セロリの栄養素や保存方法は?簡単でおいしいレシピは?

セロリは独特の香りと歯ごたえの良い食感が特徴的な野菜です。
個性が強いためか好きな人はとても好きだけど苦手な人も多く、とくに子どものうちは苦手で食べられない子が多いですね。

しかし大人になると子供の頃苦手だったあの触感や香りがむしろ好きになるという方も多くいますね。
好き嫌いがはっきりしている野菜のひとつだと言っていいでしょう。

サラダやスープや、スムージーと使い方は色々ですが、どういった栄養がある野菜なんでしょうか。

スポンサーリンク

セロリの栄養素は?

独特の香りのあるセロリ、そんな個性的な香りにもじつは素敵な効果があるのです。
あまり知られていないセロリの栄養素をご紹介しましょう。

  • セロリの栄養素
  • 約90%が水分というセロリですが、優れた栄養素も含まれているのです。

    疲労回復ビタミンである「ビタミンB1」は糖質をエネルギーに変えるビタミンとしても有名です。
    不足すると疲れやすくなったり食欲不振などの症状が現れます。

    美肌効果が期待できる「ビタミンC」も含まれているので、シミやそばかすを防ぐのに役立ちます。
    体の中でビタミンCは溜め込むことができないのでこまめに摂取することが必用ですね。

    強い抗酸化作用を持つ「ビタミンE」が含まれておりアンチエイジングが期待できます。
    老化防止にももってこいの野菜です。

    さらに女性の大敵むくみを予防してくれる「カリウム」が含まれていますので、余分なナトリウムを体外へ排出してくれる働きがあります。
    また血圧を下げてくれる働きがあるので高血圧予防効果が期待できるのです。

    食物繊維」を多く含み便秘解消やお腹の調子を整えてくれる働きがあります。
    腸を整えるためにもいいですね。

    そしてセロリの葉の部分にも栄養がたっぷりと含まれています。
    強い抗酸化作用を持つ「βカロテン」は老化を防ぎアンチエイジング効果があります。

    茎の部分よりも含有量は多いので葉も捨てずに使うようにして下さい。

    セロリには約40種類もの香り成分が含まれています。
    独特の匂いで苦手な方もいると思いますが、その香りにはリラックス効果やストレス緩和効果が期待できるんです。

  • セロリの選び方
  • 葉っぱが新鮮で瑞々しいもの、鮮やかな緑色でツヤのあるものを選ぶようにしましょう。
    古くなったセロリの葉は黄色に変色しているので注意して下さい。

    茎にもツヤがあるものを選ぶようにして下さい。
    茎は白く筋と筋が盛り上がりはっきりしているものが美味しいセロリです。

    そして切り口が白く瑞々しいものを選ぶようにして下さい、古くなると黒く変色しているので注意して下さい。
    そしてセロリの香りが強いものが美味しいですよ。

スポンサーリンク

セロリの保存方法は?

  • セロリは冷蔵庫保存
  • セロリは常温保存が向かない野菜ですので野菜室で保存するようにして下さい。
    その際立てて保存すると長持ちしてシャキシャキ食感を損ないません。

    セロリは葉が茎の水分や養分を吸い上げてしまうために切り分けておいたほうが長持ちします。
    購入後すぐに分けておくといいでしょう。

    切り分けた葉と茎は乾燥を防ぐために新聞紙に包みポリ袋に入れて保存します。
    その際、長持ちさせるために切り口の部分を濡れたキッチンペーパーで覆っておくと良いでしょう。

    容器に水を入れその中にセロリの切り口を浸しておいてもOK
    水は定期的に交換するようにして下さいね。

    葉の部分はジップ付きの保冷バッグに入れて野菜室で保存して下さい。

    保存期間は約1週間です。

  • セロリの冷凍保存方法
  • 一週間で使い切らないと思うときは冷凍保存がおすすめです。

    セロリの筋を取り解凍した時に使いやすいようにカットします。
    フリーザーバッグに入れ空気を抜いて冷凍保存して下さい。
    葉の部分も予めカットしてフリーザーバッグに入れて冷凍保存が可能です。

    保存期間は約1ヶ月です。

    冷凍したセロリを料理に使う場合は凍ったまま調理して下さい。
    冷凍してしまうと食感が損なわれてしまうのでサラダには不向きです。
    スープや煮込み料理にすることをおすすめします。

セロリのおいしい簡単レシピ

  • 具沢山!ミネストローネ

セロリの生食が苦手・・・という方はミネストローネにしてみるのはいかがでしょう?
トマトと煮込むことで独特の香りも気にならなくなります。

しっかり煮込むと味がしみて美味しいですが、
シャキシャキ食感がお好みの方は火を止める寸前にセロリを入れて下さい。

じゃがいも、人参、玉ねぎと具沢山の美容効果も期待できるミネストローネです。
ベーコンでコクをだしていますが、トマト缶ではなくフレッシュトマトを加えることであっさりとした仕上がりとなっています。

1日の始まり朝ごはんにも、ちょっと疲れた日のお夜食にもおすすめです。

<材料> (2人ぶん)
・セロリ   1/3本
・じゃがいも 1こ
・人参    1/2本
・玉ねぎ   1/2玉
・きゃべつ  2枚
・トマト(中) 1玉
・ベーコン  2枚
・にんにく  1片
・コンソメ  1個
・水     300cc
・オリーブオイル 適量
・塩コショウ 少々
・パセリ(仕上げ用) 適量

<作り方>
①セロリは筋を取って1cm幅でカットします。
にんにくはみじん切りにします。ベーコンは2cm幅でカットし、他の野菜は角切りにしておきましょう
②鍋にオリーブオイルとにんにくのみじん切りを入れ、火にかけじっくりと香りが出るまで待ちます。
③にんにくの香りがしてきたらベーコンを炒め、トマト以外の野菜を加えて炒めます。
④水とコンソメトマトを加え野菜が柔らかくなるまでコトコト煮込みます。
⑤塩こしょうで味を整えます。
⑥器に入れパセリをふりかけて完成です。

<ポイント>
にんにくは焦げないように注意して下さい。

こちらの記事も参考にして下さい
アスパラガスの栄養素や保存方法は?おいしい簡単レシピ

まとめ

セロリはサラダで食べることが多いイメージがあるかもしれませんが、煮込んだり炒めて食べると美味しいです。
それにお漬物にしてもとても食べやすいです。

調理したほうがたくさん食べられるのでいいかもしれません、
ビタミンも豊富で食物繊維も多いですからね。

くせがあるので、ある意味大人の食べ物と言えるのかもしれませんが、シャキッとした食べごたえと香りが好きになっちゃう不思議な野菜ですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。