えのきだけの栄養素や保存方法は?簡単でおいしいレシピは?

いつでも手軽に手に入る野菜のひとつがエノキダケです。
えのき茸は室内で人工栽培されているので、スーパーで一年中販売されている食材です。

えのきだけは食べごたえがある割に低カロリーで、身体に必要な栄養素も豊富に含まれています。
お財布にも優しい価格のえのき茸は、お鍋で使うだけではもったいないほどの優秀な食材です。

身近な野菜エノキダケにはどんな栄養が含まれているのでしょうか。
おいしいレシピもぜひ参考にしてくださいね。

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えのきだけの栄養素は?

きのこ類は栄養が豊富というイメージがありますね。
手軽に手に入るえのきだけにはどんな栄養素が入っているのかご紹介します。

えのきだけの栄養素

えのきだけは白くて細くてあまりパワフルなイメージがありませんが、とっても豊富な栄養が入っています。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きがあり、疲労回復の効果も期待できる栄養素です。
なんとなく疲れが取れないときや、夏バテのときなどにもおすすめの食材なのです。

もちろんエネルギーを生み出す力は寒い冬にはありがたいですね。
ダイエット効果も期待できます。

ビタミンB2

ビタミンB2は「発育ビタミン」とも呼ばれていて、成長を促進する働きが期待できます。
成長期のお子さんにはもちろんのこと、妊婦さんにも進んで摂取していただきたい栄養素です。

ビタミンB2は糖質、脂質、タンパク質の代謝にも関わる大事な栄養素です。
不足すると口角炎などを起こしてしまう可能性もあるんですよ。

カリウム

カリウムは余分な塩分を大概に排出してくれるという働きがあります。
血圧を下げる効果が期待できることから、高血圧予防にも効果があると言われています。

女性の大敵である浮腫も予防してくれるのはありがたいですね。

食物繊維

整腸作用のある食物繊維がしっかり入っています。
えのきだけは特に不要性食物繊維を豊富に含んでいますので、便秘解消効果が高いと言われています。

その他

鉄分や葉酸が含まれることから、貧血予防も効果が期待できます。

ストレスを和らげるGABAという栄養素が含まれています。
これは、副交感神経を高めて交感神経の興奮を抑える働きがあるので、リラックス効果が期待できます。
ストレス対策に効果的です。

えのきだけの選び方のコツ

えのきだけは一年中スーパーに出回っていますが、じつは野生種のえのきは冬が旬なのです。
私達が手に入れることができるのは人工栽培のものですが、より美味しいえのき茸を選ぶためのポイントをご紹介します。

まず、見て頂きたいのがえのきだけの「色」です。
新鮮な物は白く透き通っています。
黄色や茶色に変色しているものは鮮度が落ちている証拠ですので避けるようにして下さい。

次に、大きさや長さが均一で芯が太く、シャキッとハリがあるものがおすすめです。
シナシナで元気の無いものは鮮度が落ちています。

鮮度が落ちてくると水分を出して水っぽくなってきます。
えのきだけが入っている袋の内側に水滴が付いているものは避けるようにして下さい。

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えのきだけの保存方法は?

えのきだけはそのまま保存するとあまりもたないのですが、一手間かけることで長く保存することができます。

通常保存

えのきだけは水分に弱いので洗わずに保存して下さい。
水分が付いてしまうと劣化が早まってしまいます。

冷蔵保存方法

えのき茸は常温保存に向いていない野菜なので、冷蔵保存が基本になります。

売られている袋のままだと水滴が付いてしまうので、袋から出したほうが傷みづらいです。
袋から出したえのきだけは石づきが付いたそのままの状態で新聞紙に包んで、ビニール袋に入れてください。
そして野菜室で保存して下さい。

袋のまま保存すると3日しか持たないのですが、この保存方法なら約1週間保存可能です。

冷凍保存方法

長く保存するためには、冷凍保存がおすすめです。

まるごと冷凍するのではなく、使いやすい状態で冷凍しておくとそのまま使えて便利です。
石づきを切り落としてバラバラにほぐし、それをフリーザーバッグに入れます。

そのまま冷凍保存してもかまわないですが、もう一手間かけるともっと使いやすくなります。
空気を抜かずに冷凍庫に入れたフリーザーバッグを一旦取り出し、袋ごとシャカシャカと振り、凍ったえのきだけをバラバラにします。
それを再び凍らせて、完全に凍ったら空気を抜いて冷凍保存して下さい。

ほぐれているので好きなだけ取り出せてとても使い勝手がいいですよ。
保存期間は約1ヶ月です。

凍ったまま調理できますので、そのまま炒めたりスープに入れたりして下さい。

加工して保存

えのき茸は簡単にいろいろ加工することができます。
とくに「えのき氷」と「干しえのき」は人気があります。

それほど難しくありませんので、時間のある時に挑戦してみてはいかがでしょうか。
長く保存できるので便利ですよ。

えのき氷

えのき氷は料理が美味しくなりダイエット効果も期待できるとテレビでも注目されています。

石づきを取りざく切りにしたえのきだけと同量の水をミキサーに入れて撹拌します。
鍋に移し替えて弱火で約1時間加熱します。
この時、焦げないように注意して下さい。

粗熱が取れたら製氷皿に流し入れて冷凍庫で冷やし固めます。
固まったらフリーザーバッグに入れて冷凍保存して下さい。
保存期間は約2ヶ月です。

凍ったままスープや味噌汁に入れるとお料理にコクがでて美味しいですよ。

干しえのき

えのきは干すことにより栄養価がぐんとアップします。
さらに風味も増しておいしくなり、長期保存も可能になります。

石づきを切り落としてほぐします。
くっつかないように野菜ネットやザルに広げて天日で干します。

両面しっかりと干せるように途中で裏返すと出来上がりがよくなります。
全体が茶色くなって水分が抜けている状態になったら完成です。

フリーザーバッグに入れて保存するようにして下さい。
以外に簡単なので挑戦してみてはいかがでしょう。

えのきだけの簡単おいしいレシピ

  • えのきだけの明太子炒め

栄養豊富なえのきだけと、ぴりっと辛い明太子を炒めたレシピです。

とても簡単にできるので、あと一品足らない日の夕飯にいかがでしょう。
お弁当のおかずとしても活躍しそうですね。

<材料>
・えのきだけ  100g
・辛子明太子(中) 1腹
・バター    適量

<作り方>
①えのきだけは石づきを取り除きほぐしておきます。辛子明太子は皮を取り除いておきましょう。
②フライパンを熱し、バターを引いてえのきだけを炒めます。辛子明太子を加えて更に炒めて完成です。

まとめ

一年中見かけるえのきだけには素晴らしい栄養が入っていたのですね。
たくさん食べなきゃもったいないですね。

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