キッチン汚れ防止シートが剥がれない!シール剥がし方は?

台所は料理をするとどうしても汚れてしまいます。
とくに油汚れは時間がたってしまうと取れにくくて、掃除がとても大変な重労働になってしまいます。

そんな大変な油汚れを軽減してくれるのが壁や調理台に貼る汚れ防止シートです。
汚れたら取り替えればいいので、気分的にもラクなんですよね。

でもこのシートをずっと貼ったままにしておくと取れにくくなってしまうことがあります。
剥がれなくなってしまったシールはどうやって取ればいいでしょうか?

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キッチン汚れ防止シートが剥がれない!

油ものの調理にはどうしても油ハネがつきものです。
回りに飛び散った油をきれいに掃除するのは大変で時間もかかります。

そんな大変な作業を軽減してくれるのが「汚れ防止シート」です。
汚れ防止シートは台所の壁やキッチンパネルなどの汚れを防止してくれるありがたいアイテムです。

壁などに貼っておき、汚れたら剥がして新しいシートに取り替えるだけなのでとっても気楽です。

しかし!キッチンの汚れ防止シートは、一度貼りつけてしまうとなかなか剥がれなくなることがあります。

剥がれなくなってしまった汚れ防止シートをムリヤリ剥がそうとしてしまうと、シールの部分が残ってしまってベタベタになってしまいます。
見た目も悪いしベタベタ掃除も時間がかかるので大変になってしまいます。

でも、どうして汚れ防止シートが剥がれなくなってしまうのでしょう?
それは汚れ防止シートのしくみにあります。

汚れ防止シートがカウンターなどに貼りつくのは、シートにジェル状の粘着剤がぬられているためです。
粘着剤が貼りつけるものの小さな凹凸にも入りこみ、ぴったりと貼りついたまま固まります。

凹凸に入りこんだまま固まることで、シートがしっかりと固定されてしまいます。
ひっかかりができるので剥がすことがむずかしくなってしまうのです。

汚れ防止シートは小まめに貼りかえて、清潔に使用しましょう。
長時間貼り付けておくことで剥がれにくくなることも多いです。

汚れ防止なのでコンロの近くで使うことが多いと思います。
料理をしている熱も加わって、余計に粘着力が強まってしまうことも考えられます。

完全に固まってしまって剥がれなくなる前に、定期的に汚れ防止シートを貼りかえるようにしましょう。
きちんと剥がせる時期なら、シール部分を残すことなく取ることができるはずです。

シートを定期的に変えることで汚れの少ないキレイなキッチンを保つことができます。

製品にもよりますが、1年に2~3回を目安に汚れの程度に合わせて貼りかえるようにするといいでしょう。
キッチンを痛めることなく、清潔キレイに使うことができます。

とはいっても、うっかり時間がたってしまって剥がれにくくなってしまうこともあります。
貼り付いてしまったシートを剥がす具体的な方法をみていきましょう。

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タイルに貼ったシールの剥がし方は?

タイルに貼りついてしまった汚れ防止シートの剥がし方は複数あります。
それぞれのやり方を確認してやりやすい方法からためしてみて下さい。

  • ドライヤー
  • 固まってしまった粘着剤は温めることでやわらかくなるので少しずつ剥がれていきます。

    しかしあまり長時間ドライヤーをあてすぎてしまうと、壁紙が剥がれたりタイルが割れてしまう恐れがあります。
    ゆっくりと注意しながら少しずつ剥がすようにしましょう。

  • お酢
  • お酢は酸性なので粘着剤を溶かす働きがあります。

    ティッシュやいらない布にお酢を十分にしみ込ませ、汚れ防止シートの外側に貼りつけて数分置きます。
    外側が剥がれてきたら徐々に内側に向けて、同じようにお酢を貼りつけていきます。

    お酢のパックのようなものですね。
    貼りつけておけば粘着剤が弱まってかんたんに剥がせるようになります。

  • 食器用洗剤
  • 食器を洗う洗剤も粘着剤の分解に有効的です。
    洗剤の泡が粘着剤と調理台などの家具の間に入りこみ、粘着剤を分解していきます。

    食器用洗剤を汚れ防止シートの外側に流し入れ、上からラップを貼りつけてパックします。
    数分放置したらラップをはがして外側から剥がしていきます。

    内側へ向けて洗剤を流し入れながら少しずつ剥がすようにしましょう。

    ただし、食器用洗剤もタイルや壁の色が落ちてしまう可能性があります。
    まずは目立たない場所でテストをしてから使用するようにするといいですよ。

どのやり方もあるていど時間はかかります。
こびりついた汚れを落とすのには手間と時間が掛かるのと同じように、シールのベタベタも時間がたったものは落ちにくいからです。

キレイなキッチンを保ちたいのであれば、こまめ掃除がいちばんです。
取れなくなった汚れは根気よく少しずつ落としていくと失敗が少ないと思います。

シール剥がしかたでベタベタどうする?

がんばって汚れ防止シートを剥がすことができた!
・・・と思ったけど、シートの粘着剤がのこってしまいベタベタとした跡がついてしまうことがあります。

基本的にはベタベタした部分も粘着剤ですので、先ほどご紹介したドライヤーや食器用洗剤、お酢などを利用して剥がすことができます。

洗剤やお酢をティッシュに染み込ませて貼り付けておくと取れやすいと思います。
少し時間をおくことで浸透しますが、お酢は酸性なので時間を置きすぎないように気をつけて下さいね。

それでも取れないガンコなベタつきは、ガムテープを用意してみましょう。
ガムテープをのこってしまった粘着部にペタペタと貼って剥がしてをくり返すと、取れることがあります。

同じ粘着剤で吸着しやすくするという感じです。

それでもダメならスクレイパーで物理的にこそげ落としていきます。

個人的にはこのスクレイパーは安いのに使いやすいのでおすすめです。
シールはがしにも掃除にも大活躍です。

こびりつき汚れがある台所掃除にはスクレイパ-があると何かと便利です。
シールはがしに使う場合は粘着剤部分をやさしく削っていくととれやすいですよ。

シールはがしがドラッグストアなどで販売されているので、併用すると簡単にとれやすいと思います。
液体カーワックスも粘着剤を剥がせるらしいので、余っていたら試してみてはどうでしょうか。

こちらの記事も参考にして下さい
キッチン油汚れの落とし方 落ちないときは?防止シートは?

まとめ

キッチンの汚れ防止シートが剥がれないときはドライヤーやお酢、洗剤などを使ってゆっくりと根気よく落としていきましょう。

確かに剥がれにくくなってしまうと大変ですが、汚れ防止シートがあることで油汚れ掃除はかなりラクになります。
使いようで便利にも不便にもなるということなので、上手に利用していきたいですね。

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