社会人の資格取得勉強法は計画が大事?隙間時間を活用!

就業後や休日の空いた時間はどのように過ごしていますか?
空き時間を利用してジムや音楽教室などに通う社会人の方も多いと思います。

趣味や健康面以外にも資格取得のために勉強をしているという方もたくさんいます。
自分の知識を増やすため、仕事に役立てるため、そしてなにより将来のために勉強をしているんですよね。

社会人として仕事をしながら勉強をするのは時間の管理をうまくできるかどうかがカギになります。
時間は限られています、その限られた時間で資格取得の勉強をするにはどういったことに気をつければいいでしょうか。

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社会人の資格取得勉強法は?

社会人が資格取得に挑む場合どのような勉強方法が向いているのでしょうか。

やり方としては「専門学校に通う」「独学」「通信講座」の3つが一般的だと思います。
この3つの特徴とそれぞれのメリットとデメリットとをご紹介していきたいと思います。

  • 専門学校
専門学校は必要なことをきちんと教えてもらえる環境があるので、しっかり勉強をしたいならおすすめの選択です。

専門校では自分と同じ資格取得を目指す他の受講生が在籍しています。
同じ目標に向かって進んでいけるのは心づよいですね。

同じ社会人の受講生なら悩みも似たようなものがあるでしょう。
お互いに励ましあってモチベーションも上がりますし励みにもなります。

とにかく「学ぶ」という点においては専門学校はダントツで学びやすいです。
わからないことは先生に聞くこともできるし、勉強法やおすすめの資料を教えてもらえます。

試験の傾向を教えてくれたりや試験対策をしてくれる学校も多いので、通える条件がそろってるなら考えてみてはどうでしょう。

専門学校は費用の面ではどうしてもかかってしまいます、これは仕方がありません。

決して気軽に払える金額ではありませんが、条件をクリアすれば給付金が支給される場合があります。
会社によっては仕事に必要な資格と認められれば援助してくれることもあります。

ほかにも教育ローンや奨学金などの制度もありますので、これらの制度をうまく利用すれば資格取得の準備金などに回せますね。

これは専門学校に資料請求や直接問い合わせるなどして確認しましょう。

費用の問題ももちろんありますが、いちばんは通う時間があるかどうかです。
専門校での資格取得を検討中の方はちゃんと通うことができるのが、通う時間があるかどうかを確認してください。

資格の種類などによっては開校日時が平日の日中のみという学校も少なくありません。
夜間や休日に受講できる学校もたくさんありますが、仕事と両立できるのかが問題点になりますね。

通える学校が近くにあるかどうか?スケジュールに無理はないか?
無理をすれば通えるかもしれませんが、非常にタイトな選択になるということは覚悟しておいたほうがいいですね。

専門学校の資料請求はほとんどが無料ですので、複数取り寄せてじっくり検討しましょう。

ただし通っていれば必ず合格するという保証はありませんので、受講+自宅での学習も不可欠ですね。

  • 通信教育
通信教育は専門学校のように通う必要が無いのでその時間を学習に当てることができます。
時間をあるていど自由に使うことができるので、計画通りにきちんと勉強することが可能ですね。

そして通信教育は費用はそこそこかかりますが、学校に通うほどはかかりません。
費用がかなり抑えられるというのはかなりメリットです。

必要な教材は送ってもらえるので勉強しやすい環境を手に入れることができます。

こちらもまた専門校と同じように条件クリアで給付金などの制度が利用できます。
資料請求も無料です。

専門校のように通う必要もありませんし費用もかなり抑えられるのはいいのですが、
自分で計画して勉強しなければなりません。

わざわざ出向くことなく自宅で手軽に始められるイメージの通信教育ですが、送られてくる教材は想像以上の量であることがほとんどです。

これだけの教材に目を通して問題を解き、さらにDVDも見なければいけないのか・・・とこの時点でやる気が半減してしまう人も少なくはありません。

通信で資格取得をお考えの方は、「手軽」「気軽」というイメージは捨てたほうがいいでしょう。
自分のペースできちんと勉強するのはかなり大変です。

  • 独学
独学はなんといっても時間の縛りがないことが最大の魅力です。
通信や専門校とは違い、レポートの提出期限や受講期限などもありません。

また費用面でも、購入する参考書や問題集は最低限数に抑え、あとはネットなどをうまく利用すれば受験料以外の費用はほとんどかかりません。
これもまた大きな魅力であると言えますよね。

しかし、独学での資格取得は常に「挫折」というデメリットがつきまといます。

始めたはいいけど全然時間がとれない・・・
調べても解けない問題があり先に進めない・・・とつまずいてしまうと、立ち止まってしまう方が多いのは事実です。

独学で資格取得をするならまず勉強のための時間を確保することができるか、
解けない問題などでつまずいた時はどうするかなども考えておく必要がありますね。

準備万端で挑んでも些細なことで挫折してしまう方はたくさんいます。
よほどの強い意志で挑まないかぎり独学での資格取得は難しいと捉えましょう。

いつまでに資格を取る!給料アップのために次の受験で必ず合格する!
などの目標を持ってモチベーションアップに繋げるのもいいですね。

独学でのテキスト選びですが、古くからずっと続いている信頼性のあるものを選ぶとよいでしょう。

資格取得のための勉強方法についてご紹介させていただきましたが、
どの方法を選んでもメリット・デメリットはありますね。

専門学校は勉強の環境を整えられる、仲間と励まし合えるというメリットがあります。
費用がかかる、通う時間を確保するのが大変というデメリットがあります。

独学の場合は費用もあまりかからず、勉強時間も自由に決めることができます。
反面、勉強してわからないところを理解するのに時間がかかる、自分の意志の力が弱いと挫折してしまいやすいというデメリットがあります。

通信教育は両方の中間のような感じですね。

ですので自分のライフスタイルに合った無理のない方法を選んでください。
いちばん大切なのは「継続」することです。

人に流されて通信講座にしちゃった!みんなが専門校に行ってるから!など、人任せな動機では続けられません。
時間面や費用面など自分でじっくり検討して選んでくださいね。

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社会人の勉強は計画が大事!

社会人は学生に比べると時間がありません。
ダラダラと時間をかけて勉強していてはいつになったら資格が取れるのかわかりません。

そこでちゃんと計画を立てて勉強のスケジュールと、やり方の方向性を決めておきましょう。
計画というのはやはり大事です。

しかし、計画と言ってもただ勉強の時間割をギチギチに決めてしまうより、大体の方向性を決めてやっていった方が無理がありません。

学生時代の勉強法では社会人では効率が悪い事があるんですね。
資格取得を目指す時の勉強方法について説明していきたいと思います。

  • 暗記より理解
まず、よくやりがちなのが「丸暗記」です。
これは絶対に間違いというわけではありませんが正直言ってあまり役には立ちません。

長い文章を丸暗記したところで実際に試験に出るのはほんの一部分です。
それに丸暗記して丸ごと忘れちゃったりしたら努力が水の泡です。

丸暗記以外に暗記する方法ってあるの?とりあえず、丸暗記が手っ取り早いのでは?そう考える方も多いと思います。
もちろん暗記がダメなわけではありません。
同じ暗記でもやり方を変えれば楽に早く覚えられます。

ただやみくもに丸暗記するのではなく、意味を理解しながら暗記していくのです。
そもそも勉強する理由って「わからないから」だと思います。

丸暗記しても「わからないから」は解決しません。
わからないからこそ意味を理解しなければ記憶することもできませんね。

大人になるとどうしても記憶力は落ちていきます。
なので丸暗記はむしろ効率が悪いんです。

暗記ではなく「理解」することを重点において勉強すると
問題をみたときに本質を理解して答えを導き出すことができます。

  • イメージで記憶する
まるごと覚えるのは効率悪いですが、どうしても記憶しなければならないこともありますよね。
そんな時はイメージで記憶すると忘れにくいです。
いわゆる右脳記憶ですね。

その時の背景などと組合せて記憶する方法もあります。
例えばその時白い犬が見えたのであれば、「白い犬=○○」などというように、
背景ごと記憶するのです。

自分の好きな曲名などと組合せて記憶するのもいいですね。

また、これらの記憶方法は反復することがとても大切です。
人は忘れる生き物なので何回も反復するようにしましょう。

  • 集中して勉強
勉強するための時間ですが、あまりだらだらと長引かせず30分から1時間程度を一区切りにして勉強するといいでしょう。
この程度の時間なら無理なく集中できますね。

あまり長い時間だと途中で集中力が途切れてしまいます。
区切りをつけて勉強したほうが効率がいいようです。

ようするに緩急をつけるという感じです。
なにごともメリハリが大事だということですね。

30分ガッツリ集中してあとは反復の時間に充てるなどでもいいですね。
毎日確実に続けられる勉強方法を計画しましょう。

  • 過去問はしっかりやる
ある程度勉強したら過去問をやってみましょう。

問題集や参考書は文章などを少し変えてあるだけで基本的にはどれも同じ内容ですので、各一冊ずつあればいいでしょう。

過去問をやってみて解けない問題があれば参考書で調べます。
そして理解できたらもう一度すべての過去問にチャレンジします。

解けない問題だけやればいいんじゃないの?
また全部の過去問をやってたら時間の無駄になるんじゃないの?と疑問が出てくると思います。

解けない問題だけを繰り返した場合
理解したつもりでもまた同じところで間違えたりすると「また解けなかった」というプレッシャーを与えてしまいます。

このプレッシャーがやる気やモチベーションの低下に繋がります。
解けてた問題まで解けなくなったり、あげくには挫折することにもなりかねません。

なので解けない問題だけではなく過去問すべてをやり直すほうが心理的な負担が軽くなります。

何度か繰り返すうちに自分の苦手な項目が浮き彫りになってくるかと思います。
苦手項目を絡めたプチテストなどを自作してチャレンジしましょう。

基本的には、
過去問→苦手項目の勉強→プチテスト→ダメなところは復習→過去問すべて。
この繰り返しで制覇しましょう!

社会人の勉強は隙間時間を活用して

社会人はまとまった時間を作るのは大変です。
通勤時間や休憩時間などのちょっとした隙間時間も活用して勉強していきましょう。

しかし職場に問題集などを持ち込むのはちょっと周囲の目も気になるしなんとなく大がかりなイメージで躊躇しちゃいますね。
いつでも気軽に取り組めて所持していても不自然ではないツールを利用しましょう。

それはスマホです。
スマホなら休憩時間にも気兼ねなく使えますし、車内やちょっとした待ち時間などでもサッと取り出せてとても便利です。

ただスマホを持っているだけではもちろん使えませんので、勉強するために必要なアプリなどは自分で取り込んでください。

資格取得に応じた教育系アプリはけっこう高そうなイメージがあるかもしれません。
もちろん有料アプリもありますが、無料で学べるアプリもたくさんあります。

気になるアプリがあればいろいろ試してみるといいでしょう。
自分のできる時に自分のペースでできますので、ぜひ活用してください。

自分の勉強の記録を管理できるアプリもあります。
勉強管理だけではなく、他の利用者との交流も可能なSNSアプリになっているのもあります。
自分と同じ目標を持つ仲間との交流があるとモチベーションの維持にも繋がります。

その他にも、目から鱗なスマホアプリはまだあります。

重要な部分を暗記する時の一般的な方法として、専用のマーカーペンとマークシートがあります。
でもちょっとめんどくさいし見た目的にもなんだかな・・・そんな方もいると思います。
見た目もスマートなマーキングアプリがあります。

まず、テキストの暗記したい部分などをスマホで撮影して取り込みます。
隠したい部分にマーカーでマーキングします。
これだけです、マーキングした部分をタップすると回答が見えます。

とてもシンプルでスマートではないですか?
赤いペンでマーキングしてマーキング部分を緑のシートで隠すという行程が、ペンもシートも使わずにスマホひとつでできちゃいます。

ほかにもエヴァノートと連携も可能など思わずため息が出ちゃうような優秀なアプリがいっぱいです。

これ以外にも実用的なアプリがまだまだあるかと思います。
隙間時間を有効に使うためにもぜひスマホの活用をおすすめします。

そしてこれらのアプリの特徴は時間を選ばないことです。
時間にとらわれずいつでも利用できるのは社会人にとってはうれしいですね。

働きながら資格取得を目指すなら時間を気にせず利用できるのはとても心強いです。

もちろんスマホだけじゃなく、コンパクトサイズのテキストなどもあると便利です。
時間があいたらすぐに取り組めるようにつねに手元に用意しておきましょう。

社会人の勉強はすきま時間をどう使うかが鍵と言っても過言ではありません。

まとめ

社会人の方の資格取得についていろいろとお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

社会人の勉強のいちばんの敵は「挫折」です。
挫折しないための勉強方法を自分なりに考えていくと良いかもしれません。

とくに目指す資格はないけど何か始めたいという方も参考にしていただければ幸いです。

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