豆まきのやり方 マンションで節分をするときの順番や時間は?

節分というと、なんといっても豆まきが定番ですね。
子供がいれば保育園や学校でも行事のひとつとして行われることがあります。

季節行事として豆まきをきちんと行っているご家庭もあるでしょう。
でも今はマンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方も多い時代になっています、周りの迷惑になってしまうのは避けたいですね、

もちろんマンション住まいでも豆まきを問題なくおこなうことができます。
節分で豆まきをする正しいやり方もご紹介します。

スポンサーリンク

豆まきのやり方 マンションでは?

豆まきというと「鬼は外~」と言いながら豆を窓の外に投げることが多いと思います。

しかし、マンションやアパートなどの集合住宅では、豆まきをするのも気遣いが必要です。
とくに2階以上のおうちは窓から豆を投げるなんてことはできません。

モラルとしても窓から何かを投げるのありえませんし、下に人がいたら本当に危ないです。
マンションで豆まきをするときは、ほかの住民に迷惑が掛からないように配慮しなくてはなりません。

豆を外に向かってまくときは、豆が外に飛び出さないように気をつけてまきましょう。
最初は窓やドアは少しだけ開けておきましょう。
そして外に出ないように軽く下の方にむけてまくようにするといいですね。

豆まきの最初だけ開けておいたら、すぐに閉めてしまっても構いません。
窓やドアが開いている状態で豆まきをするということが肝心だからで、最初の一回でもその状態でやれば問題ないのです。

窓やドアを閉めて豆まきを行っているという人もいると思います。
しかし、これでは邪気を外に出せませんし、福も家の中に入ってこられません。

豆まきは邪気を家の中から外に追い出して、代わりに福を呼び込むという意味のある行事です。
そのために窓を開けておくのですが、ずっと開けっ放しにしなくても豆まきの最初のひとまきだけでも開いていれば大丈夫です。

豆まきの掛け声にも気を付けなければなりません。
あまり騒がしくならないよう、なるべく小さめの声で行うようにしましょう。

豆まきの豆は生の豆ではなく、必ず炒った豆を使います。
豆を炒るのは、豆=魔目を炒るということで、鬼を退治する意味があります。

生の豆を使って拾い残しがあった場合、その豆から芽が出ると縁起が悪いからとされています。

炒った豆をそのまままくと、後片付けが大変ですよね。
そこで、小袋入りの福豆を使うという方法がおすすめです、これなら豆があちこち飛び散る心配もありません。

袋に入ったキャンディーや落花生をまいてもいいでしょう。
豆まき後の掃除も楽になります。

豆をまくのではなく、置くという方法もあります。
半紙などの白い紙に包んだ炒り豆を、ベランダや玄関先などの自宅の四隅に置いてください。

豆まきをするのが難しいというご家庭はこの方法が良いんじゃないかと思います。
このやり方でもちゃんと鬼払いできますよ。

もともと豆まきはその家の世帯主、お父さんが行うものです。
年男、年女、厄年の人が豆まきをする場合もありますね。

しかし、今は家族で楽しむイベントとして豆まきを行うという人が増えているので、家族全員で行えば良いのではないでしょうか。

豆まきが終わったら、厄除けの意味を込めて炒り豆を食べましょう。
豆を食べることによって鬼を退治したことになるんです。

自分の数え年の数だけ豆を食べるようにしましょう。
豆を食べることで、病気にならず健康でいられると言われています。

節分には柊鰯(ひいらぎいわし)を飾るのも良いでしょう。
柊鰯とは柊と鰯の頭で作ったお飾りで、魔除けや厄除けとして玄関に飾る風習があります。

鰯の焼いた臭いと煙、尖っている柊は鬼の侵入を防ぐ完璧アイテムです。
今ではスーパーなどで柊鰯セットが売っていますので、簡単に飾ることができますね。

スポンサーリンク

節分で豆まきをする順番は?

豆まきをするとき、家のどの部屋から始めればいいのでしょうか?
地域によっても違いがあるようなので、それぞれのやり方に従えばいいでしょう。

豆まきは一般的に、玄関から一番遠い奥の部屋から順番に豆をまいていきます。
鬼を追い出すようにトイレやお風呂場にもまいていきます。
最後は玄関にまいて完了です。

鬼を外に追い出してから福を内に呼び込むということが肝心です。
窓やドアを開けて「鬼は外」と外に向かって豆をまいたら、すぐに窓やドアを閉めます。
家に鬼が入らないようにするためです。

その後は「福は内」と部屋の中に豆をまきます。
このとき豆を投げるのではなく、種まきのように優しく福の種をまくイメージで行うと良いでしょう。

豆まきのやり方 時間帯は?

ほとんどのご家庭は家族が揃う時間帯に豆まきを行うのではないでしょうか。

鬼は夜にやってくると言われています。
鬼は草木も眠る丑三つ刻、丑寅(うしとら)の時間帯に鬼門から現れるという言い伝えがあります。
丑寅の時間帯というのは午前2時から午前4時を指します。

なので、本来はこの時間帯が最も鬼退治に適しているとされているのです。
しかし、実際にこの時間に行っている人はほぼいないでしょう、ご近所迷惑になってしまいます。

常識的に考えても夕食の時間帯の前後に行うのが無難でしょう。
できるだけ家族が全員揃ってから豆まきをおこなうようにして下さいね。

お子さんが小さい場合は、夜でなくても日中の好きな時間帯に行えばいいと思います。
それぞれのご家庭の都合のいい時間に豆まきをしてください。

まとめ

節分の豆まきにも正しいやり方やルールというものがあります。
でも、あまり難しく考えず、楽しく行えばいいと思います。

家族みんなで豆まきをして、家に福を呼び込みましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。