こどもの日は男の子のお祝いの「端午の節句」です。
息子さんの初節句にドキドキしているパパ・ママもいるんじゃないでしょうか。
でも実際の所子供の「初節句」って何をやるものなんでしょうか?
何か特別なことをするしきたりなどがあるんでしょうか?
祖父母を呼んで、みんなで写真を撮って・・・あとはごはん食べれば良いのかな??
なんていろいろ考えてしまいますよね。
初節句はどんなことをすれば良いのでしょうか?
こどもの日の初節句は何するの?
子供の初節句は健やかな成長を願ってお祝いしたいというご両親も多いでしょう。
祖父母にとっても初節句は記念すべきお祝いですし、
気がついたら親以上にもりあがっているかもしれません。
初節句のお祝いをしなくては・・・と思いつつ何をしていいかわからないかたも多いと思います。
一般的には端午の節句ってどんなことをすれば良いのでしょうか?
兜やこいのぼりを飾る
兜やこいのぼりは基本中の基本ですね。
兜やこいのぼりは事前に相談しあって祖父母か自分たちで買いましょう。
兜の購入についてはこちらの記事も参考にしてくださいね
端午の節句の兜どちらの親が買う?誰が買うと角が立たない?
もちろん兜を買わないという選択をする親御さんもいますので絶対ではないですが、
その場合は折り紙でもいいので小さな兜があるとイベントとして盛り上がりますよ。
やはり見た目とか形を整えることもお祝い事では重要です。
あとは端午の節句の象徴のひとつとして菖蒲の花を飾っても良いと思います。
菖蒲湯の菖蒲とは違いますがちょうど季節の植物なのでぴったりですね。
食事会
祖父母を招いて食事会を行う方は多いですね。
初節句は内祝いなので特に難しい決まりはありません。
こどもが泣いてしまったり騒いでしまったりする可能性がありますので
料亭では気を使ってしまうので自宅のほうが気楽で良いでしょう。
子供が小さいので食事の用意も大変かもしれませんが、
出来合いのものや簡単に用意できるものをメインにすれば
それほど負担にならずにできるかもしれません。
両親も義両親も子育ての大変さはわかっていると思うので大丈夫だと思いますよ。
もちろん家族だけでお祝いの食事をするというのもいいですね。
家族の記念になる行事は自分たちだけできちんと祝っておくと決めておくのも良いかもしれません。
1回しかできないわけじゃないので、粗父母から何かしないの?と言われたらお招きして食事会をやれば良いんじゃないでしょうか。
食事メニュー
特に決まりはないのでお寿司などのいわゆるごちそうと言われるメニューで充分です。
もし用意できるなら縁起物があるとお祝いらしさが演出できますよ。
縁起物の料理にはこのようなものがあります。
- 鯛
尾頭付きだとさらに縁起がいいと言われています。
- ちらし寿司
- たけのこ
- 海老
- ハス
- 鰹
- 鰤
全てを用意する必要はありませんが、
ひとつでも用意するとおめでたさがぐっとアップします。
でも無理する必要はないので、
用意するのが難しければいつもの食事メニューをちょっと豪華に盛り付ければ良いんじゃないでしょうか。
内祝い
祖父母に兜やこいのぼりを買ってもらったり、お祝いをもらった場合、
お返しをすることも忘れずに行いましょう。
お節句の場合は食事会に招待することがお返しになりますので
来ていただけるならそれで大丈夫です。
招待した方へはとくに内祝いは必要ありません。
おみやげにお赤飯とかお菓子を用意してもいいですね。
遠方に住んでいて招待できないときは
内祝いとしてお菓子や実用品などをお返しすればいいでしょう。
写真を撮って同封すると喜んでもらえますよ。
あまり大変だと思わずに、初めての端午の節句を楽しんで祝ってくださいね。
こどもの日に食べるものは?
こどもの日に食べるものといえば「柏餅」と「ちまき」でしょう。
縁起物でもあるので片方だけでも用意しましょう。
- 柏餅
新芽が出るまで古い葉っぱは落ちないことから
子どもが生まれるまで親は死なないという子孫繁栄の意味がこめられています。
- 粽(ちまき)
災いを避けるという意味があります。
じつは端午の節句の食べ物といったら関東では柏餅が一般的で、関西ではちまきが一般的です。
もともと柏の木は東日本にしか自生していなかったため、
関西では柏の葉っぱが手に入らなかったんですよね。
柏の葉っぱに近いサルトリイバラの葉っぱを使うこともあるそうです。
私は関東の人間なのでこどもの日といえば柏餅でちまきを食べた記憶はありません。
縁起物の食べ物も地域によってイメージするものが違うというのは面白いですね。
こどもの日の献立どうしよう
こどもの日の献立をせっかく用意してもお子さんはまだ小さくて食べられません。
でも初節句という節目のイベントなので形だけでもかまわないのでちょっとだけでも演出してあげるといいですよ。
- 子供メニュー
離乳食の場合は月例に合わせて食べられるものをこいのぼりの形にしてみたりするのもいいですよね。
見た目からも端午の節句ということがわかるしママが頑張って作った記念になるので
写真を撮って後々お子さんにみせてあげてください。
食事を食べるのは大人と兄弟がいる場合は上のお子さんですね。
- 大人メニュー
ご飯物に汁物、おかずになるものを2~3品で充分ですね。
デザートに柏餅があると良いんじゃないでしょうか。
甘いものが苦手な方には甘さ控えめなフルーツゼリーなどどうでしょうか。
- 兄弟メニュー
特にメニューに決まりはないのでお子さんの好きなものを作ってあげましょう。
ハンバーグや唐揚げなど食べ慣れているものを大人メニューと上手く組み合わせると
食べやすくて良いんじゃないでしょうか。
鯉のぼりや兜をモチーフにしたものをちょっと頑張って作ってあげると
子供も大喜びだし大人が見ても可愛くてみんなに喜ばれますよ。
食事の後にはケーキを用意してあげるととても喜んでくれると思います。
ケーキ屋でもスーパーでもこの時期にはこどもの日をモチーフにしたケーキが売っていますよね。
せっかくのお子さんの初節句ですから
みんなで美味しい食事をして楽しくお祝いしてくださいね。
こちらの記事も参考にしてください
五月人形の兜飾りの選び方は?武将で違う?小さいサイズは?
端午の節句 兜のお下がりや受け継ぐのは?兄弟がいる場合は?
こどもの日こいのぼりはいつまでに何歳まであげる?手入れ法は?
まとめ
初節句と言ってもあまり難しく考えなくても自分たちなりにできることをしてお祝いすればそれで充分です。
子供の成長を祝うという気持ちが一番大事なことですからね。
地域によっても初節句に対する考え方やお祝いの仕方には違いがありますので、
まわりはどうしているのかをチェックしておくといいですよ。
もちろん同じようにしなくても自分たちが考えて決めたことならそれでいいんです。
いいお節句にしてくださいね。