蚊は服の上からさす?防ぐ方法は?虫除けパーカー効果は?

夏になるとやってくる困りごとのひとつが「蚊に刺される」ことです。
もしかして蚊に好かれやすい体質??・・・と困っている人も多いのではないでしょうか。

蚊に刺されるとかゆいし腫れるしなかなか治らないという人もいます。
恐ろしい病気を媒体することで注意を促している自治体もあります。

こんな厄介な蚊をどうにかして防ぐことはできるんでしょうか?
対策はあるんでしょうか?

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蚊は服の上からさすの?

ふと気がつくと皮膚にぷっくりと赤い虫刺されのあとが!!
何故か刺されている時は気が付きにくいけれど、 蚊に刺されるとだんだんかゆみがでてきますよね。

でもどうしてもわからないことがありました。
露出している肌を刺されるのは分かるのです、それは仕方がないと思います。

しかし服を着ているのに蚊に刺された経験ありませんか?
長袖のシャツを着ていたのに腕を刺されたり、長ズボンを履いているのに足を刺されたりしたことありませんか?

絶対に大丈夫だろうと思っていたのになぜか刺されているし、虫刺されの薬を塗りたくても服の上からではすぐ塗れなくて困ってしまいます。

なぜ服を着ているのに蚊に刺されるんだろう?って不思議に思いますよね?
そうなんです、蚊は服の上からでも刺すことができるんです!!

これはかなり衝撃の事実でした。
そもそも蚊の針はそんなに丈夫で長いのでしょうか?

蚊の体長はだいたい1cmほど、蚊の針はその半分と言われています。
針はものすごく丈夫というわけではありません。

丈夫というわけではありませんが、服の繊維の隙間に針が入り込めば刺すことができます。
ですからジーンズのような厚手生地であっても、ぴったり肌にフィットしていれば蚊に刺されてしまう事があるんです。

布地によっても蚊の針が通りやすい繊維もあります。
柔らかくて繊維の隙間が大きい綿や麻などは蚊に刺されやすい布であると言えます。

もちろん肌が直接出ているよりは肌を覆っている方が刺されにくいです。
でも完全に刺されないわけじゃなく、綿や麻などの隙間がある繊維やぴったりした服装だと蚊に刺される可能性が高いんです。

蚊に刺されないように長そででも、着ているものによっては効果がないということなんですね。
ではどんな服を着ればいいのでしょうか?

虫刺されを予防するためにはもちろん半袖半ズボンよりは長そで長ズボンを着用したほうがずっといいです。
そして繊維の隙間が小さい化学繊維のほうが刺されにくいです。
肌にピッタリとフィットするよりはゆったりとした服を着用してくださいね。

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蚊を防ぐ方法は?

蚊に刺されないようにするには、蚊を寄せ付けないことが大事です。
まずは蚊が寄ってくる理由について調べてみましょう。

  • 色による違い
  • 虫は色を識別できるというのを知っていますか?

    虫の種類によって好む色の違いがありますが、基本的には白色・黄色・紫色に虫は誘われるようです。
    花に寄ってくる虫を連想すると分かりやすいですね。

    それでは蚊はどうなのでしょうか。
    じつは蚊にも好む色があります。

    蚊の色覚は白と黒のモノクロなのですが、好きな色は黒になります。
    白黒写真で黒く映るものが好きな色だと考えると分かりやすいですね。

    なので色白の人と色黒の人では色黒の人に近づきます。
    白色の服と黒色の服では黒色の服に近づきます。

  • 二酸化炭素
  • 蚊は二酸化炭素の多い所を好みます。
    アルコールを飲んでいる人がさされやすいというのは二酸化炭素が増えるからです。

    バーベキューのときに蚊が寄ってくるのは、煙に含まれる二酸化炭素にひかれちゃうからなんですね。
    バーベキューでビールというのは、ある意味最悪だったんですね。

  • 体温・汗
  • 蚊は体温が高い人間の方に寄っていきます。
    低体温の人よりは代謝のいい人のほうが体温が高いので刺されやすくなります。

    体温が高いと汗をかきやすいですが、汗の成分に引かれて蚊はよってきてしまいます。
    なので体温が高くて汗っかきの人に蚊は寄っていきやすいんです。

    体温が高くて汗っかきの子供が刺されやすいのは当然のことだったんですね。

  • 足のにおい
  • 蚊は足のにおいに引き寄せられるそうなんです。
    そういえば足を刺される割合って高い気がします。

    蚊に刺されやすい人のタイプというのがわかりましたね。
    とりあえずこの条件を少しでも減らせばいいわけですね。

    まずは暗い色に寄ってくるわけですから、蚊を避けたいのであれば黒い服は着ないようにしましょう。
    白っぽい色の服を着用するといいですね。

    二酸化炭素に関しては屋外ではアルコールや炭酸飲料を控えるようにしましょう。

    体温はもともとの体質もあるでしょうが、汗をかいたらこまめに拭き取るようにしましょう。
    運動のあとなどは着替えたり、汗の拭き取りシートでさっぱりさせましょう。

    足のにおいも拭きとりシートでこまめにふき取ると違います。
    素足にサンダル履きよりはちゃんと靴下で靴を履くほうが蚊に刺されないそうですよ。

虫除けパーカーは効果ある?

最近は虫除け素材の衣類というのが出ています。
虫除けパーカーは防虫効果のある生地を使用している優れものです。

ハイキングや花火大会、バーベキューやガーデニングなど虫の多い所で活動する場合は、こういった虫除けパーカーなどを着用すると良いですね。

この虫除け衣類の素材は虫除け成分を繊維に付着させたものです。
洗濯をすると多少は効果が薄れるようですが、それでもかなり助かりますよね。

色んなタイプがあってUVカットされているもの、メッシュ素材で通気性がいいものなど好みに合わせて選べます。
生活スタイルやイベントに合わせて検討してみるといいかもしれません。

また、虫除けパーカーではありませんが、虫除けスプレーを使って簡易的な虫除け衣類を自分で作るのも効果あります。
これは服の上から虫除けスプレーを噴霧することで虫除け効果を期待するものです。
ただしあくまで簡易的なので持続時間は短く、布地の傷みもありますので自己責任でおこなってくださいね。

こちらの記事も参考にして下さい
網戸から虫が入ってくる!?虫除け対策は?向きが違う?

まとめ

それでもやっぱり蚊に刺されやすい人は刺されちゃうんですよね。
刺されたら石鹸で洗うと効果がありますよ。

蚊のかゆみ成分はヒスタミンなのでアルカリで中和できるんです。
蚊に刺されたらできるだけ早く水洗いして、固形石鹸で何回か洗ってくださいね。
液体石鹸ではなく固形石鹸がアルカリの性質を持っていますので、固形石鹸で洗ってください。

重曹やセスキ炭酸ソーダもアルカリなのでペースト状にして塗ってもいいです。
しかし対処はできるだけ早いほうがいいのでまずは洗いましょう。
水で流すだけでも違います。

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