節分に恵方巻きを食べれば今年一年元気に過ごせると言われています。
恵方巻きはボリュームもあるしお腹いっぱいになりますが、それだけじゃなんとなく物足りない気がしてしまいます。
海苔巻きをたべるとおなかは一杯になりますが、他のおかずが食べたくなることも少なくありません。
とくに食べ盛りの子どもたちや大食漢の方々は、もっとガッツリ食べたいのかもしれませんね。
恵方巻きにはどんなおかずが合わせやすいのかをご紹介していきます。
恵方巻きの正しい食べ方と縁起についても知っておくといいですよ。
恵方巻きに合うおかずのメニューは?
恵方巻きは量が多く、1本でお腹がいっぱいになってしまいます。
主婦としてはスーパーで恵方巻きを人数分買えばそれで夕食の準備ができてしまうので、とってもラク。
夕食は恵方巻き1本あれば満足できますよね。
しかし、それだけでは物足らない方もいらっしゃいます。
量的には満足してもいろいろ種類を食べたいという方もいれば、もっとたくさん食べたいという方もいます。
少食の方やそれほど食べない女性なら、恵方巻きに吸い物や小鉢でも十分満足できるでしょう。
食欲旺盛な男性や大食漢の方々、成長期の子どもなどはそれだけでは足りないこともあります。
でも恵方巻きにはどんなおかずが合うんでしょうか?
あっさりとしたものからガッツリとしたものまで、恵方巻きに合うおかずをご紹介しましょう。
- 汁物
- 小鉢
- 鍋料理
- 麺料理
- 肉料理
- その他
お寿司と言えば、お吸い物や赤だしを思い浮かべる方もいると思います。
巻きずしには汁物がとっても合います。
ちょっと手をかけて魚のアラで作った吸い物なんかは、とっても良いお味が出ますよね。
巻きずしにもぴったりです。
具材がたっぷりと入った豚汁やけんちん汁なら、おいしいだけじゃなく栄養価もUPします。
ボリュームもあるので恵方巻きだけでは少し物足りない方にはピッタリですね。
ツルンと口の中でとろける茶碗蒸しも人気です。
お好みの具材を入れて楽しんでみましょう。
ちょこっと箸休めになにか食べたい方には、小鉢はいかがでしょう。
ほうれん草や小松菜のおひたし、胡麻和え、白和えなど、種類も豊富です。
女性が喜びそうなメニューも多くあります。
濃い目の味がお好みの方はシャキシャキ食感のきんぴらごぼうはいかがでしょうか。
食物繊維もたっぷりですので食べごたえがあって満足できますし、お腹にも良さそうですね。
旬の魚の刺身もあっさりと頂けていいですよ。
魚好きにはたまらない、大満足のメニューです。
恵方巻きだけではどうしても足りなくなるのが野菜類です。
不足気味の野菜を補うのにうってつけなのが鍋類です。
野菜をたっぷりと入れてポン酢で頂くのも良いですね。
辛いものがお好みの方にはキムチ鍋などいかがでしょう、寒い冬に身体はぽっかぽかです。
女性に人気のトマト鍋は、お肌に良い事がたくさんあります。
おでんは冬になると食べたくなるメニューのひとつ、家族で鍋を囲んで食べたいですね。
恵方巻きはお喋り禁止ですので、恵方巻きを食べ終わった後に楽しんではいかがでしょう。
お寿司と麺類の組み合わせは、定食でも人気のメニューでもあります。
あっさりとわかめうどんや月見うどん、具沢山の鍋焼きうどんは身体の芯から温まりそうです。
お蕎麦好きの方は、お蕎麦に変えてももちろんOKです。
食欲旺盛な男性陣は恵方巻きだけでは物足りない!・・・ということもあるでしょう。
そんな時は、ガッツリとお肉料理を食べてはいかがでしょうか。
ホットプレートで焼き肉するのもいいですね。
豚の角煮をコツコツ炊いてももちろんOK、ゆで卵と一緒に炊くと味の多様性が楽しめますよ。
チキン料理が好きな方も多いですが、大人から子どもまで大人気の唐揚げは欠かせません。
照りがたまらない照り焼きチキンもいかがでしょう。
豚肉の生姜焼きも忘れてはいけません、生姜のピリッとした感じが食欲を増します。
日本人はお魚好きの方も多いですね。
お刺身も良いですが、焼き魚もおすすめです。
白身やイカやエビを天ぷらにして、贅沢にいただくのも良さそうです。
節分ならではのいわしを焼いたり煮たりしていただくのもいいと思います。
魔除けの意味も込められているいわしを食事でも食べてみてはいかがでしょう。
豆まきをするご家庭は多いと思いますが、せっかくなので豆も食べておきましょう。
金時豆や黒豆の煮物などいかがでしょうか。
巻きずしをお弁当にする場合も、他におかずがあると豪華に見えますよね。
彩りがいいおかずがあるとさらに良しです。
節分の日の夕食は恵方巻きというご家庭も多いと思います。
恵方巻きにプラスしておかずを用意しておくと、栄養のバランスも良くなり見た目も華やかになります。
ぜひ楽しい食卓にして下さいね。
恵方巻きの食べ方のきまりや縁起
恵方巻きの「恵方」とはその年の福徳を司る神である歳徳神のいる方向の事を言います。
その方向に向かって、事を行えば良いことが起こるとされているのです。
恵方巻きは、恵方に向かって太巻き寿司を食べるのでそのように呼ばれるようになりました。
もともと関西を中心とした地域で始まったとされており「丸かぶり寿司」と呼ばれていました。
1989年にコンビニで「恵方巻き」と呼ばれて販売されるようになったことから全国に知られるようになったのです。
恵方巻きは七福神に因み、7種類の具材を巻いた太巻きが望ましいとされています。
この恵方巻きは特徴のある食べ方があります。
一般的に言われている食べ方として、恵方巻きは切らずにそのまま丸かぶりします。
丸かぶりなので、ひとり1本をまるごと食べるということですね。
恵方巻きを途中で切ってしまうと縁が切れる、福が切れてしまうと言われています。
なので切らずに食べるほうが良いのです。
また、食べ終わるまで話をしてはいけません。
話をすることで運が逃げてしまうので、そういった理由からしゃべってはいけないとされています。
そして願い事をしながら食べると、更に良いとされています。
いろいろな決まり事がある難しい食べ物なんですね、恵方巻きって。
恵方巻きの食べ方は切らずにまるごと食べるのが良いとされてはいます。
でもどうしても食べきれない方もいるでしょうし、つらくなる方もいると思います。
食べにくくて喉につかえたりしでもいたら、ご利益どころじゃありません。
そんな場合は、無理せず切って食べても良いと思います。
食べることが苦痛であるよりも、楽しくおいしく食べる方が大事です。
ご利益がどうしても気になる場合は、最初の一口、二口は丸かぶりをしてみてはいかがでしょう。
あまり難しく考えず食べることが良いかも知れませんね。
歳徳神は毎年いる方向が違いますので、恵方は変わります。
恵方には神様がいるので、恵方巻きを食べるだけではなく縁起が良い方向なので覚えておきましょう。
まとめ
福を呼び込む恵方巻きを楽しく食べて、一年間元気に過ごせるといいですね。
恵方巻きには合うおかずもたくさんあるので、楽しい食卓にして下さいね。