片頭痛の症状とその原因とは?抑え方は?なにすればいい?

頭痛と言っても種類がありますが、慢性頭痛の一つが「片頭痛」です。
この片頭痛(偏頭痛)はなかなか厄介な頭痛です。

痛みで仕事などが手につかなくなってしまうので、できるだけならないようにしたんですよね。
でもどうして偏頭痛がおこってしまうんでしょうか?
なってしまったらどうやって痛みをおさえたら良いのでしょうか?

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片頭痛の症状やその原因について

片頭痛は慢性頭痛の一つで、日本人全体の約6~7%の方が偏頭痛に悩んでいます。
片頭痛は一度なってしまうと仕事が手につかないくらいつらいんですよね。

片頭痛の症状

片頭痛は脈拍と一緒にズキンズキンと出てしまう痛みです。
人によっては「ガツンガツン」というひどく強い痛みがでてしまうこともあります。

頭の片側だけに痛みが起こることもあれば、両方に痛みが出ることもありますし、
後頭部や頭全体が痛むこともあります。
「片頭痛」という名前ではあっても片側だけとは限りません。

頻度としては平均して月に2~3回くらいおこることが多いようです。
頭痛がおこりやすい方は週に1~2回ということもあります。

痛みのピークは2時間ほどで、その後少しずつ回復していきます。
個人差がありますが頭痛は4時間くらいから長い人で70時間ほど続きます。

平均すると一回の発作で7~9時間ほど痛みが続くことが多いようです。

体を動かすと悪化することが多いので
日常生活に支障をきたしてしまうという方も70%ほどとかなり多くいます。

症状としては気分の悪さや嘔吐、集中力の低下、発汗、顔面蒼白、視界がはっきりしない、下痢・・・などです。
肩こりやめまいを感じる人も多いです。

また、片頭痛は「前兆を感じる」人と「前兆がない」人がいます。
偏頭痛になる前に予兆や前兆がある方は全体のおよそ30%ほどです。

予兆としては

  • 集中力が散漫になる
  • 目の疲れや重さをを感じる
  • 疲労感や肩こりを感じる
  • 異常食欲

といったことがあります。

前兆として

  • 閃輝暗点(せんきあんてん)
があります。

閃輝暗点というのは目の前に光が見えたり視野が一部欠損したりする症状です。

前兆は他にも失語生言語障害や感覚の異常や手足のしびれがおこることもあります。

片頭痛の原因

偏頭痛の痛みは頭の中の血管が拡張してしまい神経を圧迫して炎症を起こすことでおこります
血管内でセロトニンが多くなり、膨張してしまうと言われています。

でもどうしてそういった状態が起こるのか、じつははっきりとした原因というのはわかっていません。

片頭痛は男女比が1:3.6と女性の方が多いので、女性ホルモンも関係があるのではないかと言われています。

偏頭痛になった要因を見てみると「睡眠不足」や「過労」などが誘引として考えられています。
いろいろなストレスも誘引になるようです。

原因としては他にも一定の食べ物で血管が拡張するということもあります。
よく知られているのがポリフェノールです。

ポリフェノールを含む食品をたくさん摂ってしまうと頭痛に繋がる可能性もあるので食べ過ぎには注意してください。
ポリフェノールを多く含む食品は赤ワイン、チョコレートなどは気を付けてください。

硝酸塩を含むベーコンやソーセージなど、チラミンを含んだチーズなども原因になりますので控えめに。

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片頭痛の抑え方はどうすればいい?

偏頭痛は体を動かすと悪化することが多いので、可能ならば安静にして休んでください。
暗くて静かな場所で横になりましょう、少しずつ楽になっていきます。

偏頭痛がおこっている時は回りの刺激にも過敏になっているので、強い匂いや光も刺激として感じてしまいます。
昼間ならカーテンを閉めて光を遮りましょう。

音も刺激になるので静かなところのほうがいいでしょう。
できるだけ刺激のない状態が望ましいですね。

横になればい場合はできるだけ身体を動かさずに静かにしていましょう。
椅子に座っているなら、深く腰掛けて少し目を閉じてみましょう。

血管の拡張が頭痛の原因なので血管を収縮させてください。
具体的には「冷やす」ことです。

濡れタオルをビニール袋などに入れて濡れないようにして、痛む場所にあてて冷やします。
アイスノンでもいいですね。

血管を収縮させる働きのあるカフェインをとるのも良いと言われています。
コーヒーや紅茶、日本茶、ココアなどカフェインのはいっている飲み物はたくさんあります。

ただ、カフェインが体質に合わない方もいますので自分に合わなければやめておきましょう。
飲み過ぎも胃腸の具合が悪くなるのでほどほどに飲むように気をつけてください。

血行が良くなるようなことをすると悪化してしまうので、落ち着くまでは温めたり運動したりはしないほうがいいです。

緊張型頭痛は「温める」ほうが回復しますが、片頭痛は「冷やす」ほうが楽になります。
対応を間違えると悪化してしまうので自分の頭痛のタイプをきちんと判断してくださいね。

こちらの記事も参考にしてくださいね。
片頭痛の予防は日常生活の中で!前兆症状がある場合は?
緊張型頭痛の原因と対策 痛みの程度は?何科に行けばいい?
寝すぎて頭痛や吐き気がするときの治し方 冷やすか温めるか

まとめ

日本人の頭痛人口は約3000万人!
こんなに頭痛に悩んでいる人が多いなんて驚きです。

頭が痛いとつらくてやらなければならないことができなくなってしまいます。
日常生活に支障があることも多くて、本当に困りますしどうにかしたいですよね。

まずは日常生活を見直して規則正しい生活をしていくというのが大事みたいです。
無茶な生活を続けているとなかなか改善しないということでしょうか。

できる範囲で生活を見直してみてくださいね。

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