新生児の外出いつから大丈夫?必要な持ち物は?注意点は?

出産後の一ヶ月は産褥期なのでほとんど寝たきりで過ごす方も多いと思います。
しかし一段落すると気分転換に出かけたくなるママもいるでしょう。

「赤ちゃんはいつからお出掛けできるのだろう?」と疑問に思う方もいると思います。

新生児でも外出することはできるんでしょうか?
それとも新生児のうちは外出しないほうがいいのでしょうか?

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新生児の外出はいつから大丈夫?

赤ちゃんが新生児と呼ばれるのは生後4週間、約一ヶ月間の時期です。
新生児と呼ばれている間の1か月間はできるだけお出掛けは避けましょう。

新生児は体を守るための免疫力や外敵をはね返す抵抗力が少ないため
体が弱くて病気にかかりやすく、体温調整もうまくできません。

外に出ることは赤ちゃんにとっては刺激が強くて体調を崩しやすいので、
できるだけ一ヶ月はおうちで過ごしたほうが安心です。

昔からどれだけ厳しいお姑さんでも、
産後のママと赤ちゃんを1ヶ月間は家で安静にさせていました。
できるだけ新生児のあいだは安静に過ごしたほうがいいんです。

出かける用事がある時は家族にお願いしたり、
ファミリーサポートを利用したりなど工夫するといいですよ。

赤ちゃんのお散歩やお買い物と言った外出は
1ヶ月健診が終わって問題がないことを確認した後にするというスタイルが一般的です。

しかし、どうしても外出しなければならない用事があることもありますよね。

一ヶ月検診の前に子供の具合が悪くて病院に行かなければならないこともあるでしょう。
子供の病気だけではなく、ママの体調が悪くなってしまったり、もともと通院していた病院にいきたいという場合もあるでしょう。

ママの外出であっても、預けられる人がいなくて置いていくわけにもいかないので赤ちゃんを連れて行かざるをえないということがあるかもしれません。
むしろ新生児はパパや祖父母に預けていくのは難しい場合も考えられます。

そんな時は赤ちゃんとお母さんの体調を第一に考えて
決して無理をしないように短時間で帰りましょう。

負担の少ないお出かけを心がけて下さい。
とくに一人目のお子さんの場合はなれない赤ちゃん連れの負担は大きいですよ。

出かけるための交通手段も車やバス、タクシーなど様々ありますが
どれがいちばん負担が少ないのかを考えて選んでくださいね。

誰か一緒についている人がいればいいのですが、今回はお母さんが1人で赤ちゃんをつれて外出する場合を考えてみましょう。

それぞれにメリット・デメリットがあるので確認していきましょう。

  • 車で行くメリット
  • おむつの交換やぐずったときに赤ちゃんの都合に合わせてコンビニなどに立ち寄ることが可能です。

    赤ちゃんが泣いてしまっても周りの目を気にする必要がなく
    ママと赤ちゃんのペースでゆっくりと出かけることができます。

  • 車で行くデメリット
  • 慣れないチャイルドシートに乗せたり降ろしたりすること自体がはじめのうちは重労働です。

    赤ちゃんが泣き始めても車を止められる場所を探して停車するまで
    赤ちゃんの様子をみてあげることができないという不安もあります。

  • 公共の交通機関のメリット
  • 乗り換えが少なければバスや電車は楽だし便利ですよね。

    タクシーだとかなりの金額になってしまう場所でも
    バスや電車ならそれほどはかからずに行けて節約になります。

  • 公共の交通機関のデメリット
  • 公共の交通機関はたくさんの人たちが利用するものなので、いちばんの心配は感染症です。

    体の弱い新生児の赤ちゃんがインフルエンザなどの感染症にかからないように
    流行っている時期はとくに細心の注意を払ってください。

    赤ちゃんが泣き出してしまうとまわりに気を使ってしまい
    途中で降りなければならないこともあります。

  • タクシーで行くメリット
  • たくさんの人が乗るタクシーでも抗菌加工のシートが使われていることもあります。
    小まめに除菌スプレーなどをしてくれる運転手さんも多いため、公共交通機関よりは感染症にかかる危険が少ないです。

    赤ちゃんがぐずってもご迷惑をかけるのが運転手さんだけなので、
    運転手さんには申し訳ないですが、ちょっぴり気が楽ですよね。

  • タクシーで行くデメリット
  • タクシーの運転手さんの中には赤ちゃんが乗っていても運転が荒い人もいます。

    運転手さんの癖が出やすいかもしれないので、
    ゆっくりと運転してもらうようにお願いしてみるといいかもしれません。

    距離が遠いと交通費がかなりかかってしまいます。

  • 歩きで行くメリット
  • ベビーカーは赤ちゃんを寝かせたまま移動することができるので、無理なく連れていけます。
    荷物もかけられたりベビーカーの下の部分へ入れることもできるので移動が楽になります。

    抱っこひもは両手が空くので荷物の出し入れが楽になりますよ。

  • 歩きで行くデメリット
  • ベビーカーは慣れていないと動かしづらく段差などで不便を感じることが多いです。
    慣れないうちはベビーカー自体が重く感じるのでカーブなども苦労する場合があります。

    抱っこひもは首が座っていない赤ちゃんを抱っこするときに時間がかかってしまいます。
    着脱が大変なので首が座るまでは大変だったというママが多いようです。

    お母さんの体調によっては無理をすることになるので疲労してしまうことがあります。

このように交通手段ひとつ考えてみてもいろいろな方法がありますので
ママと赤ちゃんに負担のない外出になるように最新の注意を払ってくださいね。

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新生児の外出に必要な持ち物は?

新生児の赤ちゃんのお出かけはこれでもか!というくらいに準備を
しておきましょう。

これだけは持っていた方が安心というオススメをご紹介します。

  • おむつ
  • おしりふき・使用済みおむつ入れ
  • 健康保険証
  • 母子手帳
  • 授乳ケープ、または哺乳瓶・粉ミルク・お湯(授乳タイプに合わせて)
  • ガーゼタオルまたはスタイを数枚
  • バスタオル、ブランケットなど(天候と気温に合わせて)
  • 着替え

備えあれば患いなしです。
お出かけする前には必ず持ち物の確認をするようにしましょう。

新生児の外出の注意点は?

新生児の赤ちゃんとお出かけをするときに1番注意をしなければならない点は赤ちゃんの体調です。
少しでも普段と違うなと感じた場合はその日の外出はあきらめて次の機会まで待ちましょう。

赤ちゃんは環境の変化に対応する能力がまだ完璧ではありません。
体調がすぐれない時に外出をしてしまうと赤ちゃんに負担がかかってしまいます。

また、悪天候の日の外出も避けたほうが無難です。
雨の日や雨あがりに地面が濡れた状態の中でのお出かけはベビーカーも動かしにくいですし、
そのためにママが転倒してしまうかもしれません。

雨や雪の日、また風の強い日などは大人でも危険な場合がありますよね。
赤ちゃんを連れてのお出かけは天候も考慮するようにしましょう。

夏場の暑い時期のお出かけは熱中症や脱水症状の原因になる恐れもあります。

特にベビーカーは地面と赤ちゃんの距離が近いので
熱されたコンクリートが原因で脱水症状がおこりやすいと言われています。

水分補給を小まめにおこない、
赤ちゃんの様子がちょっとでも変だなと感じたらすぐに病院へ連れていける準備もしておきましょう。

こちらの記事も参考にして下さい
赤ちゃんの日焼け止めの選び方 いつから必要?落とし方は?

まとめ

新生児は生まれたてのほやほや状態なのでとってもデリケートです。
ちょっとしたことが刺激になってしまうのであまり人が多いところやうるさいところは避けたほうが無難です。

外の世界はあぶないこともたくさんあるので、
最初の一ヶ月はできるだけお出かけはしないほうが安全ですね。

どうしても出かけなければならない時は、とにかく準備をしっかりとして出かけて下さい。
少しでもおかしいと感じたらすぐに病院に連れていきましょう、
そのためにも保険証や母子手帳なども持参している方が安心ですよ。

可能ならば混む時間帯を避けて気をつけてお出かけしてください。

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