れんこんの栄養素や保存方法は?簡単レシピでシャキッとおいしく

冬の味覚でもあるレンコンは、歯ごたえが特徴ですね。
あのシャキシャキとした食感は他の野菜ではあまり味わえない独特のものです。

食べごろの蓮根はその食感とともに味わいも深くて美味しいのです。
ほんのりとした甘みと旨味を感じることができる野菜です。

そのシャキッとした歯ごたえに特徴のある蓮根ですが、どんな栄養が含まれているのでしょうか?
美味しいだけじゃない体にいい成分がたっぷり含まれているのです。

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れんこんの栄養素は?

シャキシャキ食感が魅力のれんこんは、煮物にしても炒め物にしても大活躍です。
柔らかく調理した蓮根もいいですが、天ぷらなどの歯ごたえのある味わいも格別です。

レンコンの栄養素

レンコンにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?

ムチン

ムチンはネバネバした滑りの良い成分です。
納豆やオクラのような粘り気はあまり感じられませんが、レンコンにもムチンが含まれています。

ムチンは消化を助ける働きを持っています。
胃の粘膜を保護する働きがあり、胃炎や胃潰瘍の予防にも効果があると言われています。

タンニン

タンニンは渋み成分の一種で、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種です。

殺菌・除菌、消臭作用があるとされています。
また、止血作用や消炎作用も期待できます。

昔かられんこんは咳止めに使われてきました。
これは炎症の原因となるヒスタミンを抑える作用があるためとされています。

食物繊維

食物繊維は大腸で働いてお腹の調子を整えてくれます。
便秘解消につながりますので、お腹のポッコリにも効きそうです。

便秘がちの女性には嬉しい効果が期待できそうです。

ビタミンC

ビタミンCは免疫力を高めてくれ、風邪の予防に効果的です。
美白効果もあるのでシミやそばかすの予防といった美容効果も期待できます。

ビタミンCは熱に弱いとされていますが、れんこんの主成分はデンプンのため加熱してもほとんど残ります。
調理しても比較的ビタミンCは失われにくいのです。

さらにもれなくビタミンCを摂りたい場合は汁ごと食べられる調理法がおすすめです。

カリウム

カリウムには利尿作用があります。
余分な水分を排出してくれるので、女性の大敵むくみ予防に効果があります。

また、カリウムは血圧を下げる働きがあります。
高血圧予防に効果が期待できますので、血圧高めの方にはおすすめできる食材です。

れんこんの選び方

形がふっくらとして丸いものがおすすめです。
持った時にずっしりと重いものは水分をしっかりと含んで美味しいれんこんです。

カットされて販売されているものは、切り口を見るようにして下さい。
切り口が黒ずんでいるものは鮮度が落ち古いのでおすすめできません。

また、穴の内側が黒ずんでいるものも時間がたっているので避けたほうが良いかもしれません。

白ければいいのかというとそういうわけでもありません。
あまりにも白いれんこんは漂白されている可能性が大きくなります。

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れんこんの保存方法は?

<1節丸ごと保存する場合>
れんこんを一節丸ごと保存する場合は、濡れた新聞紙に包みビニール袋に入れてください。
風通しの良い涼しい場所で保存するようにして下さい。
泥つきのものは泥を落とさず保存したほうが長持ちします。

夏場は傷みやすいので、野菜室で保存して下さい。
保存期間は約1週間です。

<カットされたものの場合>
カットされたものは、空気がれんこんの穴を通らないようにぴったりとラップをします。
冷蔵庫の野菜室で保存するようにして下さい。
保存期間は2~3日です。

もう一つ方法があります。
密封できるタッパーにれんこんが浸る位の水を入れ、しっかりと蓋をして冷蔵庫で保存可能です。
水は1日に1回交換するようにして下さい。
保存期間は2~3週間です。

<冷凍する場合>
れんこんは冷凍保存も可能です。

冷凍する場合は鮮度が落ちないうちに冷凍するようにして下さい。
変色を防ぐために酢水に浸し、さっと茹でて冷凍します。

しっかりと冷ましたれんこんを、フリーザーバッグに入れ、空気を抜いて冷凍保存するようにして下さい。
生のまま冷凍保存も可能ですが、下ゆでした方が食感が損なわれないのでおすすめです。

保存期間は1~2ヶ月です。
冷凍れんこんを調理する場合は凍ったまま調理して下さい。

れんこんの簡単おいしいレシピ

  • れんこんきんぴら
シャキシャキ食感が癖になるれんこんを、ごはんのお供にも最適なきんぴらにしてみました。
風味豊かなごま油で炒めたれんこんは香ばしくて食が進みます。

手軽にできるのでたくさん作って作り置きしておくのも良いですね。
お弁当のおかずにもおすすめの一品です。

<材料>
・れんこん 1節
・ごま油  大さじ1
・いりごま 大さじ1
A酒   大さじ1.5
Aみりん 大さじ1.5
A砂糖  大さじ1.5
A醤油  大さじ1.5

<作り方>
①れんこんは薄くスライスします。酢水に浸してアクを抜いておきましょう。
②熱したフライパンにごま油を入れて、水気をしっかりと切ったれんこんを炒めます。
③合わしておいたAを加えて汁気がなくなるまで炒めます。いりごまをふりかけて軽く混ぜて完成です。

まとめ

晩秋から冬にかけて美味しいれんこんは、風邪に負けないカラダづくりにも役立ちそうですね。
美味しいれんこんを食べて元気になりましょう。

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