じゃがいもの栄養素は?保存方法は?簡単おいしいレシピは?

じゃがいもはクセがなくて食べやすいので好きな人が多い野菜です。
そのままの素朴な味わいを楽しむのもいいし、しっかり味付けした料理を楽しむのもいいですね。

じゃがいもが入ってる料理って食べやすいものが多い気がします。
国民食とも言えるカレーやコロッケなどもじゃがいもが入っていることで食べやすくなっていると言えます。

いろいろな料理に使われている美味しいじゃがいもはどんな特徴があるんでしょうか。
知ることでもっとじゃがいもが好きになるかも。

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じゃがいもの栄養素は?

じゃがいもで有名な品種には「メークイン」と「男爵」があります。

メークインの形は長い楕円形で、男爵と比べて煮崩れしにくいという特徴があります。
お子さんが大好きなカレーや肉じゃがはメークインがおすすめです。

男爵は丸くゴツゴツとしています。
ホクホクとした食感で、煮崩れしやすいので煮物には向いていません。
潰して食べるポテトサラダやコロッケ、じゃがバターに向いている品種です。

  • じゃがいもの栄養素
  • じゃがいもには「ビタミンC」が豊富に含まれています。
    ビタミンCは水に流れやすい性質がありますが、じゃがいものビタミンCは失われにくいという特徴があります。

    なぜビタミンCが失われにくいのかという理由は、でんぷんに守られているからです。
    さらに熱に強くて加熱しても壊れにくい性質をしています。

    じゃがいもには「食物繊維」が含まれておりお腹の調子を整えてくれます。
    便秘解消効果が期待できそうですね。

    塩分を体外に排出する働きがある「カリウム」は利尿作用も期待できる栄養素です。
    女性の大敵むくみを予防する働きがあります。
    また、血圧を下げる働きがあることから高血圧予防が期待できます。

    血液の流れを良くしてくれる「ナイアシン」は粘膜や皮膚の機能を健康に保ってくれる働きがあります。
    ナイアシンはビタミンB群の一種でシミやそばかすを改善する効果があると言われています。

    パントテン酸」は脂質や糖質、タンパク質の代謝を助けてエネルギーを作り出す働きがあります。
    また、ストレスを和らげる効果があります。
    ビタミンCと共に肌や髪を正常に保つ働きがあります。

  • 注意すべきこと
  • 大人気のじゃがいもですが注意しないといけないことがあります。

    じゃがいもの芽には有害物質「ポテトグリコアルカロイド」が含まれているということです。
    「ソラニン」と「カコニン」と言われているものです。

    食べてしまうと頭痛、腹痛、嘔吐などの症状がみられます。
    また芽の部分だけでなく、自分で栽培した小さくて未熟なものや光が当たり緑色に変色したじゃがいもにも含まれています。

    安全にじゃがいもを食べるには毒の部分を除去することが大事です。
    特に子どもは少量でも中毒を起こす可能性があるのでしっかりと見極めてくださいね。

    ポテトグリコアルカロイドは加熱しても減ることはありません。

    じゃがいもの芽は包丁の付け根の角を使い根元ごと取り除きます。
    緑色に変色した部分は皮を厚めに剥くようにしましょう。

    皮を剥いてから水にさらすことで表面の毒は流れやすくなります。

  • じゃがいもの選び方のコツ
  • 皮が薄くて表面が滑らかでシワのないものを選ぶようにします。
    形はふっくらとしていて、しっかりとした硬さがあるもので重みのあるものが良いでしょう。

    表面がふわふわと柔らかいものは新鮮ではありません。
    ポテトグリコアルカロイドが含まれることから芽が出ていないもの、皮が緑色でないものを選ぶようにして下さい。

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じゃがいもの保存方法は?

  • 保存方法
  • 基本じゃがいもは常温保存がおすすめです。
    光に当たらないように風通しの良い冷暗所で保存するようにして下さい。
    光に当たると緑色になりやすく、その部分には毒が含まれます。

    じゃがいもは湿気を嫌うので、1つ1つ新聞紙に包んで泥つきのまま保存すると長持ちします。
    保存期間は約1ヶ月です。

    夏場は冷蔵庫の野菜室がおすすめです。
    保存する適温が5℃前後で冷えすぎるといけないので、新聞紙に包んでポリ袋に入れて保存するようにして下さい。

    ただし、低温の状態で長く保存するとデンプンが糖に変わります。
    それを高温で揚げ物にすると「アクリルアミド」という発癌性を持つ化学物質が発生してしまいます。
    低温で保存したじゃがいもを揚げ物に調理するのは控えたほうが良いでしょう。

  • 長持ちさせるコツ
  • じゃがいもはりんごと一緒に保存すると長持ちすると言われています。
    りんごの成分である「エチレンガス」がじゃがいもの芽の成長を抑えてくれるのです。

  • じゃがいもの冷凍保存方法
  • じゃがいもの入ったカレーを冷凍してじゃがいもがスカスカになった経験はありませんか?
    冷凍するとじゃがいもの組織が壊れてしまうのです。

    生のままのじゃがいもを冷凍しても同じような現象が起きてしまうので、そのままの冷凍は向いてません。

    冷凍じゃがいもをおいしく食べるには、
    あらかじめ調理してマッシュポテトにしておくといいですよ。

    マッシュしたじゃがいもを十分に冷まし、ラップで包むかフリーザーバッグに入れて平らにして冷凍します。
    平らにして冷凍してあるので、使いたい時に使いたい分だけ調理することができて便利ですよ。

    保存期間は、約1ヶ月です。

じゃがいものおいしい簡単レシピ

  • みんな大好きポテトサラダ
子どもから大人まで大人気のポテトサラダ。
じゃがいも料理の中でもポピュラーなレシピですね。

ビタミンCたっぷりなじゃがいもに、良質のタンパク質を含む卵や野菜を加えて、栄養的にも抜群です。

美味しくするポイントは隠し味にあります。
どこのお家にもある『あの』調味料で本格的なポテトサラダを作ってみましょう。

<材料>(4人分)
・じゃがいも(男爵) 6個
・人参 1/2本
・玉ねぎ 1/2玉
・ゆで卵 2個
・きゅうり 1本
・マヨネーズ 大さじ5
A塩コショウ 少々
A酢 大さじ1
A砂糖 小さじ2

<作り方>
①じゃがいもはしっかりと洗って茹でます。竹串を刺してスッと通るくらいまで茹でて下さい。水分をしっかりと切っておいて下さい。
②熱いうちにじゃがいもの皮を剥きます。
③皮を剥いたじゃがいもをボウルに入れ、マッシュしましょう。食感を残したい方は粗めに潰して下さい。
④熱いうちにAで味付けをします。そのまま冷まして下さい。
⑤人参はいちょう切りにし、さっと茹でておきます。
玉ねぎはスライスし、水に浸しておきます。
きゅうりは薄切りにし、塩もみします。
⑥④に水切りした人参、玉ねぎ、固く絞ったきゅうり、潰した茹で卵を加えてマヨネーズで味付けして完成です。

<ポイント>
・じゃがいもは熱いうちに皮を剥くようにして下さい。その際、熱いので火傷にご注意下さい。
・マヨネーズはマッシュポテトが完全に冷めてから加えるようにして下さい。

まとめ

ポテトサラダに酢とお砂糖が入ると美味しくなるなんて知りませんでした。
塩コショウとマヨネーズだけで作ってましたが、お酢と砂糖を入れると味がしっかりして美味しくなるんです。

入れる量は味をみながら調整して家庭の味にしてくださいね。
美味しいジャガイモ料理を楽しみましょう。

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