ラッシュガードの着用理由やサイズ選び方 UVカット率の色

水着のうえに上着を着たまま泳いでいる人たちが多くなりました。
上に羽織っているのはラッシュガードで、日焼けを防止するために着用していることが多いです。

日焼けが良くないということをかなり聞くようになりましたので気をつける人は確実に増えているようです。
昔は日焼けがかっこいいと言われていて焼いていた人もたくさんいたんですが、今考えると怖いことをしてたんですね。

このラッシュガードを着用している理由はじつは紫外線防止だけじゃないんです。
他にもいろいろと便利な機能があるのでこんなに広まったんでしょう。

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ラッシュガードの着用理由は?

ラッシュガードはケガや日焼けを防ぐためのものとしてマリンスポーツの際に着用されていました。
最初はサーフィンをする人たちが皮膚の保護のために利用していたものです。

ラッシュガードにはどんな機能がある

ラッシュガードはおもに紫外線の防止に着用しますが、他にも着たくなるような理由があるんです。
そもそもラッシュガードはどういった機能を持っているんでしょうか。

  • 紫外線防止
  • 一番基本的な機能が紫外線の防止です。

    ラッシュガードは紫外線を防止する布地を使っているので日焼け防止することができるため、海やプールで着用している人がかなり多くなりました。
    小学校の水泳の授業でも着用を推奨されている事が多いようです。

    子供のラッシュガードの着用をすすめるのには理由があって、年齢が小さいほど紫外線の害を多く受けやすいんだそうです。
    紫外線をたくさん浴びるほど皮膚がんになる率はあがってしまいます。

    昔はみんな大丈夫だったのに・・・なんて言う人もいますが、いまは紫外線の照射量は格段に多くなっていますからね。
    時代によって常識は変わります。

  • 通気性
  • ラッシュガードは薄手で通気性が良くできているので、着ていてもそれほど暑さを感じません。
    むしろ直射日光を受けないので着ていたほうが涼しさを感じるほどです。

    皮膚に直接日差しを浴びてしまうと皮膚がジリジリと焼ける感覚がありますよね。
    とくに紫外線の強い時期は直射日光は暑くていやですよね。

    ラッシュガードを着ることで日差しを遮ることができて、空気も通るので嫌な感覚を防ぐことができます。
    通気性が良いので空気がこもりづらく、着ているのは苦じゃないですよ。

  • 速乾性
  • ラッシュガードは水に濡れてもすぐ乾くようにできています。
    そのため最近では水辺はもちろんのこと、山などの天候が変化しやすい場所でも利用されています。

    たとえばハイキングや登山でもラッシュガードは使い勝手が良いんです。
    ラッシュガードは汗をかいてもすぐに乾きますし、雨に濡れてもすぐに乾きます。

    もちろん海やプールで泳いだ後にも水から上がればすぐに乾きますので、
    水に濡れている不快さはそれほど感じません。

  • 皮膚を保護
  • ラッシュガードはほとんどが長袖になっているので怪我などから守ってくれます。

    とくに水の中は皮膚がふやけて柔らかくなっているので、ちょっとしたことで傷つきやすくなってしまいます。
    岩などの尖ったものに触れてしまったときに、布が一枚あるだけでダメージはまったく変わってきます。

    山や森林では木の枝などから身を守ることができます。
    肌を出していないほうが虫刺されや害虫の被害も受けにくくなります。

    また薄手ではありますが一枚羽織ることで気温の変化にも対応することができます。
    外出する時は防寒対策として1枚持っていると安心ですね。

  • 美容対策
  • ラッシュガードには基本的に紫外線をさえぎる機能があるため、女性の美容対策としても使われています。

    日焼け止めを使っている女性は多いですが、顔には塗っても身体にまでは使用していないという人も意外に多くいます。
    腕に日焼け止めを塗ると服が汚れてしまうという理由もあります。

    身体の日焼け対策としてラッシュガードを着用している人は多いです。
    今は普通の街着として着られるおしゃれなラッシュガードも増えました。

    とにかく日差しの強い時期のおでかけには必須アイテムとなっています。

ラッシュガードを選ぶコツ

ラッシュガードはどういう用途で使いたいのかで選び方が変わります。
まずは服として使用するのか水着で使用するのかを選んで下さい。

水着で利用

海やプールでラッシュガードを着たまま水の中へ入るのであれば
ぴったりとしていて肌との間にすき間が空かないものを選ぶほうがいいですね。

水に入るとゆるくなるのできつ目を選んだほうがちょうどよくなります。
学校の水泳授業の場合もぴったりとしたものが好ましいそうです。

理由としては、ラッシュガードと肌の間に水が入り込んでしまうと水の抵抗が大きくなってかなり重たく感じられるからです。
そうすると普段よりも重たい状況で泳がなくてはいけないため、場合によっては溺れてしまう危険性がでてきてしまいます。

泳がずにビーチやプールサイドにいる場合は大きめのほうが日差しを遮ってくれます。
今は上着だけじゃなく、足の日焼け防止スパッツなどもあるのでそういったものを利用するといいかもしれません。

服として利用

羽織モノや上着としてラッシュガードを利用する時はデザイン重視で問題ありません。
好みの色や形を選びましょう。

下に服を着てから羽織ることが多いでしょうから、ジャケットとして選びましょう。
外出時の日よけジャケット、おうちでのガーデニング、アウトドアでの羽織もの、運転する時の紫外線避けなどいろいろな場面で利用できます。

スポーツ時にも紫外線対策のジャケットとして利用できます、屋外スポーツには便利ですよ。
ジョギングやテニス、釣りなどで利用している人も多いですね。

このようにラッシュガードにはいろいろな機能があって、着用する理由というのもさまざまなんです。
なにかひとつでも当てはまれば便利に使えると思います。

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ラッシュガードのサイズ選び方

ラッシュガードを選ぶときはどのような場所でどのように使うのかを考えてみると選びやすくなります。
というのも、ラッシュガードは用途によってサイズの選び方が変わってくるのです。

普段使いとして着用を考えているのにマリンスポーツ用のぴっちりとしたラッシュガードを購入してしまうと
お買い物へ出掛ける時に羽織るにはちょっぴり窮屈ですよね。

どんなシーンでラッシュガードを利用したいんでしょうか?

たとえば海での利用を考えているとします。

ひとくちに海と言っても目的はいろいろです。
スポーツを楽しみたいのか、ビーチでゆっくりと過ごしたいのかでラッシュガードの選び方は変わってきます。

さらにいえば同じスポーツでもビーチバレーをするのか、サーフィンをしたいのか、ダイビングをしたいのか、
種類によっても選び方は変わってきます。

サーフィンやダイビングは体にピッタリとした少しきつめのサイズを選びましょう。
ラッシュガードは水の中に入るとやや伸びるので水中でちょうどよくなって動きやすくなります。

身体に密着していたほうが水の入り込みが少なくなるので動きやすく、体温も奪われにくいので安全です。
しかし、大きめのサイズだと動きにくいので危険です。

ビーチバレーやビーチフラッグをしたいんだったら動きやすい方が良いですね。
キツめではなくもうちょっとゆとりがあったほうが動きやすいんじゃないでしょうか。

このように同じスポーツでも種類によって選び方は変わります。

長時間ビーチやプールサイドで過ごすことを目的としているのであれば、大きめのサイズがいいでしょう。
紫外線から肌を守ることが大事なので、長袖で手の甲まで隠すことができるゆったりとしたパーカータイプがいいでしょう。

ただし水に入る場合はあまり厚手のものを選んでしまうと、水分を吸収してしまい乾きが悪くなってしまいます。
ずっと濡れたままだと身体を冷やしてしまうかもしれないので水辺での利用であれば薄手のものにするといいですよ。

洋服としておでかけやお買い物に着用するなら、普段着ている洋服のサイズで大丈夫です。
最近では、かなりおしゃれなラッシュガードが増えてきているため普段使いとして購入する方も多いようです。

他にも野外フェスや、バーベキュー、ハイキングなどのアウトドアで使いたい場合も
洋服として着用するので普段着のサイズで問題ないです。

あまりぴったりと密着しすぎない窮屈じゃないものを選ぶと動きやすくなります。

UVカット率は色によって違いがある?

ラッシュガードも洋服と同じで、色によるUVカット率は違います。

黒は日焼けしにくいですし、白は日焼けしやすいです。
だから中間的な黄色やピンク・ブルーを選ぶという人もいます。

日焼けだけに関して言えば黒は一番紫外線防止に優れているのですが、熱の吸収は黒が一番高いので暑くなりがちです。
熱の吸収は白が一番低いです。

しかし今は色に関係なく好きな色を選んでもそれほど問題はありません。
白も黒も関係なく自分の好きなカラーを選んで大丈夫です。

基本的にラッシュガードはUVカット素材で作られています。
UVカットの布地で出来ていれば色によるUVカット率の差はあまりありません。

厳密には多少の差はありますが、数%の違いです。

色が何色か使われている柄物のラッシュガードを着用する場合は、もしかしたら紫外線を防止する率が多少違うかもしれません。
水玉とかボーダーなどのラッシュガードの柄の日焼けをしてしまう事があるかもしれません。

水着の上に着る場合は色が1色のものを選んだほうが安心ですね。

ラッシュガードのUVカット率は「紫外線遮断率」または「UPF」という基準で表されています。
紫外線を防止するにはUPFは15以上あったほうが良いそうです。

UPF50+が紫外線のカット率が一番高くなっています。
ただしカット率100%とは限らないので、紫外線が強い海辺などで着る場合は念のために日焼け止めも使うといいかもしれません。

こちらの記事も参考にして下さい
ラッシュガードで泳ぐ方が良い?フードは?色で人気は?

まとめ

娘の学校では修学旅行の際にはラッシュガードを持っていきます。
行き先がどこであっても、必ず長袖のラッシュガードを子どもに持たせるように呼びかけています。

これは紫外線防止はもちろんのこと、寒暖差に対応できることや怪我の防止ということでも有効だと言うことでしょう。
いろんな意味で安全のためにもラッシュガードは一着持っているといいですね。

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