家族での引越しは、ご近所にご挨拶をすることが多いと思います。
しかし、ひとり暮らしの方は引越し挨拶をするかどうか難しいところです。
これは考え方と状況によるので、ひとり暮らしが初めての方はとくに不安かもしれませんね。
挨拶した方がいい場合もあれば、しないほうがいい場合もあります。
ひとり暮らしの引越し挨拶はどうしたら良いのでしょうか？
どういった場合に挨拶をした方がいいのか、しないほうが良いのかを知っておきましょう。
一人暮らしは引越し挨拶しないほうがいい？
ひとり暮らしの方が引越しの挨拶をするべきかどうか、難しいところです。
その時の事情と考え方によりますが、引越し挨拶はしない方が多い印象です。
一人暮らしの方が引越し挨拶をするのは珍しいかもしれません。
一人暮らし ＝ 引越し挨拶はしない、と定着しているかもしれませんね。
本人はもちろんまわりの人たちの考えもそうなっているように感じます。
もちろんこれにはそれなりの理由というものがあります。
一人暮らしの人の引越し先は、ほとんどが単身者向きの住居だと思います。
そういった単身者むけの住居というのは、家族向けの住居とは違って在宅している時間が少ないのです。
一人なのでその人が在宅していない時間は部屋に誰も居ないわけです。
仕事などで忙しい人も多いでしょうし、夜遅かったり夜勤や早朝の仕事など時間帯も全然違っていることもあります。
つまり、顔を合わせることがほとんどない方もいるわけです。
というか、いつ在宅しているかもわからないので挨拶する事自体ができないこともあります。
それに一人暮らしだと、知らない人が訪ねてきてもドアを開けるのは不安ですよね。
防犯の点から居留守を使うことも多いのです。
とくに女性の一人暮らしの場合は、基本的には挨拶しないほうが安心です。
これについては後述します。
それに人の入れ替わりも早いのです。
気がついたら両隣の人が違う人だったということも珍しくありません。
こういった事情から一人暮らしの引越しは挨拶しないことが多いのです。
もちろん挨拶が必要なこともあります。
家族向けの住居の場合は、むしろご挨拶しておいたほうが安心でしょう。
小さい子供がいる家庭は、隣に不審な人が住んでいると思って警戒しますからね。
それから社員寮の場合も、同じ職場の人たちなので挨拶しておきましょう。
入寮する前に挨拶したほうが良いかを聞いておいても良いと思います。
常駐している管理人さんがいる場合もきちんと挨拶をしておいたほうが良いですね。
管理人さんにはなにかとお世話になりますので、礼儀正しく挨拶しておきましょう。
管理人さんがいるなら、引越し挨拶をした方がいいかどうか聞いてみると良いですよ。
「引越し挨拶はほとんどしない」とか教えてくれます。
大家さんが近くにお住いの場合もご挨拶しておくと良いかもしれません。
住居が遠い場合は別にかまわないと思います。
もちろん引越し挨拶をしないと言っても、アパートの廊下やマンションの玄関などで住人にあった場合はご挨拶した方がいいでしょう。
「こんにちは」とか「おはようございます」といったひとことで充分です。
マンションの清掃をしてくれている方とか、毎日帰りがけに寄っている飲食店の店員さんなど、日常的な挨拶は普通にするようにしてくださいね。
あくまで個別の引越し挨拶はしないことが多いということで、挨拶じたいをしないほうがいいというわけではありません。
そこは勘違いしないでください。
一人暮らしの引越し挨拶 女性は？
女性の一人暮らしの場合は、引越し挨拶はしないほうが良いと言われています。
女性が一人で挨拶に行くということは一人暮らしをアピールするようなものだからです。
挨拶したがために犯罪に巻き込まれるケースもあるのです。
ストーカー被害や強引な個別販売など、物騒なことは多くありますので用心した方がいいですね。
どうしても挨拶が必要な場合は、家族や知人といっしょに行くのもひとつの対策です。
男性といっしょに行ったほうがより安心だという意見もあります。
しかし生活しているうちに一人暮らしだとわかってしまうと思いますので、そこは防犯対策すれば良いのではないでしょうか。
外から見て性別がわからないようにカーテンの色を地味にしたりするのもいいですね。
引っ越し挨拶 一人暮らしの学生は？
学生さんの場合はどこに引っ越すのかにもよります。
たとえば学生寮とか同じ学校の人しかいない学生会館とかは、挨拶しておいたほうが良いですね。
同じ学校という共通のコミュニティの者どうしなので、知り合いになっておいたほうがいいでしょう。
特に学生寮は先輩からいろいろと教わることもあるかもしれません。
顔見知りになっておくとなにかと安心です。
それ以外の普通のマンションなどは挨拶はしないことが多いと思います。
わからないときは管理人さんに早めにに聞いておくといいですよ。
まとめ
ひとり暮らしは気楽だけど自分ですべて考えて実行しなければなりません。
気楽な反面責任も大きいわけです。
いちばん大事なのは自分で自分の安全を守るということ。
ご挨拶が安全や安心につながるかどうかという視点で考えると判断しやすいかもしれません。