夏の暑い時期でも浴衣姿の女性をみると涼しさを感じます。
もともと浴衣は湯上がりに着るものなのでそういったイメージもあるかもしれません。
でも実際は涼しそうに見えるだけでかなり暑いんですけどね・・・けっこう汗だくです。
浴衣は着慣れていないと動きづらくて大変なので、冷や汗もでている気がします。
夏の短い時期しか着られない浴衣姿を楽しむためにも、せめてもうちょっと汗が出ないようにできると楽なんですけどね。
いい方法はないでしょうか。
浴衣の時に汗をかかない方法は?
夏になると花火やお祭りなどにお出かけする楽しみがあります。
そんな時には浴衣姿でおしゃれにお出かけしたいですね。
華やかな浴衣を着てお出かけしたいけどちょっとためらってしまうこともあります。
それは暑さです。
汗をかくから浴衣は控えてるというひともいるくらい、浴衣は涼やかに見えますが実はものすごく暑いんです。
浴衣を着たときに汗をかかない方法はないのでしょうか?
せめて汗をかきにくい方法を知りたいですよね、
そしてかっこよく涼やかに浴衣を着こなしたいですね。
汗対策をして今年の夏は浴衣を着てお出かけしましょう!
- 顔用の制汗剤を使う
- ファンデーションをクリームかリキッドにする
- 汗止めバンドを使う
- 浴衣用の肌着を着る
- お腹周りにタオルを巻く
浴衣を着ていて顔に汗をかいてメイクがドロドロになってしまった・・・なんて考えると恐ろしいですね。
実際は結構そういうことも多いです、なんせ暑いですから。
そうならないように化粧下地としても使用できる顔用の制汗剤を使ってみましょう。
顔用制汗剤は顔汗を抑える働きがあります。
その上顔用なのでお肌には優しい優れものです。
下地としてだけでなくメイクの上からでも使用可能なのでメイク直しにも使えます。
もちろん身体に塗ることもできますし、白浮きすることも少ないので使いやすいですよ。
夏になるとパウダータイプのファンデーションを選ぶ方が増えますが、クリームタイプやリキッドタイプを使ってみるのもいいですよ。
汗でも崩れにくいリキッドファンデもありますので、そういったものを選ぶと安心です。
クリームやリキッドは肌との密着度が高いので、以外にも化粧崩れしにくくて汗でも落ちにくいんです。
厚塗りにならないようにティッシュオフしましょう。
薄く均一に!が重要です。
舞妓さんや芸者さんは古くから汗をかかないようにするために『高帯』をしています。
『高帯』とは胸の上や脇あたりに帯を締めることを言います。
この位置に帯を締めることで汗の通り道を塞ぎ、首や顔に汗をかきにくくするのです。
つまり顔に汗をかいていないので涼しげに見えるんですね。
これは半側発汗というもので、圧迫した周辺の汗が止まる代わりに別の場所が発汗するという現象です。
舞妓さんや芸者さんは顔には汗をかかないかもしれませんが、身体は汗をかいてるってことらしいです。
この原理を利用した顔の汗止めバンドが販売されています。
胸より少し上の脇下あたりにバンドを締めると効果的です。
どんなに対策をしても全く汗が出ないということはありません。
むしろ人間は体温の調節をするためには汗をかくことが必用なので仕方がないんです。
しかし、出た汗を吸ってくれる肌着を着ることで浴衣でも快適に涼しく過ごすことが出来ます。
逆に暑いんじゃないかと思うかもしれませんが、汗を吸い取ってくれるので肌着を着た方がより快適に過ごせます。
できれば肌着は上だけでなく下半身用も着用しましょう。
下半身にかいた汗が浴衣にまとわりつくことがなくなりますので、すそさばきがかわいくできるようになりますよ。
お腹周りは特に汗をかきやすいですよね、なんといっても帯をまいていますから。
帯を締めているので通気もよくありません。
帯の下には汗を吸いやすいタオルを巻いておくと
お腹周りの不快感が多少良くなります。
浴衣の肌着で涼しさを感じる?
アタリマエのことですが浴衣は和装です。
なので、和装用肌着を用意しましょう。
和装に合った肌着を着た方が動きやすいので着崩れしにくいです。
そして肌着が汗を吸ってくれるので、浴衣に汗染みがつくこともなく涼しく過ごすことが出来ます。
浴衣を着用する際には肌着を着用した方が涼しく過ごすことが出来ますが、どんな肌着でもいいわけじゃありません。
どのような生地の肌着が浴衣を着て涼しいのでしょうか。
- 綿クレープ
- 綿麻
綿クレープは綿ちぢみとも言います。
綿で作られた凹凸がある織り方が特徴の生地です。
凹凸があるために肌離れがよく、肌にまとわりつきずらいという特徴があります。
夏場に男性がはいているステテコによく使われている生地です。
吸水性や速乾性にも優れているので、汗をかいても肌がさらっとした状態を保ち涼しくいられます。
自然素材で織られているため、肌に優しいのもうれしいですね。
生地もすぐに乾くので日本の夏のように湿気が多くジメジメした時期にはぴったりです。
綿と麻を混ぜて織った生地で作られたものです。
綿麻生地は綿と麻の生地のいいとこ取りをしているんです。
麻が入ることで綿だけよりも通気性がよくなり、麻の優れた吸水性と綿のシワになりにくさを持ち合わせています。
綿麻は汗をかいてもすぐに乾くので暑い時期にはピッタリの素材です。
麻だけだと薄くて透けてしまうことが多いのですが、綿が補ってくれるので透けにくくなります。
更に、麻だけだと肌がかゆくなってしまう方もいますが、綿が入ることにより肌触りも優しくなります。
綿麻は着やすさと手軽差を持ちあわわせているといえますね。
こちらの記事も参考にして下さい
浴衣の洗濯方法は?洗濯機での洗い方は?洗濯後の乾燥は?
まとめ
浴衣でデートやお出かけのときに汗だくだとちょっと困りますよね。
せっかくのステキな浴衣を涼しげにかわいくかっこよく着こなしたいものです。
ちょっとした工夫で涼しげに見えることもあります。
ステキな夏の思い出ができますように。