人参の栄養素は?長持ち保存方法は?簡単おいしいレシピ

人参は年間を通して八百屋やスーパーで見かけます。
一年中手に入れることができる手軽な緑黄色野菜です。

和食・洋食・中華とどんな料理とも相性がよく、使用頻度も多い野菜ですね。
おうちにつねにストックしている方も多いのではないでしょうか。

人参はさまざまな料理に使われており、栄耀も豊富です。
長持ちする保存方法などもご紹介します。

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人参に入っている栄養素は?

人参は日本全国で栽培されており一年中手に入る野菜です。
そんな人参ですが、じつは秋から冬にかけては甘みが増す時期とされています。

栄養素

  • βカロテン
  • にんじんには栄養も豊富に含まれており、体に良い作用がたくさんあります。
    その中でもとくに注目する栄養素は「βカロテン」です。

    強い抗酸化作用を持つ「βカロテン」は老化防止に効果があるとされています。
    酸化を防いでくれる働きが期待できるので、アンチエイジングに効果的なのです。

    βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。
    植物性のビタミンAは食べすぎても必要な分だけが変換されて過剰症にならないので、安心して食べることができます。

    視力を正常に保つビタミンAは視力回復効果が期待できるのです。
    また髪や皮膚の健康を保つためにも必要なビタミンです。
    免疫力を向上する働きもあることから、風邪予防などの感染症予防も期待できます。

    油との相性が良く吸収力がUPするので、炒め物などの調理がおすすめです。
    βカロテンは皮の下の部分に豊富に含まれているので、皮ごと調理するとより栄養素を摂取することができます。

  • カリウム
  • 利尿作用がある「カリウム」は、ナトリウムを排出する働きがあり、むくみ予防に効果的です。
    また血圧を下げる働きがあり、高血圧予防に効果があるとされています。

  • 食物繊維
  • ニンジンにはペクチンという水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
    ペクチンは腸内環境を整える働きもあり、女性の大敵である便秘解消効果が期待できます。

  • ビタミン・ミネラル類
  • その他にも疲労回復効果がある「ビタミンB1」も含んでいます。
    ビタミンB1はダイエット効果が期待できるビタミンでもあります。

    発育ビタミンと呼ばれている「ビタミンB2」は成長を促進させる働きがあるとされています。
    貧血予防に効果的な「鉄分」も含まれています。

  • 人参の葉っぱの栄養素
  • たまに葉っぱ付きのニンジンを見かけますが、人参の葉も食べることができるのです。
    むしろ積極的に食べて頂きたいくらい栄養が豊富に含まれています。

    人参の葉には抗酸化作用があるビタミンEや、血液凝固作用があるビタミンKも含まれているのです。

    なかなか調理したことのある方は少ないかと思います。
    炒め物やおひたし、ふりかけにすることができます。
    葉が付いている人参を購入した時は是非調理してみてください。

選ぶときのコツ

人参の赤い色が濃いものを選ぶようにしましょう。
栄養が豊富に含まれています。

茎の切り口の直径が小さいものは柔らかく美味しいです。
切り口が変色していないものは新鮮です。
ただし、4~9月に出回る人参は切り口が緑色のものが新鮮と言われています。
表面には艶がありハリがあるものを選んで下さい。

葉付きのものは葉の色が鮮やかな緑色の人参がおすすめです。
シャキッとハリのある葉が新鮮です。

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人参の長持ちする保存方法は?

人参は正しい保存をすると日持ちする野菜です。

  • 常温保存
  • 冬や春先の気温の低い時期は常温で保存することが可能です。

    乾燥を避けるために水気を拭いた人参を1本ずつ包みます。
    風通しの良い冷暗所で保存するようにしましょう。

    泥付きの人参は泥を落とさず保存するようにして下さい。
    保存期間は約1~2週間です。

  • 冷蔵保存
  • 気温が上がってきたら冷蔵庫で保存することをおすすめします。

    袋に入って販売されている人参は水分をしっかりと拭き取り1本ずつ新聞紙で包み、保存用袋に入れて冷蔵庫に立てて保存するようにして下さい。

    野菜室がある場合は野菜室の方がおすすめです。
    泥付きの場合も洗ってから水気を拭き取り、同じように保存するようにして下さい。

    袋のまま保存することは劣化が進むのでおすすめできません。
    保存期間は約1~2週間です。

    カットした人参は切り口にぴったりとラップを巻いて保存するようにして下さい。
    1~2日以内に使い切るようにして下さい。

    葉つき人参を購入した場合は、葉と根を切り分けて保存するようにして下さい。
    葉がついたままだと葉っぱの方に栄養が奪われてしまいます。

  • 冷凍保存
  • 人参を丸ごと冷凍することは難しいので、解凍後に調理しやすいようにカットして保存します。

    さっと茹でるかレンジで加熱をし、粗熱が取れたらフリーザーバッグに入れて空気をしっかりと抜いて冷凍保存して下さい。

    保存期間は約1ヶ月です。
    冷凍人参はそのまま炒め物や煮物に調理して下さい。

人参のおいしい簡単レシピ

  • 人参とツナの炒め物
油と相性の良い人参を炒め物として調理してみましょう。
旨味がたっぷりのツナ缶を使った簡単レシピです。

少し人参の食感を残しても良いですし、しっかりと炒めて柔らかくなった人参も美味しいですよ。
夕飯の一品としても、お弁当のおかずとしてもおすすめです。

<材料>
・人参  2本
・ツナ缶 1缶
・鰹節  1パック
A醤油  大さじ1
Aみりん 大さじ1

<作り方>
①人参を千切りにします。
②フライパンを熱して油を入れます。①の人参を炒めてしんなりとしてきたらツナ缶を汁ごと加えます。
③Aを加え、さらに炒めます。汁気がなくなってきたら火を止めます。
④鰹節を加えてさっと混ぜたら完成です。

こちらの記事も参考にして下さい
じゃがいもの栄養素は?保存方法は?簡単おいしいレシピは?

まとめ

人参はいつでも手に入る手軽な野菜です。
栄耀が豊富で食べごたえもあるので、ぜひ毎日の食卓に利用して下さいね・

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