ランドセル選び方のポイント 素材はなにがいい?大きさは?

ランドセルは1年前に新作発表があります。
年長さんになったばかりでしょうが、すでにランドセル選びを始めている親御さんもいるんですよね。

まだ1年も先だし・・・なんて言ってると遅れを取ってしまうかもしれません。
祖父母に買ってもらう場合は夏休みに購入することも多いので、下調べだけでも早めにしておきましょう。

なにを重要視すればいいかわからないで購入すると、ちょっと違っていた・・・ということもあります。
あとで後悔しないようにしっかりポイントを抑えて選びましょう。

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ランドセルの選び方のポイントは?

ランドセルを選ぶときは、先に優先順位を決めておくと選びやすくなります。

というのも、アレもコレもと欲張りすぎてしまうと考えがまとまらず、目移りしてしまうことが多いんです。
迷った挙句に肝心の部分が抜けていた・・・なんてこともあるかもしれません。

ランドセル選びは「一番優先するのが◯◯、次は△△、あとはできればこういう部分も・・・」
という感じに大体の事を考えておきましょう。

実際に買いに行くと品物が目の前にたくさん並んでいてどれを選んでいいのかわからなくなりますよ。

優先順位ポイント

優先順位のポイントを項目に分けてみました、一緒に見ていきましょう。

子どもをメインに考える

「基本的に子どもが使用するものだから、使いやすさは重要」という考え方を軸に、
形や軽さなどの使いやすさをメインに選ぶ方法です。

1年生のころはまだまだ幼稚園の延長線上の時期です。
教科書が入った大きなランドセルを背負い、
慣れない道を学校まで登校することは子どもにとって簡単なことではありません。

ランドセルによる子どもの負担をできる限り減らしてあげるためには
使いやすさ、背負いやすさに注目して購入を考えるといいですね。

価格や耐久性をメインに考える

「安くないからこそ、大事に6年間使い切ってほしい」という考え方が軸となり、
お値段や耐久性を重視して選ぶ方法です。

ランドセルは雨に打たれ、風に吹かれ、雪に降られても登校する際はほぼ必ず背負っていくものです。
大人のバッグであれば6年間も使用していればガタがきてしまいますよね。

2年生、3年生あたりで金具が壊れてきてしまったりすることって、
実はけっこう多いものです。

実際、娘のお友達もランドセルを引っかける上の金具の部分が壊れてしまいました。
修理費用がかかることを考えると丈夫な物を選んでおいたほうが安心かもしれません。

もしくはしっかり保証がついているものを選ぶという手もあります。

急激な気温や天候の変化にも負けない強さを持っているランドセルを選ぶことで
無駄な買い替えをせずに済みます。

デザインや色をメインに考える

「6年間使うからこそ、デザインや色は慎重に選びたい」という考え方が軸となり、
色やデザインを中心として選ぶ方法です。

昔は女子は赤!男子は黒!と、赤と黒が定番だったのですが、
今はデザインも豊富で色も鮮やかなものが多いですよね。

しかし、小学校の6年間は子どもの成長が大きく見られる時期です。
幼さが残る1年生だった子どもたちが、いつの間にか思春期を迎える年ごろになり卒業していきます。

当然ですが六年間の間には好みも大きく変わってしまう事が多いです。
特に女の子は精神的に成長する時期でもあるので嗜好が変わることも少なくありません。

1年生のころに好きだった鮮やかな色見が、
4年生、5年生になると急に恥ずかしくなる場合があります。

親としては「あと少しだからガマンして!」と思うことでも
子どもにとっては学校生活を生き抜くための重要な事柄だったりするものです。

好きなデザインのものを買ってあげたいという親心はもちろんあるでしょうが、
後々の後悔に繋がらないよう慎重に選ぶことができるといいですね。

ランドセルを買う時期

では実際にランドセルはいつごろ購入するものでしょうか?

購入時期のアンケートを見る限りでは、
ほとんどの方が7月~11月の間で購入しているようです。

各ランドセルメーカーの新製品発表はだいたい3月~4月ごろです。
その後ショッピングモールなどで展示会が行われ、購入に至るのが7月ごろからになります。

最新型を購入したい方はこの時期から購入することが多いです。

人気のショップや人気のブランドは7月には既に完売してしまうこともあるので
できるだけ早めに選んでおきましょう。

早いところでは5月に予約を開始するので予約を利用してもいいですね。

ランドセルをはやめに購入する事で早期購入割引が受けられることもあります。
プレゼントがついていることもありますね。

型落ちが気にならない方は、初売りで購入という方法もあります。
1月~2月ごろに購入すると安く手に入るのでお得です。

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ランドセルの選び方 素材などは?

優先順位を決めたら、次は具体的に決めていきましょう。
「素材」「軽さ」「耐久性」という部分ですね。
これもものすごく大事なことです。

ランドセルの素材

ランドセルの素材は大まかに分けると「人工皮革」と「皮革」の2種類です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので確認していきましょう。

  • 人工皮革
  • ランドセルの色とデザインがとにかく豊富な人工皮革、
    お友達とかぶることは滅多にありません。

    また、軽いわりに型崩れしづらい点もポイントが高いです。
    雨にも強く傘を忘れてしまった日でも安心です。

    良心的なお値段のものからあるので、家計にも優しいですね。

    アンケート結果では人工皮革のランドセルを購入される方が多いと出ていますが、納得の結果ですね。

    ただし引き裂きに弱いため、ランドセルのはしっこからポロポロとほつれてきてしまったり、
    ベルトの部分がちぎれてしまうこともあります。

    人工皮革のランドセルに限らずですが、大切に扱うように子どもとよく話し合いをするようにしましょう。

  • 皮革
  • ひび割れがしづらく引き裂きに強いため丈夫で長持ちします。
    ちぎれてしまうことはまずないでしょう。

    磨けばピカピカの状態が続く上、
    年数を重ねるごとに色合いが変化して味がでるのもステキですよね。

    ただし、お値段はやはり高めで種類も少ないのが難点です。

    しかし、お値段も納得の丈夫さがあるのはポイント高いですね。
    今だからこそ、お友達と被らない本物をもたせるということが根強い人気のヒミツでしょう。

軽さ重視がいい?

ランドセルは軽さが大事と思われがちですが、軽さだけで選ぶと耐久性に問題があったりする場合もあります。
一概に軽ければ良いというわけではありません。

体の重心がぶれない密着しているフィット感があるものやランドセルの位置が高いもの、
また、左右にグラつかないバランスの良いものを選ぶとランドセルを軽く感じられるようです。

子どもの体系には個人差があります。
実際に背負わせてみて、子どもの体に一番馴染むものを購入しましょう。

軽さというより全体のバランスがよければ重さを感じづらいんです。
そのため無理なく背負うことができます。

耐久性を比較してみると

耐久性は皮革と人工皮革を比べると皮革の方が耐久度は高いです。
ひび割れしにくく傷にも強いため、ちぎれたりすることはありません。

耐久性はランドセルのつくりによっても変わってきます。

手縫いによってつくられているものは糸をしめるときに強くしめることができるため、
ミシン縫いよりほつれにくくて丈夫です。

素材と手法を上手に選ぶことで
耐久性のあるランドセルを購入することができますよ。

とくにやんちゃな男の子はランドセルをボンボン投げたりするので
ある程度の丈夫さは必要だと思います。

ランドセルの大きさはA4は必要?

そしてランドセルの大きさです。

ランドセルなんてそんなに大きさが違わないんじゃない?なんて思うかもしれませんが、
ちょっとの違いが使い勝手の大きなちがいになるんですよ。

ランドセルの大きさはA4のフラットファイルが入る大きさを選ぶことをおすすめします。

課外授業や音楽の楽譜入れとしてA4フラットファイルを使うことが増えるので、
持ち帰ってくることも度々あります。

一般的なA4ファイルが入る大きさのランドセルだと微妙に入らないんですよね、これが!

ランドセルの大きさがA4ファイルが入る大きさだと
A4フラットファイルを持ち帰ってくる際に、角が折れたり潰れたりとじられている用紙がシワになってしまいます。
これではファイルとしての意味をなさなくなってしまいますよね。

うちの娘のランドセルはA4ファイルが入るだけの大きさにしてしまいました。

なのでA4フラットファイルを入れなければならない時は必ず
「もう!!ファイルが入らない!最悪!」
と、毎度のように悪態をついています。

結局別の手提げに入れて持っていくようになるのですが、
社会科見学などの時は手提げが禁止されている学校のため、無理やり入れ込んでいるようです。

ランドセルはA4フラットファイルの入る大きさのものを選ぶようにすると、
我が家のような失敗がなく済みそうです。

今は学校資料でA4フラットファイルの大きさも使われています。
ランドセルはある程度の大きさがあったほうが便利です。

それじゃなくても小学生は荷物が多いので、ランドセルに入るものは入れてしまったほうがいいですね。

まとめ

今はずいぶんカラフルなランドセルが増えました。
昔はなかった色のランドセルを使っている子もいますので、ランドセルの流行色というのもありそうですね。

以前ショッピングモールでシルバーのランドセルを見ましたが、おしゃれでしたね。
同じ赤でも微妙にニュアンスが違うので選ぶのも楽しそうです。

色選びも迷うと思いますが、基本性能の部分は親がきちんと選んであげてください。
ランドセル選びは小学校生活への第一歩ですからね。

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