うなぎの栄養は?保存方法は?簡単でおいしいレシピは?

うなぎといえば栄養が豊富な滋養食というイメージがありますね。
「土用の丑の日」といえばうなぎですよね。

どんな栄養素が含まれているか詳しくなくても、
うなぎを食べれば夏バテしない!と知っている方も多いのではないでしょうか?

うなぎにはどんな栄養が含まれているのかを知ると
どうして夏バテしないのか、どうして元気になるのかがわかるのではないかと思います。

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うなぎにはどんな栄養が入っている?

昔から夏バテにはうなぎと言われているのは豊富な栄養素が入っていたことを実感として知っていたからでしょう。
実際にはどんな栄養が入っているのでしょうか。

うなぎに入っている栄養素

  • ビタミンA
  • うなぎは「ビタミンA」の含有量がとても多い食材です。

    ビタミンAは粘膜の強化をしてくれて、髪や皮膚の健康を維持してくれる働きがあります。
    また、免疫力向上作用があり風邪などの感染症予防やガン予防に効果があるとされています。
    目にもいいと言われているので視力回復効果が期待できますし、視力低下を予防してくれる働きがあります。

    しかし、動物性のビタミンAは過剰摂取が問題になることがあります。
    ビタミンA過剰症は体に悪影響があるので、おいしいからといって食べ過ぎには注意して下さい。

  • ビタミンB2
  • 脂質をエネルギーに変える「ビタミンB2」はダイエットにも必用なビタミンです。
    また、ビタミンB2は粘膜を正常に保つ働きがあります。

    子供の成長には欠かせないビタミンとして有名で、成長ホルモンの合成に必用なビタミンです。
    成長期の子供や妊婦さんには進んで摂取していただきたい栄養素です。

  • ビタミンB1
  • 疲労回復効果が期待できる「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変換する働きがあります。
    ダイエット効果が期待できるのでダイエッターの方にはおすすめです。

  • ビタミンD
  • 骨粗鬆症の予防に効果的な「ビタミンD」はカルシウムのバランスを整える働きがあります。
    骨の健康を維持する働きがあります。

    免疫力を高める働きや遺伝子の働きを調節する作用もあります。
    糖尿病予防や、ガン予防の効果が期待できるという報告があります。

  • ビタミンE
  • 若返りビタミンとしても有名な「ビタミンE」は強い抗酸化作用を持っているので老化防止に期待できます。
    また、心筋梗塞や脳卒中などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

  • EPA・DHA
  • うなぎには「EPA」「DHA」も豊富に含まれています。

    「EPA」は、中性脂肪を減らす働きや血液をサラサラにする働きがあるとされています。
    「DHA」は、コレストロールを下げる働きや、脳の活性化や記憶の向上に効果があるとされています。

    子供が「DHA」を摂ると頭が賢くなる!と言われていますが、これは記憶力を高める働きがあると言われているせいでしょう。
    是非進んで摂取してみて下さい。

  • ムチン
  • ぬめり成分である「ムチン」は胃粘膜を保護してくれる働きがあるので胃炎や胃潰瘍予防に効果が期待できます。
    その他、ウイルスの侵入を防ぐ効果があります。

うなぎの選び方のコツ

パック売りのうなぎの蒲焼を食べた時ゴムのような硬いうなぎだった経験はありませんか?
そういったものは固くて食べにくくてなんだか残念なうなぎなんですよね。

蒲焼にも選び方のコツがあります。
スーパーなどで売っているうなぎは国産と中国産があります。
できれば国産のうなぎががおすすめです。

中国産は一見大きくて肉厚で美味しそうに見えますが、食べてみると硬い食感のものが多いです。
安全面からも国産が良いと思います。

柔らかいうなぎと硬いうなぎの特徴をご紹介します。

柔らかいうなぎ

全体に身が開いて幅広いもの。
表面がザラザラとしているものは、身がふっくらとしているものが多いです。

硬いうなぎ

全体的に身がしまっているように見えて細長くなっているもの。
身が皮側に反り返り盛り上がって見えます。

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うなぎの保存方法は?

  • 冷蔵保存
  • 乾燥や匂い移りを防ぐためにラップに包んでジップロックに入れて下さい。
    しっかりと空気を抜いてチルド室で保存するようにして下さい。

    保存期間は約3日です。

  • 冷凍保存
  • うなぎの蒲焼は冷凍保存が可能です。

    焼いた時に焦げないようにタレを洗い流します。
    その後水分をしっかりと拭き取ります。

    ラップに包んでジップロックに入れ空気を抜いて冷凍保存して下さい。
    保存期間は約1ヶ月です。

    冷凍うなぎの食べ方ですが、フライパンや電子レンジで酒をふりかけ蒸し焼きにしていただくと簡単です。
    凍ったまま調理してOKです。

うなぎの簡単おいしいレシピ

  • うなぎの美味しい温め方
せっかく高価なうなぎを買ってきたのだから、ふっくらとおいしいうなぎを頂きたいですよね。
温め方を間違うと折角のうなぎが台無しになってしまいます。

そんなことにならないようにおうちでできる簡単な温め方を2種類ご紹介します。

<材料>
・うなぎの蒲焼 1尾
・酒      大さじ1

<温め方1>・・・魚焼きグリルの場合
①パック売りのうなぎの蒲焼にはタレが付いているのでタレをまず落とします。バットにうなぎを入れ熱湯をかけてタレを流します。すぐにキッチンペーパーで水気を拭きます。
②アルミホイルに薄く油を引き皮を下にしてにしてうなぎを乗せます。酒を振りかけてアルミホイルで包みます。
③魚焼きグリルで3分焼いた後、アルミホイルを開けたまま再度1分加熱して完成です。

<温め方2>・・・フライパンの場合
①タレを洗い流すところは魚焼きグリルの場合と同じです。
②フライパンにクッキングペーパーを敷き、皮を下にしてうなぎを乗せます。酒を振りかけてフライパンの蓋をし、約5分蒸し焼きにして完成です。

※クッキングペーパーではなくアルミホイルを使う場合は、くっつかないようにくしゃくしゃにして使うようにして下さい。

  • うざく
夏にぴったり!うなぎの酢の物のご紹介です。

温めたうなぎときゅうりを三杯酢で和えるだけの簡単レシピです。
暑い夏はこれでスタミナ満点ですね!!

<材料>(4~5人分)
・うなぎの蒲焼 1尾
・きゅうり   3本
・塩    小さじ3/4
・生姜   1片
A酢    大さじ3
A薄口醤油 大さじ1
A砂糖   大さじ1

<作り方>
①きゅうりは小口切りにし塩もみしておきます。5分ほど置いた後に水気をしっかりと絞っておきます。
②うなぎを温め1cm幅にカットします。生姜は千切りにしておきます。
③ボウルに①と②、Aを入れて混ぜ合わせます。冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。

こちらの記事も参考にして下さい
あさりの栄養や効能は?保存の仕方や簡単おいしいレシピは

まとめ

スーパーでうっているうなぎでもきちんと温めれば美味しくいただけますよ。
暑さも疲れもうなぎを食べて乗り切ってくださいね。

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