お風呂場は水場なので湿気が抜けにくく、さらに石鹸を使っているのでカビが発生しやすいです。
カビは湿度が高いところが大好き、そして石鹸カスはカビの絶好の餌になってしまいます。
お風呂場のカビはほおっておくとあっという間に増殖してちょっとこすったくらいじゃ取れなくなってしまいます。
真っ黒くこびりついたような黒カビ、どうにかしたいですね。
カビ取りというと薬局で売っている洗剤を思い浮かべると思いますが、家にあるものでも十分綺麗にお掃除できるんです。
風呂場のカビの落とし方
お風呂は水場なので気をつけていてもカビが出てしまいがちです。
気がつくとカビが発生しているということも多いですね。
お風呂のカビはどうやって落とせばいいのでしょうか。
- カビ取り方法
お酢と水を1:5で薄めたものを用意して、これをスプレーボトルに入れておきましょう。
この酢水をカビの部分にまんべんなくスプレーします。
スプレーボトルがなければ酢水をカビに少しずつかけていきます。
ブラシでこすってみるとカビが少しずつ取れていきます。
さいごに水で洗い流します。
取れにくい時は上からラップをして覆い、そのまま数時間放置してください。
1~2時間くらいでいいでしょう。
時間が経ったらラップを剥がしてブラシでカビを取り除きましょう。
ブラシは使い古しの歯ブラシとかで大丈夫です。
この方法でほとんどのカビがとれて綺麗になります。
- 頑固なカビ取り
酢水をスプレーした上から重曹の粉をカビに振りかけてください。
量は適量でいいですが、カビの部分にきちんとかけましょう。
酢水の上にふりかけるとシュワ~っと炭酸ガスがちょっとでます。
このガスは有毒ではないので安心してくださいね。
30分~1時間くらいおいてから水で洗い流してください。
頑固なカビもほとんど落ちるはずです。
お酢や重曹は食品なので子供がいても安心してお掃除できます。
素手で触ってもそこまでダメージはありませんし、においもそんなにきつくありません。
カビ取り洗剤はどうしても刺激のあるにおいがしますし、素手で触ると手が荒れるのでゴム手袋は忘れずしなきゃなりません。
そういった部分でも食品でカビ取りできるのはいいですね。
お酢は殺菌力が強いのでカビにダメージを与えます。
重曹は弱アルカリ性でカビはアルカリが苦手です。
カビのお掃除にはぴったりの組み合わせなんですよね。
安全に使えるカビ落としだったらこの「お酢」と「重曹」の組み合わせが最強でしょう。
- それでも落ちないカビには・・・
ものすごく頑固で強力なカビになっちゃってますね。
そのときは仕方がないので酸素系漂白剤を使いましょう。
注意 お酢で掃除したあとは間違っても塩素系は使わないでください、有毒ガスが出ます。必ず酸素系漂白剤にしてください。漂白剤はそのままだと肌によくないので手袋を忘れずにしてください。
酸素系漂白剤をカビの部分にかけて1時間ほど放置します。
その後ブラシでカビをこすってみてください。
ここまでやれば大丈夫なはず。
これで完璧にカビを取り除くことができたはずです!!
もしもこの方法でも落ちない場合は何回か繰り返してくださいね。
綺麗なお風呂でリラックスして、気分のいい毎日を贈りたいですね。
風呂場のカビ、ゴムパッキン部分は?
お風呂場のドア部分などのゴムパッキンというのは
柔らかいので普通に拭き取っただけじゃカビが落ちにくいですよね。
そもそもお風呂場に埋め込まれているゴムパッキンにはカビ防止剤入りのシリコン材が使われています。
でもそのカビ防止の効果は2年ほどで切れてしまうんです・・・
新築のときにお風呂場がきれいなのはそんな事情もあったのかもしれません。
永遠に効き目がづくわけじゃないんですね、残念です。
カビが落ちにくい原因はゴムパッキンが柔らかいからです。
柔らかいので傷がつきやすいのですが、傷部分は凹んだりえぐれたりしていますよね。
そのへこんでいる傷部分に水分が溜まりやすくなり、カビが爆発的に増殖してしまいます。
そういったカビは放っておくとすぐ奥まで浸透してしまうのでとれにくくなり
カビ取り剤を使ってもきちんと落ちてくれません。
だからといってゴシゴシ擦るとゴムパッキン部分が剥がれてしまうので、
ブラシやタワシでゴシゴシ擦ることもできません。
ゴムパッキン部分はカビが落ちにくいんです。
きれいにカビを取って掃除する方法はあるんでしょうか。
- ゴムパッキンのカビ取り方法
カビにかけて放置して洗い流すだけでカビが取れます。
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それでもなかなか取れないカビに対してはラップとキッチンペーパーを使います。
ゴムパッキンにカビ取り剤を塗り、そこにキッチンペーパーを貼り付けます。
キッチンペーパーを4分の一くらいの幅に切っておくと貼りやすいかもしれません。
さらに上からカビ取り剤を塗ってラップで密閉します。
カビ取り剤でパックをするような感じですね。
半日くらい放置して、洗い流します。
奥に入り込んだカビは一度では取れないかもしれませんが、
これを3回繰り返せばカビはほどんととれます。
もしこれでも取れない場合はゴムパッキンを取り替えるしかないと思います。
掃除も大切ですが普段から換気をこまめにするなど予防をしておきましょう。
風呂場のカビにはどんな洗剤がいい?
手っ取り早くカビを取るには薬局で売っているカビ取りですね。
薬局に行くといろいろな種類のカビ取り剤があってなにを選んでいいのか迷ってしまいます。
お風呂場のカビ取りにはどんな洗剤を使えばいいんでしょうか。
1番いいのは各メーカーから発売されているお風呂のカビ専用洗剤です。
カビには様々な種類がありますが、お風呂場にできるのはおもに黒カビです。
黒カビというのは毒性が非常に強くて薬への耐性も強いカビです。
お風呂場の黒カビを除去するにはやはりお風呂のカビ専用の洗剤を使用するのが間違いないです。
カビ取り洗剤の主な成分は次亜塩素酸ナトリウムです。
次亜塩素酸ナトリウムは殺菌力が非常に強いという特徴があります。
市販のカビ取り剤は取扱に注意が必要です。
刺激臭がするので使う時は必ず換気をしながら使いましょう。
皮膚にも刺激があるので必ずゴム手袋を使ったほうがいいです。
目に入ると危険なので使うときはゴーグル型のメガネを掛けることをおすすめします。
そして他の洗剤と混ぜないように気をつけてください、「混ぜるな危険」です。
塩素系の洗剤は酸性のものと混ざると有毒ガスが出ます。
お風呂で使っている石鹸などはじつは酸性です。
ということはタイルなどに石鹸カスが残っていると有毒ガスがでてしまうわけです。
市販のカビ取り剤を使う時は長時間おかない、換気扇を回しながら使う、お子さんがいる時は浴室に入れないようにするなど注意しながら使用してくださいね。
こちらの記事も参考にしてください
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まとめ
カビ掃除もひどくなる前にこまめに掃除しておくとそれほど大変じゃないんです。
どんな汚れもそうですが、溜め込んだ汚れはほんとうに取れにくいですね!
手軽に酢水を使って気がついたときに掃除するとそれほど大変じゃないですよ。
なにより安全なのでお子さんやペットが居るお宅ではカビ取り洗剤を使うより安心です。
黒カビだらけのお風呂場じゃなくて、清潔なお風呂場でリラックスできるようにしたいですね。