお腹も落ち着いてくるので、眠るときに苦しくありませんよね。
さらに良質の睡眠が取れる可能性が高くなるので、効果的ですよ。

セロトニンを増やす方法で幸せに

幸せホルモンセロトニンを増やす方法はいくつかあります。
自分にできる方法を取り入れてみましょう。

太陽を浴びる

ブルーライトが含まれている太陽をあびることで、脳内の自律神経系のひとつである交感神経系が刺激されセロトニンが活発に働きます。
交感神経系を刺激するには、30分ほど太陽の光をあびると良いと言われています。

しかし、30分という短そうで長い時間を外で太陽の光をあびるのは大変ではないでしょうか。
日々いそがしく過ごす現代社会人のわたしたちには少しむずかしい相談です。

仕事や家事の合間の休憩時間にできる限り外へ出てみてはどうでしょう。
外出がむずかしいようであれば換気ついでに窓をあけ、太陽の光が室内に差し込むように工夫をするといいですよ。

運動をする

セロトニンは、リズミカルな行動に反応することが分かっています。
ジョギングやサイクリングは代表的なリズム運動です。

有酸素運動とリズミカルな動きがセロトニンを増やす効果的な方法につながります。
運動することで血行もよくなるので病気の予防にもなります。

あまり運動が得意ではない人でもかんたんな事からはじめれば負担も少なく、ストレスに感じずに運動することができます。

たとえば、普段の通勤で駅のエレベーターやエスカレーターを使っている方も多いと思います。
そこでエスカレータを使わずに階段をつかって上り下りをするところからはじめてみましょう。

慣れてくると、階段なんてお手の物になってきます。
徐々にグレードアップをしていき、屈伸運動やスクワットなどにチャレンジしてもいいですね。

運動はセロトニンを作り出すと同時に体を疲れさせる効果があります。
夜は疲れた体をゆっくり休めるために質の良い睡眠がとれるようになりますよ。

香りを利用

香りを利用して心も体もリラックスさせてはいかがでしょう。
酢酸リナリルを含むアロマオイルは、セロトニンを直接的に分泌させると言われています。

じつは嗅覚というのは人間の原始的な機能のひとつなので、脳に直接働きかけることができるのです。
良い香りは嗅覚によって直接脳へリラックスする信号を出し、セロトニンの分泌を助けます。
香りというのは感情や体調にも働きかける高性能さを持ち合わせているのです。

中でも酢酸リナリルを含む香りは、リラックス作用を引き出す効果が強いのです。
鎮静効果があるということは、良質な睡眠をとるにはとても有効です。

アロマオイルを利用してリラックス効果を得ることは可能です。
ラベンダーやクラリセージ、ベルガモットなどは酢酸リナリルを多く含みます。

一日の疲れをゆっくり癒すために、お風呂の中やベッドのそばでアロマを使ってみてはどうでしょう。
リラックスと安眠効果を得ることで、健康な心と体を手に入れることができます。

こちらの記事も参考にしてください
眠りホルモン メラトニンセロトニンの関係とホルモンバランス

まとめ

セロトニンは誰でも身体の中に持っています。
多く持っているか少ないかの個人差で、幸せの感じ方に違いがでてしまうんですね。

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