
アスパラガスはスーパーに行けば一年中あるような気がしますが、じつは春から夏にかけてが旬の野菜です。
あざやかな緑色の色彩も食卓での楽しさと食欲をそそりますね。
アスパラガスはいろいろな食材とも組み合わせが効くので、使いやすいし便利ですね。
そしてしっかりと栄養もはいっているので子供から大人まで安心しておすすめできる食材です。
炒めても、茹でても、煮込んでも、揚げても美味しいアスパラガス、どうやって食べましょうか。
アスパラガスの栄養素は?
アスパラガスの旬は春から初夏にかけてです。
旬のアスパラガスは食感が良く甘みを強く感じることができます。
新鮮なアスパラガスはとても瑞々しく美味しいものです。
また、色鮮やかな緑色は食卓に彩りを添えてくれます。
色合いが欲しい時はアスパラガス料理があるだけで華やかになりますね。
そんなアスパラガスにはどんな栄養がはいっているんでしょうか。
- ビタミン類
ビタミンA,ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、葉酸と本当に豊富なビタミン類がはいっています。
美肌には欠かせないビタミンCが入っていることで美容効果がしっかりと期待できるので女性にはうれしいですね。
また抗酸化作用のビタミンEがはいっていることで若返りを期待できます。
- ミネラル
カルシウム、鉄、食物繊維、カリウムなどがはいっています。
食物繊維は便秘の解消を期待できます。
鉄分は貧血の予防に、カルシウムは骨粗しょう症の予防にもなります。
- アスパラギン酸
アスパラギン酸は穂先部分に豊富に含まれています。
さらにスタミナ強化にも効果があると期待されていることから
栄養ドリンクにアスパラギン酸が含まれているものが多いんですね。
アスパラギン酸は毒性のあるアンモニアを体外へ出す働きがあります。
そのために尿の匂いが強くなってしまうことがあります。
熱にも弱いので加熱しすぎなように注意が必要です。
- ルチン
こちらも穂先の部分に多く含まれている栄養素です。
血管を丈夫にする作用があると言われており、動脈硬化の予防が期待できます。
- おいしいアスパラガスの選び方
まっすぐ太く伸び太さが均等のものを選ぶようにしましょう。
穂先がしっかりとしまり切り口が変色していないもの、乾燥していないものを選んで下さい。
茎の細すぎるものは筋が多く食べにくいものがあり美味しくありません。
アスパラガスにある「はかま」の形が綺麗な三角形をし数が少ないものが美味しいですよ。
- おいしいアスパラガスの下処理と茹で方
②はかまを少し削ぎ落とし、根元から約5mあたりまでピーラーで皮をむきます。
③フライパンにアスパラガスが浸かる程度の水を入れ、塩を加え沸騰させます。
④アスパラガスを入れて1分20秒〜30秒茹でます。(茎が太い場合は約2分茹でて下さい。)
アスパラガスの保存方法は?
- 冷蔵保存
乾燥を防ぐためビニール袋に入れ立てて野菜室で保存するようにして下さい。
横にしてしまうと上に伸びようとする性質があるため余計なエネルギーを使ってしまいます。
鮮度が落ちやすくなり美味しい状態で食べることができないので注意して下さい。
牛乳パックなどを利用して立てて保存するといいですよ。
- 冷凍保存
食べやすい大きさに切っておくと調理しやすいです。
固めに茹でたアスパラガスをザルに上げて、水気をしっかりと切ります。
粗熱が取れたらジップロップなどの保存袋に重ならないように入れて冷凍しましょう。
冷凍アスパラガスは凍ったまま炒めるなどして調理して下さい。
冷凍することで水っぽくなってしまうのでサラダには向きません。
アスパラガスのおいしい簡単レシピ
- お弁当のおかずにおすすめ!アスパラベーコン
・アスパラガス 1束(5本位)
・ベーコン 5枚
<作り方>
①アスパラガスの下処理をし、1/4に切った後茹でておきます。
②ベーコンを半分に切りアスパラガスを巻き、巻き終わりを爪楊枝で止めます。
③熱したフライパンで②を焼いて、焼き色がついたら完成です。
<注意>
ベーコンから油が出るので、特にフッ素加工のフライパンでは油を引く必要はありません。
- 楽チンレシピ!アスパラガスのバター炒め
・アスパラガス 1束
・バター 大さじ1
・塩コショウ 少々
<作り方>
①アスパラガスを食べやすい大きさに切ります。
②熱したフライパンにバターを入れアスパラガスを炒めます。
③塩コショウで味を整えて完成です。
まとめ
栄養が豊富なアスパラガスはお家の食卓でも、お弁当のおかずにもビッタリです。
特に色が地味なお弁当にアスパラガスが一本入っているだけで鮮やかで美味しそうな彩りを添えることができます。
新鮮なアスパラガスは甘みがあって本当に美味しいのでぜひ旬の時期に食べてくださいね。