寒いとき体を温める食べ物と身体を冷やす食材 レシピ人気は?

寒くなってくると温かい食べ物や飲み物が恋しくなってきます。
身体があたたかくなると心までホッとして幸せを感じてしまいますね。

寒さ対策としても身体を温める手段として食事はとても大切です。
食材や調理方法などによっても体を温めるかどうか違いが出てしまいます。

どんなものを食べると体を冷やさないのでしょうか。
風邪の季節には身体を冷やさない事が大事な予防法になりますよ。

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寒いときに体を温める食べ物は?

冷え性や寒がりの方には冬はつらい季節です。
これから到来する寒い冬を乗り切るためには、身体の中から温めてくれる食事が欠かせませんよね。

同じ調理法であっても体を暖める作用が高い食材を使えば体を暖める力が高くなります。
そこで体の中から温まる物、逆に冷やす物を知って寒さ対策をしていきましょう。

体を温める食べ物にはいくつかの特徴があります。

冬が旬の食べ物は体を温める作用があります。
土の中で育つ人参やゴボウや生姜などの根菜類は、冬が旬であるものが多いですよね。

根菜には水分が少ないものが多く、血行促進効果があるビタミンEや血行が良くなるビタミンCが多く含まれています。
ビタミンCは体内で酸化したビタミンEを元に戻す働きがあるので、同時に摂取するのが望ましいのです。

つまり根菜類は冷え性に効果的な栄養素が多く含まれているということです。
まさに冬に食べたい食材の筆頭ですね。

寒い地域で育ったものは体を温める働きがあると言われています。
例えばお砂糖を考えてみるとわかりやすいかもしれません。

寒い北海道で育ったビートで作られる甜菜糖は体を冷やしませんが、南国で育ったサトウキビを精製して作った白砂糖は身体を冷やす作用があります。
甜菜糖は白砂糖とくらべて体を温める効果がある上に、ビタミンやミネラルも多く含まれているのです。

暑い国で作られたコーヒーも体を冷やしてしまう飲み物です。
たとえホットコーヒーにして温かくしても元々の作用は変わらないので効果は同じです。
体を冷やしたくない方や冷え性の方はコーヒーは控えるほうがいいでしょう。

コーヒーは体を冷やしますが、発酵している紅茶は体を温めます。
体を温めたい時や寒い時期にはコーヒーより紅茶がおすすめです。

更に根菜類の生姜をプラスすると体の芯からぽかぽかになります。
生姜紅茶は身体を温める飲み物の筆頭かもしれませんね。

寒くなると温かい日本茶が飲みたくなりますが、じつは発酵していない緑茶は体を冷やしてしまいます。
お茶を飲むのなら玄米茶か黒豆茶がおすすめです。

味噌や醤油などの発酵食品は体を温める効果があります。
お味噌とタンパク質である豚肉を加えた豚汁はおすすめのあったかメニューです。

塩も身体を温めてくれる調味料なのですが塩分の過剰摂取には注意して下さい。
塩味を上手に活かして美味しくあたたまる料理を作ってください。

色の濃い物は体を温める、と覚えておくと良いでしょう。
赤ワインや黒ゴマ、玄米や黒砂糖などの色の濃いものは体を温める作用があります。

野菜も色のはっきりしたものは体を温めるものが多いです。
例外として、トマトは夏野菜で体を冷やす働きがあるので注意して下さい。

ついつい料理をするのが億劫でインスタント食品やコンビニ弁当で済ませている方はいませんか?
添加物や化学調味料が多く入っている食べ物は体を冷やしてしまうので注意して下さいね。

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身体を冷やす食材はなに?

それでは逆に体を冷やすものはどんなものがあるのでしょうか?

夏が旬の野菜は身体を冷やす作用があります。
夏野菜はカロテンやビタミンCなど多く含まれており、夏バテに効果があります。

ほとんどの夏野菜は水分が多く、利尿作用のあるカリウムを多く含んでいます。
尿を出すことで身体から熱を放出し、体を冷やす効果があるのです。

また、夏野菜は地面の上で育つものが多ですね。
土の中で育つ根菜類は体を温める野菜が多いですが、地面の上で育つ野菜は体を冷やす効果のあるものが多いのです。
色も淡色の物が多いので覚えやすいと思います。

温かい南国が原産のものは体を冷やす物が多いです。
南国は気温が高いので、体を冷やす食べ物を食べてバランスを取っているのです。
バナナやパイナップルなどの南の国の食べ物は体を冷やしますので気をつけてください。

味噌や醤油は体を温めてくれることに対して、お酢は体を冷やす作用があります。
お酢には血圧を下げる働きがあり、体温の上昇を抑えるのです。

暑い夏はお酢料理はさっぱりとして美味しいですが、寒い時期は温かいお味噌汁がよさそうですね。

体を温めるおいしい人気レシピ

  • 豚汁
寒い日にはおいしくてうれしいごちそう豚汁。
根菜をたっぷりと加え、体を温めてくれる効果のある生姜を隠し味として加えてみました。

最初にごま油で炒めることでコクをプラスしています。
さつまいもの甘みが加わり、ついついおかわりがしたくなる美味しさです。

ボリュームもたっぷりと大満足まちがい無しの一品です。

<材料>
・豚肉   250g
・ゴボウ  1本
・人参   1本
・大根   1本
・こんにゃく 1枚
・さつまいも(中) 1本
・ねぎ(小口切り) 適量
・だし汁 適量
・生姜  1片
・味噌  適量
・ごま油 適量

<作り方>
①材料の下ごしらえをします。ゴボウはささがき、人参はいちょう切り、大根は半月切りにします。こんにゃくはアク抜きをし、細切りにしておきます。さつまいもはよく洗い、皮ごと乱切りにしておきます。
②鍋にごま油を引いて豚肉を炒めます。ゴボウ、人参、大根と炒めて、だし汁とこんにゃく、さつまいもを加えます。だし汁は具材がひたひたに浸かるくらい加えて下さい。
③具材が柔らかくなるまで加熱します。途中アクが出たら丁寧に取り除いて下さい。
④味噌を加え溶かします。おろし生姜を加えて、ひと煮立ちさせたら完成です。
⑤器に盛り付け、ねぎを乗せて完成です。

まとめ

寒い冬には温かい料理が何よりもうれしいですね。
身体があたたまる食事で、寒さを乗り切っていきましょう。

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