記念日などに家族みんなでケーキを食べてお祝いしたい!そう考えているパパ、ママは多いのではないでしょうか。
家族みんなでケーキが食べられると家族の絆が感じられそうですね。
でもちょっとまってください、赤ちゃんはケーキを食べることができるのでしょうか?
そもそもケーキは赤ちゃんの身体に負担にならないんでしょうか?
赤ちゃんがいつからケーキを食べられるのかという疑問を解消しておきましょう。
家族みんなで安全なお祝いができるといいですね。
赤ちゃんはケーキいつから大丈夫?
家族の記念日、とくに赤ちゃんの誕生日に家族みんなでお祝いしたいと考えているご夫婦は多いと思います。
お祝いといえばやはりケーキ!今は見た目がかわいくて美味しいケーキがたくさんありますからね。
特別な日に食べる記念のケーキ、できることなら赤ちゃんもふくめて家族みんなで一緒に食べたいですよね。
でも赤ちゃんにケーキをたべさせても大丈夫なのでしょうか?
何歳くらいからケーキを食べさせても良いのでしょうか?
赤ちゃんは1歳~1歳半頃に離乳食完了期へと入ります。
大人と一緒に1日3回の食事を取れるようになります。
料理も柔らかくしたり小さくしてはいますが、大人が食べるものも殆どのものは口にすることができてきます。
卵や乳製品のアレルギーがなければケーキも食べることはできます。
しかし、食べられるなら何でも大丈夫というわけではありません。
柔らかいケーキはたしかに食べることはできますが、問題になるのが糖分と脂肪分です。
実は市販のケーキにはものすごくたくさんの砂糖と脂肪分が入っていることが多いのです。
赤ちゃんは体の作りもまだまだ未熟で、消化器官も大人と同じではありません。
糖分や脂肪分が多い食べ物は赤ちゃんの胃腸に大きな負担になってしまいます。
さらに人間の味覚は3歳までに形成されると言われています。
そのために小さいときの食生活と食習慣が一生を左右するとまで言われているのです。
小さな時から甘い味覚を覚えてしまうと、甘いお菓子ばかり食べてしまいご飯を食べなくなります。
子供はお菓子が大好きというイメージを持っている方も多いですが、それは大人がたべさせて味を覚えさせてしまっているからです。
お菓子をたべさせていない子供はあまり欲しがりません。
お菓子ばかりたべていると栄養バランスも崩れて、成長にも影響を与えてきます。
身体に悪いだけではなく虫歯の心配も出てきてしまいます。
そういった面から考えて、個人差はありますが、3歳位までは大人と同じケーキは控えたほうが良いでしょう。
かと言って、お祝いごとなのにケーキなしというのもなんとなく寂しいですよね。
だったら赤ちゃんでも問題なく食べられるケーキを用意してみてはどうでしょう。
赤ちゃんが食べられるケーキを手作り
赤ちゃんが食べられるケーキってどんなケーキなんでしょうか?
市販のケーキはどうしても糖分や脂肪分が多くなってしまうので、おうちで手作りすると良いでしょう。
手作りは砂糖やバターの量を調節することができますし、脂肪分の多い生クリームも他のもので代用することができます。
大人はちょっと物足りないかもしれませんが、赤ちゃんのお祝い事ならそちらを優先してあげて下さいね。
スポンジケーキはお砂糖が少ないと上手く膨らみませんが、デコレーションしてしまえばそれなりに見えます。
デコレーションするクリームについては後述します。
スポンジケーキにデコレーションしてもいいですが、手軽に作れるホットケーキやパンケーキにしてもいいでしょう
ケーキ型で作らなくてもパンケーキを焼いて、お皿ごとデコレーションすればステキなケーキプレートになります。
ホットケーキミックスに含まれる添加物が気になる場合は薄力粉を使いましょう。
その中に人参のすりおろしや潰したバナナを混ぜ込むと、素材の甘味も加わり赤ちゃんには食べやすいパンケーキとなります。
蒸しパンもおすすめです。
ふっくらの蒸しパンは赤ちゃんには食べやすい素材です。
いちばん手軽なのが食パンケーキです。
丸いセルクルでぬいてクリームを挟んで、上にもデコレーションすれば見た目もいいですね。
赤ちゃんへの生クリーム代用品は?
生クリームは赤ちゃんの胃腸に負担がかかります。
ケーキのデコレーションにクリーム状のものを使いたいなら違うものを代用しましょう。
たとえば生クリームの代わりにヨーグルトクリームにしてみてはどうでしょうか?
アレルギーがない赤ちゃんならヨーグルトは食べることができます。
ヨーグルトクリームを作るのは簡単です。
水切りヨーグルトを作って軽く甘みをつければOK。
ザルにキッチンペーパーをしいてプレーンヨーグルトを入れます。
そのまま一晩冷蔵庫に放置してもいいですし、重しを乗せるともっと短時間でできます。
水切りヨーグルトに少量の砂糖を入れればヨーグルトクリームの出来上がりです。
絞り袋でデコレーションすることもできるし、大人が食べても美味しいですよ。
生クリームは大きく分けて動物性と植物性があります。
動物性の生クリームは乳脂肪分が多く含まれており、濃厚なおいしさを味わえます。
乳製品アレルギーがなければ、ほんの少量なら赤ちゃんでも問題なく食べることができます。
ただし生クリームとして食べるのではなく、料理の素材としてほんのすこし使うだけなら・・・ということです。
赤ちゃんに生クリームのまま食べさせるのはNGです。
生クリームを赤ちゃんに食べさせるのは、たとえるなら大人が肉の脂身だけをそのまま食べているのと同じような感じです。
かなり胃腸に負担がかかるイメージができますよね。
それなら植物性の生クリームなら大丈夫なんじゃない?と思うかもしれません。
たしかに植物性生クリームは動物性に比べると脂肪分が少なくなっています。
しかし植物性生クリームというのは、植物油と添加物でできていると考えてください。
油分は多少は少ないですが油であることに変わりないですし、赤ちゃんに添加物を食べさせるのはできるだけ避けたいです。
まとめ
赤ちゃんも食べられるケーキを作ってみんなでお祝いできるといいですね。
楽しい家族の思い出になりますよ。