雨の日や湿度が高い時は除湿機があると安心です。
除湿機があると洗濯物も早く乾くし、家の中のカビを防止してくれます。
でもその除湿機、ちゃんと正しく使いこなしてますか?
除湿機の選び方が間違っていたり、置き場所を間違えているとせっかくの機能を使いこなせませんよ。
除湿機の機能を使いこなすにはどうすればいいでしょうか。
除湿機の設置場所どこがいい?
除湿機の置き場所はどこが一番いいのか考えて置いていますか?
あまり考えずに適当においている方も多いのではないでしょうか。
- リビング
なので、リビングに設置する場合はさほど置く場所を気にしなくてもいいでしょう。
どこに置いたとしても性能が良いため効果は変わりません。
ただし、湿気は下へたまりやすいので床に置くようにすると効果的です。
棚やタンスの上に置いてあるのを見かけることがありますが、効果を得づらくなることもあります。
確かに上へあげておくことで通行や家具の配置の邪魔にはならないのですが、
できれば床に置いたほうが湿度をしっかりとってくれます。
- 洗濯物のそば
干されている洗濯物の真下に除湿器を設置するととくに効果が高いです。
除湿器の熱で洗濯物が乾きやすくなりますし、
洗濯物の湿気が下方へ落ちるので除湿器がしっかりと湿気をキャッチしてくれますので一石二鳥ですね。
雨の日の洗濯物は嫌な匂いがでやすいので、
除湿機を使うことで部屋中に生乾き臭をまき散らすことなく素早く洗濯物が乾きます。
- 玄関
玄関のドアを開けると湿気が一気に入り込んできます。
そして濡れた靴や傘を玄関に置いておくとずっと湿度が下がりません。
下駄箱の中も湿気てしまうのでカビが発生しやすくなります。
雨の日は玄関先に除湿器を設置するとかなり違います。
今は小型の除湿器もあるので下駄箱の中に設置することもできます。
カビが生えやすい場所なので除湿対策は念入りに行いましょう。
- 押し入れなど
空気の流れがないので湿度が高い空気が入り込んでしまうとカビが発生しやすくなります。
とくに押入れの寝具は入れっぱなしだと危ないですね。
除湿器を活用して大切な衣類や寝具を守りましょう。
- 目的によって
どういった目的でどこで使いたいのかをよく考えて購入するといいでしょう。
目的別としてはこんなことが考えられます。
●衣類乾燥に特化したもの
その名の通り衣類乾燥を目的としている乾燥除湿機と言うものもあります。
洗濯物を外に干せない方には一年中便利に使えそうですね。
部屋干しの生乾き臭を防止して、衣類をムラなく乾燥させてくれます。
部屋干しをする部屋に置くことになりますね。
●部分的乾燥に特化したもの
簡単に持ち運べるコンパクトタイプの除湿機もたくさんあります。
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クローゼットの中や洗面所などピンポイント乾燥に特化しています。
せまい範囲を短時間で乾燥させることができます。
使う場所を想定して「押し入れに入る大きさは?」「納戸に入れるならこのくらい?」というように考えて購入しましょう。
●除湿機能付きの空気清浄機
空気清浄機の中に除湿機能がついているものがあります。
除湿の他に花粉対策や部屋の除菌、消臭効果もあるものが多いです。
リビングや寝室で使うことが多いと思いますので、うるさくないもののほうが使いやすいでしょう。
除湿機は一日中かけても平気?
雨が続いているとジメジメしているので一日中除湿機をつけていたくなります。
でも除湿機って一日中つけていてもいいものなんでしょうか?
湿度が高くて不快なら、ずっとつけていても問題ないです。
ただ電気代がかかりますけどね。
除湿器には複数のタイプがあり、それぞれ仕様が違いますしかかる電気代も違います。
タイプ別にみていきましょう。
- コンプレッサー式
冬場は除湿力が低下してしまいます。
音がやや大きめなので気になる方は気になるようです。
消費電力が小さく家計にも優しいため夏場のみの使用であればコンプレッサーがおススメです。
- ゼオライト式
ヒーターの利用と熱気乾燥をしているため、部屋を暑くしてしまうので夏場にはきびしいでしょう。
熱を発するため電気代もコンプレッサー式より割高です。
衣類の乾燥などにはゼオライト式が効果的です。
- ハイブリッド式
本体価格が高いハイブリッドですが
シーズンを選ばずに一年中使えるメリットがあります。
ハイブリッド式は、コンプレッサー式とゼオライト式を使い分けるイメージなので
電気代は季節によって変動があります。
冬場はゼオライト式に切り替えるので高くなりがちなので注意が必要です。
除湿機が効かない理由は?
除湿機をつけているのになんだかスッキリしない・・・もしかして故障?
ちょっとまってください、除湿器が効かない原因は故障以外にもいくつかあります。
季節に合っていない使い方をしていると除湿器は最大限の効果を発揮しません。
コンプレッサー式を冬場に使ってしまっている、またはゼオライト式を夏場に使用しているなどですね。
湿気をうまく吸収できずに乾燥した空気を外へ排出できていない場合があります。
除湿可能面積を超えた場合も同じです。
広い部屋にはそれなりのスペックの除湿機が必要です。
除湿器は部屋の広さや家の造りによって除湿できる面積が変わります。
一台で除湿できる面積には限度があるので一度確認してみましょう。
また、窓が開いていたり、外から湿気が侵入しているといくら除湿しても効き目がありませんよね。
除湿面積の範囲を超えてしまっていることになるので効果が薄いです。
壊れてしまったのではと感じた場合は
部屋の環境や除湿器のスペックを確認してみてください。
こちらの記事も参考にして下さい
梅雨は換気扇を活用 カビ防止できる?24時間でも大丈夫?
まとめ
除湿機は使い方でとても便利です。
梅雨の時期や秋の長雨の時期はあると便利だなと思います。
とくにエアコンがない部屋や場所の湿度を調整するにはいいですね。
じゃまにならない大きさのコンパクトなものがひとつあるといいと思います。
湿度はカビの原因です、カビ対策にもなりますので上手に利用してくださいね。