七五三お参りだけでもいい?神社へ参拝の仕方や服装について

七五三は神社や氏神様に子供の成長を感謝する行事です。
この時期の神社はどこも混んでいて子供連れだと大変かもしれないですね。

ご祈祷が混んでいるのでお参りだけで済ませるご家族もいると思いますが、問題ないのでしょうか?
七五三の参拝について一般的なマナーを知っておきましょう。

神社へのお参りの仕方にも正しい方法があります。
ぜひお子さんにも教えてあげて、正しい参拝をおこなって下さいね。

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七五三はお参りだけでもいい?

七五三時期の神社は混んでいるので、小さな子供連れだと何かと気を使ってしまうかもしれません。

七五三でのご祈祷は必ずしなくてはならないの?という疑問をお持ちの方もいるかと思います。
様々な事情でご祈祷に行けない方もいますよね。

七五三のご祈祷を必ずしなくてはいけないという事はありません。
ご祈祷を重んじる方も多いですが、そこは親の考え方次第だと思います。

もともと七五三というのは、神様に「子供がここまで立派に育ちました」という感謝をする行事です。
昔は子供の死亡率がとても高かったため、無事に育つことを感謝したんですね。

それを踏まえると、やはり神社へは行ったほうがいいのではないかと思います。
伝統的な行事ですので、できればお参りだけでも行くと良いでしょう。

小さいお子さんはご祈祷中ジッとしていられないかもしれませんが、お参りだけなら時間も短いですし問題ないでしょう。

現在の七五三と言えば、「ご祈祷」「写真撮影」「食事会」をおこなうご家族が多いのではないかと思います。

近年は家庭の考え方によって、写真撮影をスタジオで済ませる場合も多くなりました。
写真スタジオなら着物だけではなく、ドレスやタキシードを着ることもできますね。
プランも色々とあるので予算に応じて選択できるのも魅力ですし、写真として残るので素敵な記念になりますね。

混んでいる日にちをずらして早めに撮ることも多いので、写真を撮り終わったらすでに七五三は終わったという気分になってしまうかもしれません。
もう写真も撮ってしまったし、あとは食事でもすればいいかな・・・なんて考えてしまうかもしれません。

でも、写真撮影というのはあくまで行事のついでにおこなうものです。
メインが写真撮影というのは、本末転倒になっちゃいます。

七五三は11月15日ですが、その前後で神社に行けるときにいけばそれでイイですね。
時期が数ヶ月ずれていてもそれはそれで問題ありません。

普段何気なく過ごしている毎日ですが、そういった節目があるからこそ日常生活にメリハリが付くんじゃないでしょうか。

七五三はこうしなければならないという決まった形はありません。
ご夫婦でよく話し合って決めるのがいちばん良いと思います。

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神社への参拝の仕方 七五三では?

神社にお参りに行くときは正しいマナーで参拝しましょう。

一般的な神社での正しい参拝の仕方はこのようになります。

1. まず鳥居の前で一礼をします。
参道を歩く時は中央は神様が通るところなので道の端を歩くようにしましょう。

2. 手水舎で体を清めます。
①右手で柄杓を持ち水を汲み、左手にかけて清めます。
②左手に柄杓を持ちかえ、右手にかけて清めます。
③右手に柄杓を持ちかえ、左の手のひらで水を受けて口をすすぎます。
④もう一度左手にかけて清めます。
⑤両手で柄杓をたてて柄に水を流し、元の位置に戻します。

※最初に汲んだ水で全て済ませます。
口をすすぐ時は柄杓から直接水をふくまないようにして下さい。

3. 参拝します。
神前の前で軽く一礼をし、お賽銭を賽銭箱に入れます。
鈴を鳴らして「二礼二拍手一礼」をします。
軽く一礼をして退きます。

帰りの参道も中央を歩かず、道の端を歩いて帰ります。
鳥居の前で向きを変えて一礼をして境内を出ます。

神社への参拝は七五三に限らずこの手順でおこなって下さい。
神社によっては違う手順のところもありますので注意して下さい。

わからないときは神職さんやスタッフの方に聞くと教えてくれます。
礼儀正しく参拝して下さいね。

七五三でお参りだけの服装は?

ご祈祷をしないでお参りだけのときは、どんな服装でいけばいいでしょうか?
いつもの普段着でもかまわないかな、近所だし・・・なんて思っちゃうかもしれませんね。

でもお参りだけであっても七五三の参拝なので、普段着じゃないほうがいいですね。
きちんとした印象のお出かけ着くらいがいいでしょう。

女の子ならワンピースやブラウスとスカートといったキレイ目の服装がいいですね。
男の子なら襟付きシャツにパンツと行った清楚な格好がおすすめです。

パパとママもスーツやワンピーツといった格好が良いでしょう。
神様の前ですのできちんとした格好でお参りを行って下さいね。

それにまわりの他の家族は晴れ着を着ていたり、ドレスアップをしていたりかなり華やかです。
あまりにも違いがあると引け目を感じてしまうかもしれませんので、それなりに考えたほうが無難です。

写真撮影が好きなパパなら、お参りのときの写真を残しておくと良いですよ。
将来それを見返して話をしてあげることができます。

写真スタジオでは緊張して引きつった笑顔をしているわが子も、パパになら最高の笑顔をみせてくれることでしょう。
三脚があれば神社で家族写真もとれますよ。

まとめ

七五三の元々の意味はこれまでの子供の成長に感謝し、これからの健康と成長を願うとされています。
何よりその気持を大切にすることが一番大事ですよね。

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