ズッキーニの栄養素は?保存方法や簡単おいしいレシピは?

きゅうりのような形をしたズッキーニ、じつはかぼちゃの仲間です。
淡白でほのかな甘みを持っているズッキーニは比較的食べやすい野菜のひとつです。

ズッキーニはかぼちゃと違ってカロリーも低く、さらに低糖質です。
美容にも良い成分がたくさん入ってるんですよ。

かなり一般的になってきたとは言え、どんな料理に使ったら良いかわからないという話も聞きます。
ズッキニーってどんな野菜なんでしょうか。

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ズッキーニの栄養素は?

ズッキーニは日本で一般的になってあまり長くないので、食べ方がよくわからないという方もいますよね。
でも知らないうちに口にしているかもしれませんよ。

まずは、あまり知られていないズッキーニの栄養素をご紹介しましょう。

  • 栄養素、効果効能
  • 利尿作用がある「カリウム」は余分な塩分を体外へ排出する働きがあります。
    女性の大敵であるむくみを防止してくれるのです。
    また、血圧を下げる働きが期待できるため高血圧予防に役立ちます。

    強い抗酸化作用を持つ「βカロテン」は老化を予防しアンチエイジングが期待できます。
    βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。

    ビタミンAは視力回復効果や髪や皮膚の健康を維持してくれる働きが期待できます。
    油で炒めることで効率よく摂取することができます。

    ズッキーニの香りは炒めることで際立つのでさらに美味しいですよ。

    「ビタミンB群」も代謝を促してくれることによりアンチエイジングが期待できる栄養素です。
    粘膜を健康に保つ働きがあるので花粉症対策にも期待できそうです。

    ビタミンB群の中でも『造血ビタミン』と呼ばれている「葉酸」は貧血予防に効果的です。
    葉酸は妊婦さんにおすすめの栄養素ですので進んで摂取して頂きたいです。

    美肌効果が期待できる「ビタミンC」は免疫力UPにも効果的なので風邪予防にもおすすめの栄養素です。
    ビタミンEと一緒に摂取することで効果がさらに高まります。

    「食物繊維」はお腹の調節を整えてくれる働きがあります。
    よく噛むことでダイエット効果も期待できるのでしっかりと噛んで食べるようにして下さいね。

  • ズッキーニの選び方
  • かぼちゃの仲間と言ってもかぼちゃのように長期の日持ちはしません。
    できるだけ新鮮なうちに食べるようにして下さい。

    切り口が新鮮で綺麗なものがおすすめです。
    太すぎると味が落ちてしまうので太すぎず均一なものを選んで下さい。

    また、皮にハリやツヤがあり傷がないもの、変色していないものを選ぶようにして下さい。
    しわしわになったり変色しているものは鮮度が落ちているので注意して下さい。

  • ズッキーニの食べ方
  • ズッキーニは調理しても生でも食べることができます。
    ズッキーニには緑色と黄色のものがありますが新鮮なものならどちらも生食は可能です。

    黄色のズッキーニの方が皮が柔らかく青臭くありませんので生食するならこちらが美味しいです。
    緑色のズッキーニは加熱した方が美味しく食べられます。

    ズッキーニは調理すると歯ごたえがなすと似ています。
    時間をかけて火を通すと甘みがまして美味しいんですよね。

    スープや炒め物、煮物、焼き物など、火を通して食べると甘さがあって食べやすく美味しくなります。
    シンプルなバター醤油味のソテーや天ぷらも美味しいですよ。

    意外にもお漬物としても利用できます。
    浅漬けやぬか漬けもOKですよ。

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ズッキーニの保存方法は?

ズッキーニは保存期間が長くありません。
鮮度が落ちたものは実がスカスカで美味しくないので、なるべく早く召し上がっていただくことをおすすめします。

  • 常温保存
  • ズッキーニは常温保存が可能な野菜です。
    水分が抜けやすく乾燥しやすいので1本ずつラップで包むか新聞紙に包み、ジップロックに入れて保存するようにして下さい。

    保存場所は風通しの良い冷暗所が最適です。
    常温での保存期間は約1週間です。

  • 冷蔵保存
  • 温度が低すぎると痛みやすく低温障害を起こしてしまうので、冷蔵庫ではなく野菜室で保存するようにして下さい。
    その際も1本ずつラップか新聞紙に包み、ジップロックに入れて保存するようにして下さい。

    使いかけのズッキーニもラップをして野菜室で保存して下さい。

    野菜室での保存期間は約3~5日です。

  • 冷凍保存
  • ズッキーニをまるごと冷凍するのは使いづらいので、使いやすいように加工してから冷凍して下さい。
    1センチから5ミリくらいの厚さに切って下さい。

    そのまま生で冷凍する場合は重ならないようにジップロックに入れて冷凍庫へいれて下さい。
    加熱する場合は茹でるか焼くかどちらかが良いでしょう。

    輪切りにしたズッキーニを固めに加熱します。
    アルミトレイなどの上に重ならないように置き急速冷凍して下さい。
    凍ったら、ジップロックに移し保存して下さい。

    冷凍庫での保存期間は約1ヶ月です。

    解凍してお料理に使う場合は凍ったまま調理してお召し上がりください。
    一度冷凍してしまうと食感が損なわれてしまうので生食には向きません。
    煮込み料理や炒め物などの加熱調理がおすすめです。

ズッキーニのおいしい簡単レシピ

  • 野菜たっぷりラタトゥイユ
夏野菜たっぷりのラタトゥイユをご紹介します。

油と相性の良いズッキーニは炒めることで身体への栄養素の吸収力がアップします。
ズッキーニと一緒に煮込む野菜も栄養がたっぷりと含まれた野菜ばかりでとっても健康的です。

疲労回復効果も期待できるので、夏バテ気味の方には特におすすめのレシピです。
作り置きもできるのでたくさん作っておくと良いですね♪
温かくてもおいしいし、冷やして食べても美味しいですよ。

<材料>(4人分)
・ズッキーニ 1本
・玉ねぎ   1/2玉
・ナス    2本
・ピーマン  2個
・トマト缶  1缶
・固形コンソメ 1個
・塩コショウ 少々
・砂糖    大さじ1
・ニンニク  1片
・ローリエ  1枚
・オリーブオイル 適量
・パセリ   適量

<作り方>
①ニンニクはみじん切りにします。ズッキーニ、玉ねぎ、ナス、ピーマンは角切りにしておきます。
②鍋にニンニクのみじん切りとオリーブオイルを入れ、火にかけます。弱火でじっくりと香りが立ってくるまで待つようにして下さい。
③ニンニクの香りがしてきたら角切りにした野菜を入れて炒めます。
④野菜がしんなりとしてきたら、トマト缶、固形コンソメ、砂糖、ローリエを加えて弱火で煮込みます。
⑤水分が少なくなってきたら火を止め塩コショウで味を整えて下さい。
⑥器に盛り付けパセリを振りかけて完成です。

こちらの記事も参考にして下さい
とうもろこし栄養素は?保存方法は?簡単おいしいレシピは?

まとめ

ズッキーニは5月から9月くらいに出回っている夏野菜です。
日本で普及し始めたのが80年代なので、あまり馴染みのない方もいるかもしれません。

でも「夏野菜のカレー」とか「夏野菜の調理パン」のように具材として使われていることもあるので、知らないうちに食べていることもあるかもしれません。

日本で一般的になってまだそれほど長くはないので、今ひとつ使い方のコツがわからないという方も多いですね。
いろいろと試してみて下さい。

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