入浴は美容に効果がある!どんな入浴方法がいい?適温は?

全身浴、半身浴、足浴、座浴、寝湯、浮遊浴、立ち湯などたくさんの入浴方法がありますが、普段どんな入浴をしていますか?

ほとんどの方が全身浴、季節によって半身浴や湯舟に浸かる時間が変わるといった程度だと思います。
忙しい日々を送る現代の女性はゆっくりと入浴をする時間を取ることができない方も多いですよね。

でも、入浴によってさまざまな美容効果を得ることができるんですよ。
美容に効果のある入浴の仕方ってあるんでしょうか?

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入浴は美容に効果があるの?

入浴は美容の観点でとても高い効果があります。
まずは入浴することでどんな効果が得られるのかを見ていきましょう。

入浴により得られる効果は?

まずは血行がよくなります。
血行がよくなると肌のくすみが改善され、さらに冷え性などの改善にも繋がります。

新陳代謝が活発になります。
デトックス効果も得られますので体調も良くなり、不調によるストレスも暖和されます。

リラックス効果が得られます。
浮力によって体が軽くなりますので、関節や筋肉などへの負担も軽減されますよね。
好きな香りの入浴剤などを使えば、さらに幸福感もアップします。

体温を上げる効果もあります。
低体温は免疫力が低下してしまいますが、入浴で体温が上がれば免疫力も高めることができます。

なにより入浴によって一日の疲れも癒されて明日への活力にもなります。

他にもありますが、入浴で得られる効果はたくさんあります。
これらのことを踏まえて具体的にどういった美容効果が得られるかを見ていきます。

入浴による美容効果

入浴で得られる美容効果には「美肌効果」「ダイエット効果」「美脚効果」などがあげられます。

ではさっそく得られる美容効果についてひとつづつ掘り下げてみていきましょう。

美肌効果

入浴でいちばん多く効果が得られるものが美肌効果です。
湯船に浸かることで体が温まり血行がよくなり、肌がツルツルになります。

汗をかくことで肌や身体の老廃物を外へ出すことができるためデトックス効果が高まります。
不必要なものを排出することで美肌効果が得られます。

また、入浴にはリラックス効果があるため良質な睡眠を取ることができます。
良い睡眠がとれると成長ホルモンが出やすくなります。

成長ホルモンには細胞の修復作用があるため、皮膚の再生につながります。
結果的に美肌効果を高めることができます。

老廃物や古い角質などを入浴によりすっきりと落としたあと、
ゆっくり睡眠をとることで美肌効果を得ることができるのです。

ダイエット効果

湯船に浸かると体温があがりますよね。
体温があがるとどうなるかというと、基礎代謝があがります。
体温が1℃あがると12~13%の基礎代謝量があがるそうです。

基礎代謝があがるとエネルギーの消費量があがります。
つまりカロリー消費量があがるということです。

湯船に浸かると体温が上がり基礎代謝があがるため、ダイエット効果につながります。
また、続けることでやせやすい身体づくりができます。

美脚効果

座りっぱなしのオフィス仕事や、立ちっぱなしのフロア職だとリンパの流れが悪くなり足のむくみが出てしまいます。
入浴することで血流やリンパの流れがよくなり、むくみが解消されます。

むくみが解消されれば自然と脚が引き締まり美脚効果が得られるのです。

他にも、便秘、肩こりなどにも効果的です。
便秘はおなかがぽっこりしてしまい、お肌も荒れてしまいます。
肩こりも血行が悪い証拠なので、お肌もくすんでしまいます。

こういったことも改善されると美容の観点からも効果が高いといえますね。

しかし、いくら美容効果を得るためとは言え、睡眠時間を削ってまで入浴をしてしまうとせっかく得られた効果もムダになってしまいます。
というのも、入浴で得られる効果というのは睡眠と深くかかわりがあるためです。

入浴と睡眠を1セットとして考えると、より効果を得ることができそうです。

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美容にいい入浴方法は?

ただ単に入浴をすれば良いわけではないので、美容にいい入浴方法で入りましょう。

ぬるめのお湯に浸かることでリラックス効果が得られます。
どうしてリラックスするのかというと副交感神経を優位にすることができるからです、副交感神経は気分が落ち着いているときの神経のことです。

副交感神経を優位にすることができると睡眠にも良い影響が出てきます。
身体と心がリラックスしていることで深い眠りにつくことができて安眠効果を得ることができるのです。

しっかり眠ることで成長ホルモンが出やすくなり、痛んでいる肌の再生がしやすくなり美肌効果を得ることができます。
なので美容効果を得るためにはリラックスするような入浴を心がけると良いでしょう。

よりリラックス効果を得るには好きな香りのアロマや入浴剤も効果的ですね。
いい香りで嗅覚から直接的に脳にリラックスの指令が出ることもあります。

入浴剤によってはきれいな色なので視覚的にもリラックスしやすくなります。
バスグッズをうまく使ってよりゆったりとした気分を引き出していきましょう。

せっかくリラックスして入浴しているのですから美容活動も一緒に行ってしまいましょう。
具体的には簡単なマッサージやパックなどです。

ただじっと入浴しているのも暇ですから、軽くマッサージなどをしてみてはどうでしょうか。
足首から膝にかけてリンパを流す、膝から鼠径部にかけてリンパを流す、手首から肘にかけて、肘から脇の下にかけてリンパを流すと言うようなことです。
ふんわりと軽く流せばOKですよ、強い力でやるのは正しい解剖知識があったほうが安全です。

全行程やっても3分もあればできますし、デトックス効果もありますので美肌やダイエットに最適です。

乾燥が気になる方は、まとめ買いしたけど使っていないシートマスクや飽きてしまったお徳用サイズの化粧水などを活用してみては?
入浴しながらパックするとリッチな気分になれますね。

全身浴はすぐに疲れてのぼせてしまったり、休日などにいつもよりゆっくり入浴したい方などは半身浴もいいですね。

半身浴はもともと心臓疾患のある方が負担なく入浴できるようにと考えられた方法なので、美容効果はそれほど高くはないと言われています。
でも長めの入浴でリラックスしたい場合は負担の少ない入浴法なので半身浴も良いでしょう。

入浴はたくさん汗をかきますので水分補給も忘れずにおこないましょう。
脱水症状を起こさないように入浴前後はもちろん、入浴中にも水分補給すると安心です。

美容にいい入浴の適温は?

美容の効果を高めるための入浴はどのくらいの温度がいいのでしょうか?

お湯の温度が暑すぎたり、あまりにも長時間浸かっていたりすると美容や健康に逆効果になることもあります。
適温でほどよい時間の入浴が美容にも健康にも良いのです。

美容にいい湯船の設定温度は38℃~41℃くらいのぬるめの温度が効果的と言われています。
時間的にはだいたい10分~30分ほど湯船に浸かるといいでしょう。

ぬるめの温度設定は副交感神経を優位にすることができます。
副交感神経が優位になるということはリラックス効果があって、深くて良質の睡眠が得られるということです。
良質の睡眠は美容への第一歩です。

美容に適した入浴法はぬるめの湯船にゆっくり浸かることです。

熱いお湯に浸かるのは気持ちいいですし頭もスッキリした気分になりますが、41度を超えるお湯に浸かると交感神経が刺激され寝つきが悪くなります。

交感神経は副交感神経と拮抗してるもので、活動するときの神経です。
寝る前に交感神経が活発になってしまうと目が冴えて活動的になってしまい、不眠の原因になってしまうんです。

不眠は美容の敵ですので、良質な睡眠を得るためには熱いお湯での入浴はやめておいたほうが良いです。

逆に目を覚ましたいときや集中したい時には熱めの温度設定の42℃~43℃がいいでしょう。
交感神経を優位に立たせることができますよ。

入浴している時間というのもポイントになります。
あまり長い間湯船に浸かってしまうと逆に肌荒れの原因になることがあります。

手のひらや足の裏がふやけてしまうほどの長時間の入浴は、肌の乾燥はもちろん肌のバリア機能も低下してしまいます。

また、夏場でも時間の経過とともにお湯の温度も下がります。
もうそろそろ出たいけど体が冷えきっちゃって出られない!ということも起こります。

ぬるめの温度で体が冷えてしまわない程度の入浴時間を心がけましょう。

こちらの記事も参考にして下さい
入浴で低体温を改善できる?健康に効果的な方法や注意点

まとめ

じつは入浴方法ってほんとにいろいろあるんです。

たとえば3分浸かって体を洗い、また3分浸かって髪を洗い、またまた3分浸かって顔を洗うなど、短時間に分けて入浴する方法などもあります。
じっとお湯に浸かっているのが苦手な方はむしろ良いかもしれないですね。

いろんな入浴方法がありますしいろんな説がありますが、この入浴法なら間違いない!と断言することはできないと思います。

個人差もあるのでときどき方法を変えてみたりするのも良いかもしれません。
自分に合った入浴方法を見つけられるといいですね。

時間のない時やなんとなく気分がすぐれない時などは無理して入浴する必要はありません。
ときにはササッとシャワーで済ますのもありです。

時間にも気持ちにも余裕があり、楽しむ気持ちで入浴するのが美容にとっていちばんいい入浴方法かもしれませんね。

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