家のなかに虫が入ってしまうとやっかいなのでほとんどの方は窓に網戸を付けていると思います。
空気の入れ替えのときにもキチンと締めているので大丈夫・・・と思っていたのに、なぜか虫が入ってくる!?
網戸をすり抜けて入ってくるとしか思えませんよね。
実際に小さな虫はすり抜けちゃうんですよ、網よりも小さな虫というもの結構いるようですね。
さらに網戸も使い方によっては隙間が開いてしまいやすくなります。
できるだけシャットアウトするにはどういったことに気をつければいいでしょうか?
網戸から虫が入ってくるのはどうして?
網戸をキチンと締めているのに虫が部屋に入ってくる!!・・・ってことありますよね。
入ってこないと思っていたのに虫がいるとちょっとショックです。
きちんと網戸を閉めてるのに虫が入ってくるのはどうしてでしょうか。
- 網戸のサイズによる?
- 電気で誘引?
- 網戸に隙間がある?
網戸の網は一般的な標準サイズのもので、通常1.15ミリくらいです。
ですので、きちんと網戸を閉めていても
それ以下の大きさの虫ならば入ってきてしまうということになります。
虫の大きさを確認してみましょう。
蚊 2~5ミリ
大きめのハエ 7~8ミリ
小さめのハエ 1ミリ
羽アリ 1ミリ
ということは標準のアミドでは
蚊などは入ってこないにしても、網目よりも小さな羽アリやコバエは入ってきてしまうということです。
室内の電球が白熱球や蛍光灯だと虫を誘因してしまうことがあります。
屋外の公園やキャンプ場などを思い浮かべると想像できると思います。
トイレや炊事場の電球に虫が群がっているのを見ることはありませんか?
それは電球や蛍光灯の光が出す紫外線に誘因されてしまうからだそうです。
網戸が左側右側どちらにあるかで隙間の出来方が違います。
構造的に窓の左側に網戸があると隙間が出来やすいそうです、これについては後述します。
盲点は「窓の桟の下」です。
網戸を閉めていても窓の桟の下から潜り込んで中に入ってくる虫もいるんですよね。
さらに網戸の高さが左右でずれている場合、上下のどちらかに隙間が空いてしまうことがあります。
その隙間から小さな虫は入ってきてしまいます。
それではどのようにして虫除けをしたらいいのでしょうか。
網戸の虫除け対策は?
- 網戸の網目を細かなものに張り替える
- 網戸に防虫剤
- 室内の照明をLEDに変える
- ガタツキを修理する
網戸から入り込んでくる小さな虫がいるんだったら、
その虫の大きさよりも小さく細かな網目の網戸にすることをオススメします。
コバエや羽アリは標準の網戸ではすり抜けて入ってきてしまう可能性があるんですね。
網戸の目はメッシュという単位を使ってあらわしており、1インチの中に何本の糸が通っているのかを表しています。
一般的な網戸の網目は、18~20メッシュです。
18メッシュの網戸で、網目の大きさは、だいたい1.15ミリとなります。
20メッシュなら1.03ミリ
24メッシュで0.84ミリ
30メッシュは0.67ミリです。
小さな羽アリやコハエで1ミリくらいの大きさなので、
24~30メッシュならば防げるということになります。
送料無料 PE防虫網30メッシュ910mm巾30m巻ブラック1本入り
|
デメリットとしては、網目が小さくなるため風通しが多少悪くなる可能性があります。
網戸に貼り付ける防虫剤がありますので、そういったものを使うといいでしょう。
窓の外に吊り下げるものもあります。
ただしこのタイプは「蚊」にしか効かないものも多いので、虫の種類によっては効き目に満足できないこともあります。
その場合は防虫スプレーを網戸にかけるという方法もあります。
外から窓を閉めて網戸に防虫スプレーをスプレーします。
窓を壁がわりにして網戸にしっかり防虫効果をもたせるという方法です。
室内から窓を開けて網戸に散布しても網戸にスプレー剤がちゃんと付着しません。
単に撒き散らすことになり効果に期待は出来ませんので外からかけましょう。
ただし窓がスプレーで汚れるのできちんと窓掃除してくださいね。
もしくは窓ガラスとのあいだに新聞紙を入れて防御してください。
蛍光灯や白熱球は紫外線を出しているため虫を誘因してしまうことがあります。
そこで使っている電球を交換してみましょう。
じつはLEDは紫外線をほとんど発しません。
紫外線に誘引されてくる虫にとってはLEDは全く面白みにかけるものなんでしょうね。
ただし紫外線に集まる虫を寄せ付けることはなくなりますが、
紫外線に関係のない虫は寄せ付けてしまう可能性はあります。
網戸がきちんと閉まっているとおもってはいても、実は網戸がガタついていて隙間が出来ている可能性があります。
隙間が空いていると虫は入りやすくなります。
ガタツキを修理して隙間が空かないようにしましょう。
高さが左右でずれていると上下のどちらかに隙間ができてしまうこともあります。
高さはきちんと合わせるようにしましょう、簡単に調整できます。
網戸の向きが違うと虫が入る?
いろいろな対策をしていてもそれでもやっぱり虫が入ってくるという場合、
もしかしたら網戸の位置が間違っているのかもしれません。
もしかして網戸の位置が左側になっているのではないでしょうか。
日本に多い左右にスライドするタイプの引き違い窓の場合は、
右側に網戸があるのがベストポジションとなります。
右側に網戸がある場合は窓が全開でも少し開いてる状態でも
窓とサッシの間に隙間はできないので虫は入ってきません。
しかし左側に網戸があると、左側の窓を開けた際に右側の窓のサッシとの間に隙間が出来てしまいます。
つまり窓ガラスのあいだにわずかに隙間ができちゃうんです、これ以外な盲点なんじゃないでしょうか。
その隙間から知らず知らずのうちに虫が入ってきてしまうのです。
網戸は常に右側で使用した方が虫が入ってきません。
網戸には正しい向きがあるので一度確認してみてください。
こちらの記事も参考にして下さい
網戸の掃除の仕方は?簡単なやり方ある?頻度はどのくらい?
蚊は服の上からさす?防ぐ方法は?虫除けパーカー効果は?
まとめ
虫が苦手な人にとっては網戸があるおかげで安心して暮らせると行っても過言ではありませんよね。
そのくらい網戸は頼りになるんです。
でも使い方が間違ってると残念なことが起きちゃう可能性があるんですよね・・・
網戸に正しい向きがあるなんて知りませんでした。
夏だけではなく一年中網戸をあけずに換気をする方も多いと思います。
正しい使い方で快適生活を送りましょう。