みかんの栄養素や保存法について おいしいデザートレシピも

冬にはやっぱりみかんでしょ!・・・という方は多いと思います。
あったかい部屋で美味しいみかんを食べてる時って幸せですよね。

みかんはなんといっても食べるのに手間ヒマがかかりません。
皮を手でむいて、そのまま食べられるという手軽さがうれしいですよね。

そんな身近な果物のみかんにはどんな栄養素がふくまれているのでしょう。
保存のコツやみかんを使った簡単デザートもご紹介します。

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みかんの栄養素と選び方

冬になったらこたつで食べたい果物No.1のみかん!
みかんはほとんどが水分でできていますが、ビタミン類や食物繊維が豊富に含まれています。

  • ビタミンC
  • みかんの栄養素と言えば、思い浮かぶのは「ビタミンC」であると思います。
    免疫力をUPしてくれるビタミンCは、風邪予防に効果的です。

    また美容効果も期待できます。
    ビタミンCはシミやそばかすを防いでくれる働きがあるとされています。

  • βクリプトキサンチン
  • みかんの栄養素の中で注目すべきは「βクリプトキサンチン」という成分です。
    これはみかんのオレンジ色の色素のことです。

    みかんを食べて手が黄色くなった経験はありませんか?あれはβクリプトキサンチンによるものです。
    βクリプトキサンチンは強い抗酸化作用を持ち、がん予防に効果的であると言われています。

    みなさんがよく口にする温州みかんは、みかんの中でもβクリプトキサンチンの含有量が多いのです。

  • ビタミンP
  • みかんの白い筋の部分には食物繊維が豊富に含まれているだけでなく「ビタミンP」が含まれています。
    あまり聞き慣れない栄養素ですが、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチンなどを総称してビタミンPと呼びます。

    この内、みかんに含まれるのはヘスペリジンで、ビタミンCをサポートする働きがあります。
    熱に弱く壊れやすいビタミンCですが、ビタミンPと一緒に摂取することで安定するのです。

    みかんを食べる時は実の部分と一緒に白い筋の部分を食べると有効に栄養を摂取することができますね。

  • βカロテン
  • みかんは強い抗酸化作用がある「βカロテン」を含みます。
    動脈硬化などの生活習慣病やがん予防に効果があるとされています。

    βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。
    ビタミンAは粘膜の強化や髪や皮膚の健康を保ってくれる働きがあります。

    また、免疫力UPさせるので、風邪予防などの感染症予防に効果が期待できそうです。

  • ペクチン
  • 整腸作用のある「ペクチン」もふくまれています。
    ペクチンはコレステロールを下げる働きや整腸作用があると言われています。

    ペクチンは筋や薄皮に豊富に含まれていますので、みかんは薄皮ごと食べるようにするといいでしょう。

  • クエン酸
  • 疲労回復に効果的な「クエン酸」が入っています。
    食物繊維とともに便秘解消にも効果があるとされています。

<おいしいみかんの選び方>
①みかんの皮の色は、濃い色のものを選ぶようにしましょう。
②皮の表面には油胞と呼ばれるつぶつぶがあります。このつぶつぶが多く、キメの細かいものを選ぶようにしましょう。
③みかんを触った時にブヨブヨとしたものは避けるようにしましょう。皮が薄くハリがあり、皮と実がぴったりとくっついている物がおすすめです。
④糖分が詰まった果汁は重みがあるので、重量感のあるものを選びましょう。
⑤ヘタが小さく軸が細いものは、多くの栄養が送られ甘い物が多いです。
⑥みかんの大きさが小ぶりで、形が平たいものがおすすめです。丸いみかんは見栄えもいいですが、平たいものの方が甘い場合があります。

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みかんの保存方法

みかんを食べようとしたらカビが!周りのみかんにまで・・・
という経験はありませんか?

みかんを保存する上で大切な事は、風通しをよくしてカビを生やさない事です。
みかんは保存の仕方によってカビが生えやすくなるのです。

箱買いをしたみかんは一度箱からすべて出し、傷んだ物がないかチェックしましょう。
傷んでいるものがあるとその回りのみかんも傷んでしまいますので取り出しておきます。

箱のまま保存する場合は、新聞紙を敷いてその上にみかんを並べるといいです。
できれば1列ごとに新聞紙を引くと痛みを軽減できます。

ヘタを下にして並べると、形が崩れず長持ちするのでおすすめです。
新聞紙を一番上にも乗せて箱の蓋をせずに保存するようにして下さい。

冬場ですと常温保存が可能ですので、冷蔵庫に入れずに保存しても大丈夫です。

ただし、暖房の効いた暖かい部屋で保存するのは避けてください。
風通しが良く涼しい場所で保存すると長持ちします。

そして時々カビが生えたみかんがないか、傷んでいないかをチェックしましょう。
傷んだものは処分するようにして下さい。

袋やネットで購入したみかんも同じです。
購入後に傷んだみかんはないか確認をし、カゴなど風通しの良いもので保存するようにして下さい。
その際もヘタを下にして保存するといいですね。

夏場は常温で保存することは難しいので冷蔵庫に入れましょう。
1つずつラップや新聞紙で包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存するようにして下さい。

カビ防止にも良いのですが、長い間入れておくと酸っぱいみかんになってしまうので注意して下さい。

<冷凍保存方法>
給食で出てきた懐かしい冷凍みかんを簡単に作ることができます。

皮付きのまま冷凍する場合、みかんを1つずつラップに包み冷凍します。
みかんが凍ったら取り出し、ラップを外し冷水にくぐらせます。
バットに並べ再度凍らせます。
凍ったらフリーザーバッグに移して、しっかりと空気を抜いて冷凍保存しましょう。

皮を剥いて保存も可能です。
皮を剥き1房ずつ分けます。
くっつかないようにフリーザーバッグに入れて冷凍保存して下さい。

解凍方法は自然解凍で半解凍がおすすめです。

みかんのおいしいデザートレシピ

  • みかんの果肉入りゼリー

ぷるんとした食感がたまらないみかんゼリーはいかがでしょう。
さっぱりとフルーティーで誰にでも好かれるおいしさです。
おやつにもデザートにもおすすめです。

みかんの果肉がたっぷりと入った贅沢な仕上がりとなっています。

<材料>
・オレンジジュース(100%) 300cc
・皮を剥いたみかん 適量
・砂糖    大さじ1
・ゼラチン  5g
・水     大さじ2

<作り方>
①水でゼラチンをふやかしておきます。
②鍋にオレンジジュースと砂糖を入れて、沸騰直前で止めます。
③①のゼラチンを加えしっかりと溶かします。
④器に流し入れ、みかんの果肉を入れて冷蔵庫で冷やし固めて完成です。

<ポイント>
大きな型に入れて作ってもいいですし、一人分ずつ小さな型で作ってもどちらでもOKです。

まとめ

みかんは栄養も豊富で手軽に食べられるフルーツですね。
風邪の予防にもなりますので、ぜひたくさん食べて下さいね。

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