春になるのはうれしいけど、嬉しくないのが花粉症です。
花粉症になってしまうといろいろな症状が出てきますが、どんな症状がでていますか?
鼻水やくしゃみだけじゃなく、熱がでてしまう方もいらっしゃいますね。
熱が出てしまうと風邪との区別がつきにくく、どっちなんだろうと悩むこともあります。
花粉症で熱が出たときにはどんな対策をすれば良いのかをご紹介します。
風邪との違いについても知っておくといいですよ。
花粉症で微熱が出たときの対策は?
花粉症というと目がかゆくなったり、くしゃみが出たり、鼻水が止まらなくなったりする方も多くいます。
他にも喉がかゆくなったり眠くなったり、頭痛がしたり皮膚炎を起こすこともあります。
人によってほんとうに色々な症状が起こってしまいます。
花粉症の症状のひとつが「発熱」です。
高熱が出ることはありませんが、微熱が出てしまうことはよくあります。
花粉症の発症時期は数日から長いと数ヶ月続くこともあるので、人によってはその間ずっと微熱が出ている状態です。
微熱が長引くということは地味にダメージを受け続けている状態で、消耗が激しいし身体も疲れます。
こういった熱が長引いたり悪寒を感じる状態は、風邪の症状にもよくあります。
花粉症の発熱は風邪の初期症状ととても良く似ているので判断が難しいこともあるのです。
花粉症と気が付かずにずっと風邪薬を飲んでいた・・・という方も少なくありません。
しかし、当然ですが花粉症ででている状態を風邪薬でおさえることは難しいのです。
というか、風邪薬では花粉症の症状を軽くすることはほとんどできないと言っていいでしょう。
そもそも熱が出ている原因が全く違うので、対処法が全く違うのは当たり前なのです。
花粉症による微熱はアレルギーによるものです。
微熱も花粉症の症状のひとつなので、花粉症対策をすることが症状をおさえる対策になるのです。
なので、薬をのむんだったらアレルギー反応をおさえる薬が効果的なのです。
ただし、微熱が続いて体がつらいときは解熱鎮痛剤を使うことも効果的です。
解熱剤を服用することで一時的でも熱を下げて体力を回復させることができるかもしれません。
解熱剤は胃腸が荒れにくいものを選ぶようにしてください。
胃腸が荒れると免疫力が低下しやすくなりますので、花粉症の症状が悪化する可能性もあるので注意してください。
花粉症の症状がでてしまっているのですから、身体の中にできるだけ花粉を入れないように気をつけてください。
日常生活でできるだけ花粉を避ける生活をして、症状を最小限に抑えたいですね。
花粉の飛散情報もこまめにチェックして、飛散が多い日や時間帯は外出をなるべく避けてください。
外出時は眼鏡やマスクを着用して、できるだけ身体に触れないように気をつけたいですね。
帰宅したら服や身体に付着した花粉をできるだけ落とすようにしてください。
そして手洗い、うがい、洗顔などのケアを心がけましょう。
室内はこまめに掃除機をかけましょう、空気清浄機もきちんと使えば効果があります。
また、睡眠を十分にとって規則正しい生活をすることも大事です。
花粉症で微熱が出たけど、風邪とは違うの?
花粉症の症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどが一般的ですが、微熱が出ることもあります。
花粉症の微熱と風邪を引いて出る微熱、なにが違うのでしょうか?
風邪は鼻やのどからウイルスが侵入することで起こります。
体に入ったウイルスを体外に追い出そうとする反応として、発熱、咳や痰、くしゃみ、鼻水などの症状が出ます。
つまり風邪の発熱は、体の体温を上げてウイルスを追い出そうとする防御反応なのです。
花粉症は植物の花粉が原因で起こるアレルギー性の病気です。
花粉が身体の中に入ってしまうことで、風邪のウイルスと同じように花粉を異物だと認識してしまうのです。
花粉症の微熱も異物を体外へ追い出そうとする防御反応なのです。
ようするに原理としては同じなんです。
原因は違いますが、出ている症状が同じなのでわかりにくいのかもしれませんね。
原因が違うので対処法は違ってきます。
区別がつかない時は病院に行ってみるとはっきりわかると思いますよ。
風邪でも花粉症でも微熱が続くと徐々に体力を消耗していきます。
身体をいたわって、免疫力を下げないように気をつけたいですね。
花粉シーズンは外出中に花粉を多く吸い込んでしまうと熱が出やすいと言われています。
できるだけ花粉を体に入れないように気をつけてくださいね。
花粉症で微熱と関節痛が出ることもあるの?
花粉症の症状として関節痛が出ることがあります。
花粉が体内に入ることで防御反応が起こります。
これがアレルギー反応で、その反応とともに炎症が起きて関節痛になることがあるのです。
花粉症によって微熱が出て、関節痛も出るという人は意外と多いかもしれませんね。
花粉症での関節痛は風邪をひいたときよりも程度が低い事が多いという特徴があります。
関節痛は花粉症対策することで症状を和らげることができます。
体が冷えると関節痛が増すと言われていますので、体を冷やさないように気を付けたいですね。
関節痛も様々なので、自己判断するのではなく一度医療機関に相談するといいでしょう。
まとめ
花粉症と風邪は症状が共通していたり似ていることが多いので、判断が難しいですね。
風邪だと思っていたのが、じつは花粉症デビューだった・・・ということもありえます。
間違った対処法で症状を悪化させたり改善を遅らせてしまっては大変です。
なかなか症状が改善しなかったり、症状がひどいようであれば病院を受診したほうが安心かもしれませんね。
自分に合った対処法で花粉症と上手く付き合っていきたいですね。