小松菜の栄養素や保存方法は?簡単おいしいレシピおすすめは?

小松菜はスーパーなどで一年中見かけることが多くなりましたが、じつは冬の野菜です。
近年はハウス栽培で季節ががわかりづらいですが、旬の野菜は味も香りも良くてとても美味しいのです。

小松菜もハウス栽培のものが多いのですが、旬の時期は露地栽培のものもあります。
しっかりとした濃い味で、ほんのり甘さも感じられるのが特徴です。

クセの少ない食べやすい小松菜にはどんな栄養が含まれているのでしょうか。
もっと食卓に取り入れて欲しい野菜のひとつです。

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小松菜の栄養素は?

小松菜は葉物野菜の中では調理しやすい野菜です。
ほうれん草と比べるとアクが格段に少ないので、あく抜きの手間もありません。

小松菜の栄養素

小松菜はアクもクセも少ないのでいろいろな調理に使いやすいですね。
小松菜にはどんな栄養素が入っているのでしょうか?

βカロテン

βカロテンは強い抗酸化作用を持つ栄養素です。
動脈硬化などの生活習慣病予防や、がん予防に効果があるとされています。

βカロテンは体内でビタミンAに変換されますが、過剰摂取の心配がないのは安心です。
βカロテンは身体に必要な分だけビタミンA変換されるという特徴があるのです。

ビタミンAは粘膜を強化する働きがあり、髪や皮膚の健康を保つ働きがあります。
また、免疫力を向上させて風邪などの感染予防も期待できる栄養素です。

カルシウム

カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれる働きがあります。
骨粗鬆症の予防効果が期待できます。

小松菜に含まれるカルシウムは野菜類の中でもトップクラスなのです。
骨を作る働き以外にも筋肉を収縮させたり神経の情報伝達という生きていくうえで大事な働きがあります。

カルシウムはビタミンDやマグネシウムといっしょに摂取すると吸収率がアップするので、ぜひメニューに取り入れてみましょう。

ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用があり、活性酸素の除去効果があるとされています。
アンチエイジングには欠かせません。

免疫力を向上させる働きがありますので風邪の予防にも効果があります。
コラーゲン合成などの美容効果により、シミやシワの予防にも効果があるとされています。

ビタミンE

ビタミンEは「若返りビタミン」と呼ばれるほどの強い抗酸化作用を持っています。
そのため老化を防ぐ働きがあるとされています。

血液の流れを良くして高血圧や脳梗塞などの予防にも効果が期待できます。
また、ホルモンバランスを整える作用があると言われています。

カリウム

カリウムはナトリウムを排出する働きがあります。
そのためにむくみ予防に効果的です。

血圧を下げる働きがあることから、高血圧予防に効果があるとされています。

小松菜の選び方

まずは葉に注目しましょう。
葉の緑色が濃くて青々としているものが新鮮です。

シナシナしているものや色の薄いものは収穫から時間がたっているものです。
また、肉厚で柔らかいものがおすすめです。

茎は太くしっかりとしているものが美味しいとされています。

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小松菜の保存方法

小松菜は乾燥に弱く傷みやすい野菜のひとつです。
新鮮なうちに食べ切ってしまう事が理想ですが、買ってきた小松菜はどのようにして保存すればいいのでしょう。

<そのまま保存>
買ってきたまま保存する場合は湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで切り口を包み、全体を新聞紙に包みましょう。
それをビニール袋に入れて野菜室で保存するようにして下さい。

冬場は常温保存も可能ですが、風通しの良い冷暗所で保存するようにして下さい。
保存期間は3~4日です。

<カットした小松菜>
カットしてしまうと切り口から酸化して劣化が早まってしまいます。
できるだけ早く使い切るようにして下さい。

水気をしっかりと拭き取り新聞紙やキッチンペーパーで包んでください。
ビニール袋に入れて野菜室で保存するようにして下さい。

保存期間は2日程度です。

<冷凍保存方法>
小松菜はアクが少ないため、茹でずに生のまま冷凍保存する事が可能な野菜です。

さっと洗った小松菜の水気をしっかりと拭き、フリーザーバッグに重ならないように入れます。
しっかりと空気を抜いて冷凍保存するようにして下さい。

茹でて保存する場合は、さっと茹でてしっかりと水気を絞り粗熱を取ります。
フリーザーバッグに入れて、空気を抜いて冷凍庫で保存して下さい。

保存期間は、2~3週間です。

生のまま使う場合は流水解凍するか冷蔵庫で自然解凍するようにして下さい。
加熱調理に使う場合は凍ったまま調理して下さい。

小松菜のおいしい簡単レシピ

  • 小松菜とさつまあげの炒め物

アクの少ない小松菜は、炒めも物にも最適です。
さつま揚げといっしょに炒めて夕飯の一品にどうぞ。

お弁当のおかずとしてもおすすめです。
多めに作って冷凍しておいても良いですね。

<材料>
・小松菜   1束
・さつまあげ 3枚
・白いりごま 大さじ1
Aしょうゆ 大さじ1
Aみりん  大さじ1
A砂糖   大さじ1

<作り方>
①小松菜は食べやすい大きさにカットします。さつま揚げは1cm幅にカットします。
②熱したフライパンに油を引いて小松菜を炒め、しんなりとしたらさつま揚げを加えて炒めます。
③Aを回しいれ汁気がなくなるまで炒めます。白いりごまをふりかけてさっと混ぜて完成です。

まとめ

骨粗しょう症改善に小松菜をすすめられたことがあります。
比較的手間がかからずに調理できる野菜という印象があります。

栄養豊富な小松菜をぜひ食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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