雨が降っている時に犬が散歩に行きたがっていたらどうしますか?
行きたがっているからもちろん行く?雨なので負担が大きいので行かない?
もちろんどちらもアリです、正解というのはありません。
飼い主さんの考え方や、ワンちゃんの性格や、躾の度合いなどによって様々ですね。
でも散歩にいけないことでストレスを感じる犬が多いのも事実です。
そんなときはどうしたらいいでしょうか?どうやってストレスを感じないようにしてあげられるか・・・
これも飼い主の責任のひとつじゃないかと思いますが、どうにかしてあげたいですよね。
雨の日の犬の散歩はどうすればいい?
雨の日にわんちゃんのお散歩はどうすればいいものかと悩んでしまいますよね。
とくにお散歩が大好きな子は外に行けないと知るとものすごく悲しそうな表情をしている気がします。
実際は1日程度ならお散歩をお休みしてもわんちゃんはさほどストレスを感じないことが多いです。
雨の日は散歩に行けないということがわかっている犬はちゃんと理解してくれることが多い気がします。
ただし連日雨が続いてしまうとわんちゃんもお散歩に行きたくてウズウズしてしまいます。
もともとあるていどの運動量が必要な犬種も多いので、そういったワンちゃんにとっては運動できないのは物凄くストレスになります。
特に中型犬~大型犬になると運動が必要な犬種が多いんです。
小型犬は室内で飼うことが想定されているため、室内で軽く運動するだけで十分なことが多いですね。
もちろん散歩好きの子はいるでしょうが、、健康を保つために必要な運動量はそれほど多くはありません。
これが大型犬になると長く歩くことを意識して散歩させる事が必要なんです。
犬種にもよりますが少なくとも毎日1時間くらい、時には2時間ほど散歩が必要になってきます。
そういった状況があるので
お散歩を2~3日お休みしてしまうとわんちゃんが負担を感じてしまいます。
小型犬の場合はおうちを自由に歩き回ることができる環境なら
十分な運動量がとれているのでお散歩に行く必要はありません。
おうちの大きさや室内犬か否かでも変わってきますので絶対ではないですが、
むしろ散歩させ過ぎは良くないと言われているくらいです。
それから飼い主さんが散歩を「習慣」にしてしまうと、当然毎日行くものだと思ってしまいます。
飼い主の都合に犬を合わせるというしつけをしておかないとあとで大変です。
同じ時間に毎日行くというのはとくに習慣になりやすいので、できるだけ時間は決めずに散歩するようにしつけておきましょう。
習慣になっていなければ散歩に行けなくてもある程度は我慢できます。
雨の日のお散歩はわんちゃんも飼い主さんもドロドロになってしまいますよね。
帰ってから洗って乾かして・・・となると飼い主さんの負担がおおきいので大変です。
うちの子のためなら全然問題ない!というならそれでも良いのですが、
台風で外が暴風雨だったりすると何が飛んで来るかわからないし危険です。
飼い主さんが体調が悪くて40度の熱を出してる時には散歩どころの話じゃありません、
下手したら入院しちゃいますよ。
なので散歩に行けなくても我慢できるようにしつけることもワンちゃんへの愛情でもあるんです。
でも雨でもたまには散歩に連れて行ってもいいかもということなら、
むしろ雨の散歩を楽しんじゃってください。
わんちゃん用のレインコートも色々なデザインのものがあって選ぶのも楽しいですよ。
ポンチョ型だと着せるのも簡単ですがお腹がちょっと泥だらけになります。
足まできっちり着るタイプの方が汚れませんが
着るのを嫌がる子もいるので着られそうなものを選んでくださいね。
レインコートの他にもレインブーツなど雨具の種類もたくさんあるので
探してみてもいいですね。
犬は雨で散歩にいけないとストレスになる?
お散歩に行けない事でストレスを感じるわんちゃんは少なくありません。
わんちゃんがストレスを感じると様々な変化で飼い主さんにSOSを訴えかけてきます。
- テイルチェイシング
- 体を舐めている
- 乱暴になる
わんちゃんが自分のしっぽをぐるぐると追いかけまわしていたら、それはわんちゃんのストレスSOSのサインです。
自分のしっぽをおもちゃ代わりにじゃれて遊んでいるように見えますが、
そこには構ってほしいというメッセージも込められています。
ストレスからしっぽを噛んでしまう犬というのは結構多くいて、ストレスサインのひとつとして知られています。
しっぽを噛むとわんちゃん自身も傷つきますし、
いずれ人間や他の動物に対しても噛みついてくる危険性があるのでやめさせるようにしましょう。
一見ふつうに毛づくろいをしているようにみえるかもしれませんが、
いつもの毛づくろいとはちょっと違って、一定の部分を長期間舐めている時は要注意です。
運動不足や遊びが足りない時に起こるストレスのサインで
一定箇所を何度も舐めてしまいます。
皮膚炎や皮膚病などの原因となってしまいます。
できるだけはやめに対処してあげましょう。
ブランケットやタオルをボロボロになるまで嚙みちぎったり、
お座りを拒否するようになったらストレスのサインです。
放っておくと唸り声をあげたり噛みつくことがあるので注意が必要です。
ストレスの原因が運動不足の場合は散歩に連れていったりドッグランへ連れて行ったりして
とにかく運動させてストレスを発散させてあげましょう。
それ以外に何かストレスになることがあるなら
その原因を取り除いてあげるなどの対応をしてあげましょう。
犬の室内でのストレス発散方法は?
台風などでどうしてもお散歩に行くことができないということはあると思います。
そんなときは室内でもできる遊びでストレスを発散できるように工夫してみてもいいですね。
- 宝探しゲーム
- コマンドを使った運動
- ごっこ遊び
わんちゃんの好きなおもちゃやおやつを隠して見つけてもらうゲームです。
部屋の中を動き回ることができるのでわんちゃんの運動にもなります。
においを嗅がせて坐って待てをして、宝物を隠します。
犬に探させて見つけたらごほうびのおやつをあげます。
あまり難しいところに隠すと見つけられないので最初は見つけやすいところに隠しましょう。
みつけたら大げさに褒めてあげましょう。
座れ、伏せ、待てを組み合わせたり、場所を変えたりと変化を付けて遊びます。
運動量もそれなりなので運動不足の解消にもなります。
犬は飼い主とのつながりをしっかり感じたい動物です、
コマンドは飼い主の言うことをきちんときかせるので飼い主との絆もより深くなります。
結果的にわんちゃんのストレス発散にも効果的です。
わんちゃんの好きな人形やぬいぐるみを使い一緒にごっこ遊びをしましょう。
犬の性格にもよりますが、意外と楽しんで遊んでくれます。
飼い主も今日はどんな世界にいこうかなと考えるとストレス発散になります。
お互いに幸せになるのでいいですよ。
こちらの記事も参考にして下さい
犬が熱中症になる原因は?熱中症対策は?室温どのくらい?
まとめ
近くに室内ドックランなどがあればそういったところを利用すると犬も飼い主も汚れずに済みます。
でもなかなかそういった施設が近くにあるとは限らないので、室内でなんとか運動させるかストレス発散方法を考えてあげてください。
犬の幸せというのは飼い主にかかっていると言っても過言ではありません。
できるだけ幸せな一生を過ごさせられるように、甘やかすだけではなくしつけることもだいじですね。
雨の日でもわんちゃんと楽しく過ごせるように考えてあげたいですね。