
海外旅行に持っていくスーツケースですが、大きさも色々なサイズがあります。
お店に売っているんだから問題ないだろうと気にせず購入してしまう方もいるかもしれません。
でも売っているからといってサイズの規定に合っているとは限りません。
じつはサイズオーバーで超過料金がかかってしまうかもしれません。
海外旅行のスーツケースはどのくらいの大きさがベストなのでしょうか?
どういった決まりがあるんでしょうか?
海外旅行のスーツケースどのくらいの大きさが必要?
飛行機での旅はスーツケースを預けることがほとんどだと思います。
そのスーツケースも重さや大きさの規定があって、それより大きいと無料で預けることができません。
スーツケースは大きい方が良いだろうと大きめを買ってしまった人を知っているのですが、結局書い直したそうです。
超過料金を払うよりも新しく買ったほうが安く済んだんだそうです。
そのくらい飛行機の荷物はシビアなので大きさに関しても気をつけて購入してくださいね。
大きさの具体的な数字は後述しますね。
スーツケースを選ぶ前に、自分はどのくらいの大きさが必要なのかを知っておきましょう。
元々荷物が多いタイプなのか、少なめタイプなのかと言うようなことです。
さらに荷物は自分の分だけでいいのか、家族の分も一緒に入れる必要があるのかで大きさが違ってきます。
家族旅行だとすれば、家族メンバーごとに必要なものを書き出してあらかじめ荷物量をある程度予測しておくといいですね。
たとえば家族の名前と必要なものを書き出しておきましょう。
スーツケースの大きさは旅行に行く人数、日数、目的によって必要な大きさが変わります。
また季節によっても必要な荷物が違うので変わってきてしまいますよね。
寒い季節や寒い地域への旅行は着るものがたくさん必要になりそうですし、
暑い季節や暑い地域へ行く場合は着るものはあまり必要ではありませんね。
目的によっても必要な荷物量は変わっていきます。
旅先で正装しなければならないとしたら荷物は多くなりますし、カジュアルなところだけにするならそれほど荷物は増えません、
スーツケースの単位は冷蔵庫などといっしょで、リットルで表されます
一般的なスーツケースの基準として「ひとり1日当たり10リットル」が平均のようです。
そこに帰国する際にお土産を入れることや冬場や寒い地域への旅行であったりを考えると、思ったよりも大き目でも良いということかもしれません
例えば冬場に2泊~3泊の旅行を考えているのであれば、1人分のスーツケースで30~40リットル程度は必要となります。
子どもの年齢や大人の数によっても衣類の量が変わってくるので
持ち物の一覧表を作ってスーツケースの容量を考えて購入すると失敗がなく済みますよ。
海外旅行スーツケースのサイズ制限は?
飛行機旅のスーツケースといえば必ずおさえておきたいのがサイズと重量です。
機内へ持ち込む荷物と、預ける荷物の両方に制限があります。
スーツケースの重さに関してはこちらの記事も参考にしてくださいね
海外旅行荷物の重さとスーツケース目安 23kgどれくらい?
利用する航空会社やシートクラスごとにスーツケースのサイズ、重量が変わります。
例としてJAL(日本航空)のサイズ制限をまとめてみました。
すべて一人あたりのものです。
- 【受託手荷物】エコノミー/プレミアムエコノミークラス
- 【受託手荷物】ビジネス/ファーストクラス
- 【機内持込荷物】エコノミー/プレミアムエコノミー/ビジネス/ファーストクラス
個数:2個まで
重量:23kg/個
サイズ:縦+横+高さ(cm)=203㎝/個 以内 ※キャスターと持ち手含む
個数:3個まで
重量:32kg/個 以内
サイズ:縦+横+高さ(cm)=203cm/個 以内 ※キャスターと持ち手含む
個数:1個
サイズ: 縦+横+高さ(cm)=115cm/個 以内
重量:10kg 以内
寸法:縦25cm×横55cm×高さ40cm 以内
規定の個数、重量を超えてしまうと超過手荷物料金がかかってきてしまいます。
個数が増えてしまった場合は15,000円の荷物料金がかかります。
重量は、23kg~32kg超えで6,000円、
32kg~45kg超えで45,000円の荷物料金がかかります。
万が一荷物の量が多くてスーツケースの大きさに悩んだ場合は、超過料金との兼ね合いで考えてみましょう。
超過料金覚悟で規定サイズより大きなスーツケースを購入するという方法もあります。
単なる旅行ではなく居住ならそれでも良いと思います。
でも旅行だとすると使い勝手悪いですよね。
大きなスーツケースは荷物がたくさん入り重くなりがちなので重量オーバーにもなりやすいです。
大きなものを使うよりも程よい大きさのスーツケースを2つ購入して荷物を分けるなどの工夫をしてみてはどうでしょうか。
重量を軽くできたからと規定以上の大きなスーツケースを持っていってしまうと
空港でトラブルになってしまうこともあるようです。
重さに関しては厳しいですが、以前は大きさはそこまで厳しくなかったんですよね。
でも決まりは決まりなので、トラブルになるくらいなら決められたサイズのものを用意しましょう。
必ず荷物の量とスーツケースのサイズを確認しておきましょう。
スーツケースのサイズの測り方は?
スーツケースには大きさの制限があるので、気をつけなければならないことはわかりました。
それでは実際にスーツケースサイズを測る場合は、どこからどこまでを測ればいいでしょうか?
スーツケースのサイズをはかる時は、キャスターや持ち手の部分も含めてはかります。
つまり一番大きい部分を測る必要があります。
高さはキャスターのいちばん下からプルハンドルの頂点までの長さ、
横幅はサイドハンドルを含めた幅、
奥行はふたの頂点から底までの幅をはかります。
例として日本航空のエコノミークラスを利用する場合をみていきます。
高さ・横幅、奥行きの3点を足した数字が203cm以内に収まればスーツケースを預けることが可能です。
持ち込み用スーツケースの場合は115cm以内です。
ただし、海外の航空会社の場合はこれよりもサイズが小さいことが多いです。
JALしか乗らないというなら良いですが、乗り換えなども考えると気をつけて用意した方がいいでしょう。
比較的158センチというところが多いので、このサイズを目安にした方がいいです。
このスーツケースだとLMサイズが158センチ以下ですね。
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サイズ超過があると超過料金を払わなければなりません。
行き先や空港会社にもよりますが、下手をすると20,000円ほどかかってしまうこともあります!
超過料金を払うくらいなら新しいスーツケースを購入したほうが安上がりになってしまいます。
荷物をふたつ預けられるなら、大きなスーツケースひとつより2つにわけて預けたほうが良さそうですね。
大きすぎるスーツケースはたくさん入るので詰め込みすぎることも多いですし、
スーツケース自体の重量もあるので重量オーバーしやすいです。
まとめ
家族分の荷物を一つにまとめたいということもあるかもしれませんが、大きなスーツケースだと制限に引っかかるかどうかちょっとドキドキしますよね。
楽しい旅行になりますように。