敬老の日のお祝いは何する?孫から祝うもの?嫌がる場合は?

敬老の日は兵庫県で敬老会というものが行われたのが始まりだそうです。
「お年寄りの長年の経験や知恵をお借りして村づくりをしよう。そしてお年寄りに感謝しよう」というコンセプトだったんです。

いまは年寄り扱いされることを嫌がる高齢者もいますし、なかなか難しいですね。
感謝をどういう風に表現するかで受け取り方が違ってくる気がします。

敬老の日にどうすれば感謝を伝えることができるのでしょう?
今時の敬老の日のお祝いの仕方を考えていきましょう。

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敬老の日のお祝いは何する?

敬老の日というのは「長い年月にわたり社会に尽くして来られた方々の長寿を祝う日」です。
昔から目上の人を大切にするという日本ならではの考えに基づく祝日です。

敬老の日は9月の第3月曜日に制定されています。
お年寄りに対してまわりのみんなが今までの労をねぎらい、感謝を伝えて祝う日です。
お年寄りというのは年配の方全般を指して、誰がおこなってもいいものになっています。

自分の祖父母はもちろんですが、お知り合いの高齢者を祝ってももちろんかまわないわけです。
市町村も敬老の日にはお祝いをしてくれますからね。

でも高齢者というのは何歳以上を指すのでしょうか?
これはちゃんと決まっていないんです。

WHOでは一応65才以上ということになっていますが、自治体では敬老のお祝いは77才からが多いなど曖昧です。

「お年寄り」という言葉はなかなか難しいです。
お年寄りと呼ばれたくないと感じる方もいますし、気分を害してしまう方もいます。

実際に自分に孫ができておじいちゃんおばあちゃんになったとしても「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばせない方もいますからね。
とくに50代、60代は敬老の日に祝われることを嫌がる方も多いです。

一般的にはどのタイミングで敬老の日を祝えばいいのでしょうか?

一番間違いないのは孫が生まれたこと、還暦を迎えたことなどです。
こういった理由ならそれほど違和感なく受け止めてくれそうです。

外見で判断して祝うということもありますが、理由を聞かれても答えにくいので何かの節目をきっかけにすると良いかもしれません。
たとえば70歳の節目とかならわかりやすいですね。

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敬老の日は孫からお祝いするもの?

敬老の日といっても誰を祝うかは悩ましいところです。
子供が生まれたときは、とくに悩むこともあると思います。

孫が生まれたということは自分たちの両親が「祖父母」になったわけです。
これはやはり敬老の日をお祝いしなければならないのでしょうか?

両親にプレゼントなど贈ることは特にしなくてもいいでしょう。
年寄り扱いされているような気持ちになるでしょうし、気分を害することもあるかもしれません。

敬老の日は基本的に孫が祖父母を祝うものということで考えましょう。
今はまだ赤ちゃんでなにもできませんが、もう少し大きくなれば保育園で敬老の日のお祝いのプレゼントを作るようになります。

それまでは敬老の日はとくに祝わなくても大丈夫です。
両親や義両親は父の日や母の日に祝えばいいですからね。

両親や義両親よりもむしろ自分たちの祖父母や義祖父母を気遣うようにしましょう。
ひ孫ができたお祝いをしてもおかしくないですし、すごく喜んでくれると思いますよ。

でも、両親とも孫が生まれた喜びを分かち合いたいというなら、孫の写真を贈ってみてはどうでしょうか。
記念になるので喜んでくれそうです。

写真はフォトブックにして絵本みたいに仕上げてもらうことができます。
また、写真入りのカレンダーにしてもらうこともできます。
もちろん自分で作ることもできますよね。

デジタルフォトフレームであれば、データ更新すれば多くの写真をフレームで見ることが出来ます。
敬老の日に両親、義両親と子供が一緒に写っている写真を渡すのも記念になって良いですよ。

子供が大きくなってきたら、子供が作ったプレゼントをあげましょう。
子供が似顔絵や折り紙工作なんかをがんばって作ってくれると思います。

子供が一生懸命作ったことに意味があるので、プレゼント自体はなんでもかまいません。

同居で一緒に住んでいるのであれば内緒でプレゼントを作ってサプライズで渡すのも良いでしょう。
一緒住んでいない場合は敬老の日に会いに行って、サプライズで渡すのも良いでしょう。

遠方で会いに行けない場合はお手紙を書いたり、電話をかけると喜ばれるのではないでしょうか。

敬老の日を嫌がる場合は?

「敬老の日」ということでお祝いすると嫌がる高齢者は一定数います。
そこでちょっと違った表現をするとすんなりと喜んでくれることもあります。

知人のお年寄りには「敬老」ではなく「感謝」を全面に出してみましょう。
いつもお世話になっているから、いつもありがとうという気持ちを伝えてお祝いすればいいんです。

敬老の日のプレゼントだとのしをつけることもありますが、「祝 敬老の日」となっていることもあります。
これを「感謝」とか「ありがとう」と書くことで気分を害することは少なくなるかと思います。

贈り物は身近なものや気持ちがこもっていればなんでも良いです。
しかし一般的にタブーな物がありますのでそういったものは避けたほうが無難かもしれません。
気にしない方もいますが、気にする方もいますので注意してください。

緑茶は弔辞や香典返しなど、死やお別れを連想させます。
同様に櫛も「苦」や「死」を連想させます。
そのほか、靴下や靴などは踏みつけるものとして失礼にあたります。

基本、贈り物は日頃使うものなら何でも良い気がしますが、風習などによって失礼に当たることもあるんですね。
気にされるお年寄りの場合は贈るものについて事前に調べ、失礼に当たらないかチェックしてから贈るようにしましょう。

こちらの記事も参考にして下さい
敬老の日食事メニュー 高齢者が気を付けることやレシピは?

まとめ

敬老の日は高齢者への感謝のお祝いをする日です。
回りにいるおとしよりに感謝の気持ちを伝えると言うのは普段やっていないと思うので、ぜひ伝えてみてください。

そして基本的には孫から祖父母へお祝いするものです。
孫主体で考えればいいです。

とはいえ、父母や義父母が70歳や80歳などの節目の歳を迎えるような場合は記念なので祝うと喜んでくれそうですね。
敬老の日というよりは感謝という気持ちを込めてお祝いすると良いですよ

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