夏休み子供だけで留守番ならルールや連絡方法を決めよう!

長い長い夏休み、子どもたちにとっては楽しみな時期のひとつですね。
お休みのあいだに何をしようかとワクワクしている子どもも多いと思います。

しかし!共働きの親の立場になってみると楽しみというだけでは済まない悩みの種です。
そう、子供だけで家で留守番できるかどうかという心配です。

預ける人や見てくれる人がいれば良いのですが、なかなかそう簡単に行かないこともあります。
家に大人が誰もいなくなるという現実、これをどう乗り越えていけばいいでしょうか。

スポンサーリンク

夏休みに子供だけで留守番?

保育園の時は夏休みでも安心して預けることができたのに、小学生になったら預けられるところがなくなった・・・というパパ・ママも多いですね。
学童はあるけど学年制限があって今年から行けなくなって困ったという声も聞きます。

小学生の子どもだけでおうちで留守番をさせるのはなんとなく不安ですよね。
高学年になればかなりしっかりしてくるけど、低学年のうちはとにかく心配です。

どんなことに気をつける?

子どもだけでお留守番をさせるときは子どもを含めて家族会議をひらいておきましょう。
話し合いをすることで家の中での危険を大人も子どもも把握することができます。

子どもと話し合うそのまえに留守番でどんなことに気をつけなければならないか確認してみましょう。

鍵はしっかりかける

基本中の基本で、1番に気をつけなければならないことが戸締まりです。

不必要なトラブルに巻き込まれないためにも、鍵は絶対にかけるように注意しなければいけません。
カギのかけ方も復讐の意味でやらせてみましょう。

昔は地域ぐるみで子どもを見守る体制がありましたが、最近ではご近所さんとのお付き合いも減りました。
今は地域で子どもを守るような風習があるところは少なくなりました。

家族で知恵を出し合って子どもが安全に過ごせるように考えなければなりません。
そこで誰がたずねてきても絶対にドアを開けてはいけないと、きちんと子どもに伝えましょう。

とは言え、今まではパパとママ、家族や学校に守られてきた子どもへ
こわい大人もいるということを伝えるのはかんたんなことではありません。

守ってくれる大人だけではないということを伝えようと熱心になりすぎてしまうと、
子どもはとても不安になり人間不信になってしまう可能性もなくはないです。

反対に不安をあおることを避けすぎて
「これくらい大丈夫!」と開放的になってしまっても心配です。

子どもにもわかりやすいように
家に大人がいない時は何か悪いことが起きた時に守ってくれる人が誰もいないことを理解させましょう。

大人の中にも悪い人がいることをゆっくりと子どもに伝わりやすいように
例えを使って話してみたり工夫をしてみてください。

実例 我が家では、大人の男性がどのくらい力があるかを知ってもらうために全腕相撲大会を開きました。
ゲーム感覚ではありますが全員が全力で腕相撲をします。

子どもはパパに勝とうと両手を使ったりするのですが
パパの力にはどうやっても負けてしまうことが分かったようです。

火を使うことはしない

火遊びは当然ですが、火を使う料理やお線香をあげたりなどもしないようにしましょう。
普段からお手伝いなどで使わせているからと言って火を使用すると火事になってしまうことがあるので、使わせない方がいいです。

お風呂をわかすなど、ガスを使うことも避けた方が無難です。
万が一発火してしまったとき、子どもたちだけでは対処できません。

火事のこわさは幼稚園のころから教えられていますが、
再確認をするためにも親子で話し合ってどんなことが火事に繋がるのか意見を出し合いましょう。

インターネットは使わせない

戸締りをすることと同じように注意が必要になるインターネットの世界。

同じ小学生と思わせるように振舞い子どもをだますなりすましや
出会い系、コンピューターウィルスなどネットを通じた危険はたくさんあります。

被害にあわないためにもインターネットは使わせないほうがいいでしょう。

インターネットはこわいと言っても、
目に見えないインターネットは大人の私たちでさえ何がこわいのか分からないものです。

顔が分からない相手とのやりとりであったり、
アプリやウェブサイトから感染するコンピューターウィルスは個人情報を抜き取られる原因になったりします。
ひどいケースだと実際に子どもが相手に会って誘拐されてしまうことも・・・

今の子どもたちは生まれた時からネット社会ができあがっているので、
慣れ親しんでいると同時にネットへの危機感が薄いです。

インターネットは世界へ通じていて誰が見ているか分からないこと、
誰にでも見られてしまう事をしっかりと教えてあげましょう。

また、インターネットはパソコンやスマホだけではなくゲーム機でもつながるので
大人もフィルタリングやパスワードを利用して子どもがあやまって接続してしまわないように注意してください。

スポンサーリンク

子供の留守番はルールをきめよう

お留守番中も子どもが安全でいられるためにルールを作っておきましょう。

ルールを作る時も子どもと大人が一緒に考るようにするといいですよ。
一緒に考えることで子どももそれぞれのルールの理由が分かり、理解することでルールを守ろうと努力します。

家族全員がルールを把握できるように
決まったルールは書き出して目に見えるところに貼っておくと分かりやすいです。

お留守番の基本ルール

どんなルールがあれば子どもを危険から守ることができるのでしょうか。

  • 誰が来ても鍵・ドアはあけない、インターホンも出ない
  • 郵便配達や病院から連絡があって訪問しました・・・など、
    不審者は子どもが信じてしまいやすい動揺しやすい言い訳を考え、ありとあらゆる手で家に侵入しようとするものです。

    不審者から子どもを守るためにも、たとえ知り合いの大人が訪れても鍵はあけてはいけないと教えましょう。

    知り合いなら大丈夫じゃない?と思う方もいるかと思います。
    しかし、誰がきてもあけてはいけないとルールを徹底しておけば、子どもが誰がダメで誰が大丈夫なのか困ることはありません。

    子どもを狙った事件は知り合いや顔見知りの犯行であることも多いんです。
    顔見知りだからと安心してはいられない世の中なんです、悲しいことに・・・

    悪い人というのは、何時から親が不在かを必ず下調べしてくるそうです。
    子どもがお留守番をしている時間を狙ってくるかもしれないので
    知り合いでも鍵・ドアはあけずに、インターホンも応対する必要はないと教えてあげましょう。

  • 火をつかう作業はしない
  • 火は便利であると同時に、全てを消してしまうおそれがあるこわいものでもあります。
    火事になってしまうと思い出の品だけでなく、家も命も失ってしまうこともあることを親子でぜひ話し合ってください。

    そして自分たちの家だけじゃなく、火が移ってしまうとお隣さんも火事になってしまうケースもあることを伝えてください。
    火事のおそろしさを今のうちから教えてあげると今後も気を付けて火を使うようになります。

    ガスや火を使わなくても大丈夫なように、親子で一緒に考えてみましょう。
    たとえばお弁当をあたためるのであれば電子レンジを使うようにするなど、工夫をしてくださいね。

  • どんなに親しいお友達も家に入れて遊ばない
  • 仲の良いお友達から誘われるとなかなか断りづらいという子もいるのではないでしょうか。

    しかし、大人がいない家で子どもたちだけで遊ばせると、何か起こったときに大変なことになります。
    双方のお家でトラブルの原因となり、子どもたち同士もケンカになってしまう場合があります。

    万が一、火事などが起きてお友達も一緒に巻き込まれてしまったら大変です。

    また、親がいない間に金銭のトラブルになっているケースや、たまり場として利用されてしまっているケースもあります。
    親が不在のときはどんなに仲が良いお友達でも家にあげて遊ばないというルールは作っておきましょう。

    断るのが苦手な子どもにとっては
    親に禁止されているという言い訳ができるのでむしろ気楽かもしれませんね。

子供の留守番 連絡方法はどうする?

子どもだけでお留守番している時は、基本的に電話はルス電にしておく方が安心です。

両親の不在を見計らって病院の人などを装って電話をしてくる不審者もいます。
子どもはとても純粋なので、大人の巧みな話術で惑わされてしまうことがほとんどです。

不要なトラブルを避けるためにも電話は基本的にとらせないようにしておくと安心です。

しかし、こちらから子どもへ連絡をするときはどうすればいいでしょう?
連絡の仕方にもルールを決めておくことでトラブルを避けることができます。

ママやパパから自宅へ電話をしてルス電へメッセージを残すというのはどうでしょうか。
ママやパパの職場へ折り返し電話をするように伝えればいいですね。

連絡方法も家族で話し合って工夫をするといいですよ。

こちらの記事も参考にして下さい
夏風邪のヘルパンギーナとは 手足口病との違い?併発する?

まとめ

長い夏休みに子どもを家において留守番させるのは、親としては心配ですよね。
トラブルもなく無事に過ごしてくれればそれで十分ですよ。

夏休みのお出かけする時はおもいっきり楽しく過ごして、有意義な夏休みを過ごしてくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。