お正月の餅の保存方法 つきたて餅の工夫とカビの予防法は?

お餅はお正月には欠かせない食べ物ですね。
三が日は必ずお雑煮を食べるというご家庭も多いのではないでしょうか。

スーパーで一年中パックのお餅は手に入れることができますが、お正月はついたお餅を食べることも多いと思います。
つきたてのお餅は格別の美味しさですよね。

そんな美味しいお餅を長持ちさせるためにも正しい保存をしていきたいですね。
お餅を保存する方法やカビの予防方法をお伝えします。

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お正月の餅の保存方法は?

年末にはお正月用にお餅をつくご家庭も多いのではないでしょうか。
伝統的に臼と杵で作っていることもあるかもしれませんし、餅つき機で作っているご家庭もあるでしょう。

そうしてついたお餅のお裾分けを頂く事も多いと思います。
お餅は健康や長寿を願う食べ物でもあるので、親戚や知人に配ることも多いのかもしれません。

たくさんのお餅、どのようにして保存していますか?
たくさんある場合はすぐには食べ切れませんし、せめてお正月の三が日はカビさせずに保存しておきたいですね。

でもついたお餅はそのままにしておくとカビが生えてしまいます。

パック梱包された市販のお餅は、常温保存が可能です。
しかし、ついたお餅は常温保存をしておくと、水分が多いのでカビが生えてきてしまうのです。

ついたお餅をカビさせない方法はあるのでしょうか?
どういった保存をすれば美味しいままいただけるのでしょうか?

じつは、つきたてのお餅にちょっとした工夫をするだけで、カビが生えづらくなる方法もあるんです。

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つきたて餅の保存方法や工夫

つきたてのお餅は柔らかくてそのまま食べるのが一番美味しいという気がします。
お餅をつくのは年末なので、お正月に食べるように形を整えなければなりませんね。

関西では丸餅にすることが多いようですが、関東では四角いのし餅にすることが多いと思います。
この形を整えるときにちょっとした工夫をすることで、カビが生えづらくなり長持ちするのです。

それは「粉を使わない」ということです。

つきたてのお餅は柔らかいので、粉をつけないと形を作るのが難しいんですよね。
そのままのそうと思ってもベタついてしまってうまく作れません。
なので、おもちにもちとり粉を付けて形を作るのです。

でもこの粉がカビの大きな原因になってしまうのです。
長期間保存したい場合はできるだけ粉を付けずに形を整えましょう。

しっかり目のビニール袋に餅を入れて少し時間を置きます。
熱さが落ち着いて触れるくらいになったら取り出して形を作っていきます。

お餅は冷めるとベタつきが少なくなります。
あまり時間をおいてしまうと固くなってしまいますが、程よい硬さまで冷ますと粉がなくても形を作ることができるようになります。

餅のカビの予防法は?

お餅をカビさせない保存の仕方にはどんな方法があるのでしょうか?

  • 冷凍保存
  • お餅の保存で一番簡単な保存方法は冷凍保存かと思います。
    冷蔵庫で保存しがちですが、冷蔵保存も湿気によりカビが生える危険性があります。

    冷凍ならその心配がないのでおすすめです。
    そのまま保存してしまうと冷凍焼けを起こしてしまうので、避けるための方法をご紹介しましょう。

    お餅を1個ずつラップに包み、フリーザーバッグに入れて空気をしっかりと抜いて保存します。
    こうすることで匂い移りや乾燥、冷凍焼けを防ぐことができるのです。

    調理する場合は凍ったまま調理することが可能です。
    お雑煮やお汁粉にする場合はそのまま焼いたりお湯に通せば大丈夫です。

    焼く場合は自然解凍か軽くレンジで加熱してから焼いたほうが良いでしょう。

    冷凍保存は3~4ヶ月は保存可能です。

  • 水餅保存
  • 簡単な方法ですが水餅で保存するとカビの防止効果は高いです。
    お餅が固くならないのでとても食べやすく、個人的にはこの方法が気に入っています。

    密封容器にお餅が全部浸かるように水を入れ、その中にお餅を入れます。
    お餅が入る大きさのタッパーでいいと思います。
    そしてしっかりと蓋をしておきましょう。

    寒いところでしたら冷暗所で保管は可能ですが、できたら冷蔵庫で保存するようにしましょう。

    注意点としては毎日水を替えるようにして下さい。
    水が腐ってしまってはお餅も傷んでしまいます。

    水からお餅が出てしまうとそこからカビが生えてしまうので、お餅が出ないようにたっぷりとお水を入れておいて下さい。
    水を清潔に保ち、正しく保存できていれば1ヶ月は保存可能です。

  • からし・わさび保存
  • からしやわさびには、殺菌作用がありカビの繁殖を抑える働きが期待できます。

    密封容器にからしまたはわさびと一緒に餅を入れて、蓋をしっかりと締めておきます。
    小さな小皿やカップに入れておくと良いでしょう。
    少し固めに練るようにするのがポイントです。

    からしやわさびと一緒に保存しておくと臭いが移らないか気になりますが、火を通せば味や香りは気になりません。
    水分が抜けてカラカラになったら、取り替えるようにして下さい。

    チューブのからしやわさびでも効き目はあります。
    1週間は保存可能です。

お正月のお餅を正しく保存して、カビを生やさないようにしたいですね。

まとめ

せっかくのつきたてのお餅を美味しくいただきたいですね。
カビを予防して、いろいろな食べ方で楽しんでみてはいかがでしょうか。

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