お月見にはどんな楽しみ方?秋の七草やスイーツ レシピ!

子供の頃はお月さまにはうさぎがいると言われて信じていたことがあります。
たぶん幼稚園でそんな話を聞いたような気がします、純粋だったんですね。

夜の時間が長くなってきて、まだ寒くはない時期にあるのがお月見です。
お月見と言ってもどんなことをするのか今ひとつわからないですよね。

現代にあったお月見の楽しみ方を考えてみましょう。
せっかくなので美味しいお菓子も食べたいですね♪

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お月見にはどんな楽しみ方がある?

十五夜というのは旧暦の8月15日に訪れる満月を意味します。
今の暦でいえば9月15日のことです。

  • お月見とは
  • もともとお月見は中国の風習から始まったとされています、
    平安時代から貴族の間では風流な行事として行われてきたみたいです。

    それが庶民に伝わり、収穫のお祝いとしてお月見が一般的に行われるようになりました。

  • お月見団子
  • お月見といえばイメージするのが「お月見団子」なのではないでしょうか。
    お月見団子は満月になっているお月さまをイメージしています。

    お月見の時期はちょうどお米の収穫時期でもあるため、月のように丸い団子を米で作ってお供えしたのが始まりです。
    お月見というのは収穫を祝うための行事で、月見団子は穀物の収穫に感謝するお供えなんですね。

    このお月見団子は丸い形をしたものが主流ですが地方によって違いがあり、細長いものや団子に餡を巻いたものなどもあります。
    関西ではあんを巻いたものが主流のようです。

    月見団子を供える数は満月の数として12個という説と、十五夜なので15個という説があります。
    一般的にはには十五夜は15個で十三夜は13個です。

    大きさは十五に因んで一寸五分(約4.5cm)の団子をお供えすると縁起が良いとされています。
    飾り方は一番下に8個おいて、その上に4個、2個、一番上に1個です。
    崩れないように気を付けて置いて下さいね。

    お団子を飾って月をみたあとはお団子を頂きます。
    アンコをつけて食べたり、お汁粉っぽくしたり、みたらし団子にしたり・・・
    考えただけでも楽しいですね、どうやって食べましょうか。

    また、収穫時期でもあるので収穫を祝って里芋やさつまいもをお供えします。
    お供えものを食べることで健康や幸福を得ることができるという意味も込められています。

  • お月見の楽しみ方
  • 現代のお月見の楽しみ方として、まずはゆっくりと月を眺めてみてはどうでしょうか。
    普段忙しい生活をしているとゆっくりと夜の空を眺める暇はありませんよね。

    月をじっくり眺めたのはどのくらい前ですか?
    しばらく月を眺めたりしていないんじゃないでしょうか。

    せっかくきれいな月が出る時期なので、たまには月を愛でてみてはいかがでしょう。

    ベランダやお庭にテーブルを置いてお月見してみましょう。
    窓辺に椅子を置いて外を眺めてみてもいいですね。
    縁側があれば風情があります、お団子とススキを飾ればカンペキです。

    できれば部屋の電気を消したり照明は最低限にしてみましょう。
    キャンドルを灯してみるのも良いですね。

    お月見イベントなどが行われることもありますが、
    自分なりのお月見をして非日常を感じてみてはどうでしょうか。

  • 中秋の名月
  • 十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれます。
    旧暦の秋というのが7月~9月を指しており、8月15日はちょうど真ん中に当たるので「中秋」と言われました。

    秋の空は最も澄み渡り、月が明るく美しく見えたので「中秋の名月」と呼ばれるようになったのです。
    家族でゆっくりとお月見をしてみてはいかがでしょう。

    中秋の名月は必ず満月とは限りません。
    旧暦と現在の暦の数え方は違うので毎年「十五夜」の日にちは違います。

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お月見に飾りたい秋の七草とは

お月見といえば「すすき」を飾るイメージがあります。

「すすき」は稲穂に似ていることから米の豊作を願って飾られるようになったんだそうです。
地域によっては本物の稲穂を供えることもあるそうです。

このすすきは邪気を払い魔除けの効果があるとされています。

じつはススキは「秋の七草」のひとつです。
春の七草にくらべて秋の七草はあまり知られていないかもしれません。

春の七草は食べられる植物ですが、秋の七草は食べるものではなく観賞用の草花です。
見た目が秋の風情を感じさせたり花がきれいな植物が多いんですよ。

秋の七草というのは
「萩(はぎ)」「桔梗(ききよう)」「葛(くず)」「撫子(なでしこ)」「女郎花(おみなえし)」「藤袴(ふじばかま)」そして「薄(すすき)」の七種類です。

可憐な花のなでしこや可愛らしいハギは何となく分かるかもしれません。キキョウも高貴な紫色のきれいな花です。
フジバカマやオミナエシ、クズなどは野原に咲いている雑草に近いですが、可愛い花が咲きます。

ススキは河原とかにあるイメージですが、お月見が近くなると普通にお花屋さんで売っています。
時期になると秋の七草セットで寄せ植えがあります。

もちろん全種じゃなくて、数種類でもステキです。
ススキだけじゃなく他の秋の七草も一緒に飾ると風情を感じます。

お月見にぴったりなスイーツレシピ

  • お月見ドーナツ
真ん丸お月様を見ながら真ん丸ドーナツは食べるのはいかがでしょう。
ホットケーキミックスで作れるのでとっても簡単です。

一口サイズに作ると小さなお子さんも食べやすいと思います。
中にあんこやチョコレートを入れてもおいしいですよ。

<材料>
・ホットケーキミックス 200g
・卵     1個
・牛乳    大さじ2
・砂糖    20g

<作り方>
①ボウルに卵と牛乳と砂糖を入れてしっかりと混ぜます。
②ホットケーキミックスを加えて、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
③手に油を付けて生地を丸めます。
④180℃の油できつね色になるまで揚げて完成です。

<ポイント>
仕上げに粉砂糖やシナモンシュガーをかけても美味しいですよ。

こちらの記事も参考にして下さい
おはぎとぼたもちには違いがあるの?おいしい簡単レシピ

まとめ

昔から日本人って月を眺めたりするのが好きだったんだと思います。

農作物の収穫があったことを月に感謝して、
健康や幸福を願う意味でお月見を行うようになったんです。

現代の私達なりのやり方でお月見をして毎日を無事過ごせることを感謝したいですね。

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