
お正月におせちを用意するご家庭は多いと思いますが、残ってしまうものはありませんか?
せっかく頑張って作っても、全然食べてくれない不人気なおせちもあります。
残りがちなおせちをそのまま捨ててしまうのはもったいないですね。
だったらおせちをリメイクしてしまいましょう。
とくに余りがちなおせちの簡単リメイクのヒントをご紹介します。
簡単お菓子レシピも、おすすめです。
おせち料理の残りをリメイク
三が日食べるためにたくさん作ったおせち料理。
たくさん作りすぎたり、おせち料理に飽きちゃったりして、残ってしまうことはありませんか?
おせちは日本の伝統的な献立のひとつですが、普段食べ慣れないメニューも多いですね。
とくに小さい子供は見慣れないし食べ慣れないので、あまり積極的に食べてくれない事が多いのです。
誰も手を付けなくなったおせちをママがひたすら食べる・・・という事も少なくありません。
たくさん余ってしまった時は、違うお料理に変身させてしまいましょう。
味付けや見た目を変えると、おせち料理に飽きてしまった子どもたちも意外と食べてくれるものです。
すでに火が通っていたり味がついているので、アレンジがしやすいのも特徴です。
おせちで余ってしまいやすいのが「煮物・筑前煮」「黒豆」「田作り」などですね。
他にも紅白なますやかまぼこなども余りやすいようです。
これからは余ってしまっても悩む心配はありません。
おせち料理を素敵にリメイクしてみましょう。
おせちリメイク 煮物
大きなお鍋で炊く煮物類、味がしっかり染み込んで美味しいですよね。
しかし、おせちのなかでも煮しめや筑前煮は一番余りがちなんです。
とくに子どもたちは根菜がたっぷりと入った煮物に手を付けることは少ないのでは?
そんなお煮しめや筑前煮を子供も大好きな料理にリメイクすると、喜んで食べてくれることも多いですよ。
- カレー
- 炊き込みご飯
- うどん
- 豚汁
- グラタン
苦手な子どもたちが多い煮しめや筑前煮を、子どもたちが大好きなカレーにリメイクしてみてはいかがでしょう。
作り方はとっても簡単!いつものカレーの具を煮しめに替えるだけ。
煮しめの和風味が味のポイントともなり、食べやすい美味しい和風カレーになります。
しっかりと味が染み込んだ根菜ですので甘みもあります。
スパイシーなカレーと和風の具材がマッチした一品です。
具材を細かくカットしていつもの炊き込みご飯を炊く要領で炊くだけです。
すでに味がついているので具材に下味を付ける手間もありません。
手間いらずで、とってもおいしい炊き込みご飯ができます。
根菜の味がご飯に染み込み、おかわりしたくなる美味しさです。
うどんの具材として利用してみてはいかがでしょう。
ゴロゴロと入った具材と、ツルンと喉越しの良いうどんとの相性が良いんです。
寒い日はおろし生姜を入れてとろみを付けると体の芯から温まります。
豚肉を加えて豚汁にしてみてはいかがでしょうか。
すでに具材には火が通っているので、短時間で作ることができます。
しっかりと味が付いた煮しめが汁に溶け出し、ほんのり甘めの仕上げとなります。
お味噌と醤油味のバランスも良く、根菜の香りがなんとも言えない美味しさです。
それだけでおかずになるくらい、たっぷりと食べごたえがあるのも嬉しいですね。
ホワイトソースと根菜を混ぜてチーズを乗せて焼くと、ほんのり和風味のグラタンが完成です。
ホワイトソースのコクと、醤油ベースで味付けされた煮しめのバランスがとても良いです。
お好みで余った餅を小さくカットし加えてもOK!
とろ~んと伸びた餅グラタンはくせになる美味しさです。
おせちリメイク 黒豆
黒豆自体は比較的人気のあるおせち料理です。
でも、食べてくれるからと用意しすぎて余ってしまう・・・ということもあるんじゃないでしょうか。
甘みを生かしたリメイクでおやつにピッタリのものが作れます。
- ケーキ
- パン
- 大福
- 蒸しパン
甘い黒豆はスイーツの材料にすると相性バツグンなんです!
ふかふかのケーキにひょっこりと顔を出す真っ黒い黒豆がかわいいですね。
すでに甘みがついているので甘さ控えめで作ってちょうどいいかもしれません。
上品な甘さのケーキにすると食べやすいかもしれません。
スポンジケーキやパウンドケーキ、シフォンケーキ、マフィン、カップケーキなど、どんなケーキにも相性が良いと言えます。
お菓子作り初心者の方にとって生地作りは難しいかもしれません。
ホットケーキミックスを使って作れるレシピもありますので、のちほどご紹介します。
黒豆パンはパン屋さんでも人気があります。
ゴロゴロ入った黒豆がほんのり甘く、塩気の効いたパンとの相性もばっちりです。
素朴な味のパンだけど、どこかほっこりとした気持ちになれます。
黒豆をトーストに乗せただけでもおいしいですよ。
和菓子好きにはたまらない大福に黒豆を入れて、更に甘みをUPしてみましょう。
とても簡単に白玉粉でも作ることができます。
お正月の切り餅が余っていたら、レンジで加熱して作ることも可能です。
素朴な味の蒸しパンに甘く煮た黒豆を加えて、優しい甘さの蒸しパンを作ってみては。
朝食や子どものおやつに最適です。
煮汁にも栄養があるので、一緒に練り込んでみましょう。
おせちリメイク 田作り
田作りは好きな方と嫌いな方にきっちり別れるようですね。
好きな方は普段の副菜に常備している方もいらっしゃいます。
とくに子どもはその味に慣れていないので食べにくいようです。
- ふりかけ
- 甘辛煮
ほんのり甘辛く歯ごたえの良い田作りは、食べ慣れるととても美味しいおかずになります。
フードプロセッサーにかけて、ふりかけにしてみましょう。
甘辛い味付けがご飯に合うので、田作りを食べれなかった子どもも食べられる事が多いですよ。
さらにごまを加えると香ばしくなります。
カルシウムもたっぷりと取れることができるので、余ってしまったら常備菜にもなるふりかけにしてみてはいかがでしょう。
大豆と一緒にフライパンで煎り、大豆と田作りの甘辛煮にしてみては。
イソフラボンを初め栄養豊富の大豆と、カルシウムたっぷりのいりこで、栄養面でも優れています。
おせちリメイク その他
その他にも紅白なますやかまぼこなども余りがちですね。
紅白なますはさっぱりして食べやすいのですが、野菜類はウケが悪いのかもしれませんね。
これは「バインミーサンドイッチ」にするととても美味しいです。
個人的にはこのために紅白なますを作ると行っても過言ではありません。
おせちで残ったローストビーフや焼豚、ハムなどと一緒に挟むだけで絶品サンドイッチになります。
かまぼこは量が多いので食べきれないのかもしれません。
お吸い物やそばうどんの具、炒め物や揚げ物の材料にするとすぐに使い切れますよ。
おせち料理リメイクレシピ
- 黒豆マフィン
ほんのり甘くておやつや朝食におすすめです。
ホットケーキミックスを使って簡単に作れるレシピです。
<材料>
・ホットケーキミックス 200g
・卵 2個
・バター 50g
・牛乳 70cc
・砂糖 大さじ2
・黒豆 70g
<作り方>
①バターをレンジで溶かし、溶かしバターにしておきます。
②ボウルに卵を割り入れよく混ぜます。牛乳、砂糖を加え、泡立て器でしっかりと混ぜておきます。
③ホットケーキミックスを加えてヘラでさっくりと混ぜます。溶かしバターを加えて更に混ぜましょう。黒豆を加えてさっと混ぜて下さい。
④カップの6分目まで生地を流し入れます。180℃に予熱したオーブンで30分焼いて完成です。
まとめ
ちょっと手を加えるだけでまったく違うメニューに変身しちゃいますね。
リメイクしたあの料理がまた食べたい・・・なんてことになるかも。
そのままではちょっと食べにくいおせちも、アレンジすれば子供も喜んで食べてくれます。
ぜひ最後まで美味しくいただいて下さいね。