ベランダガーデニングの暑さ対策 日陰や水やりどうする？

よく日の当たるベランダは、コンクリートが熱をしっかりと吸収してしまいます。
また高い位置にあるために露地以上に日差しが照りつけ高温になりやすいです。

そこで直射日光が当たリすぎないように日差しをコントロールしましょう。
真夏の強烈な直射日光は葉っぱや花にダメージを与えてを痛めてしまうこともあります。

ベランダに寒冷紗や遮光幕で日陰を作ってあげましょう。
風に煽られないようにしっかりと固定しておいたほうが安全です。

完全な日陰にしてしまうと光合成ができなくなってしまいますので、ほどよく日差しを遮るよう上手にコントロールしてくださいね。

ひかりが入るような網目や小さな穴が開いているものを使うと日差しがちょうどよくなります。

マンションのベランダはコンクリートや樹脂性のデッキになっていることが多いです。
そのまま強い日差しを浴びるていると熱を吸収して熱くなってしまいます。

鉢をそのまま下に置いておくと、地面の熱を吸収して鉢自体が熱くなってしまいます。
鉢が熱くなってしまうと中の植物も熱くなってしまいますよね。

そこで下に直接置かないように気を付けてください。
人工芝を敷いたりレンガやブロックを敷いたりするとかなり違います。

花台をつかって位置を高くすると鉢自体の風通しも良くなるのでより環境が良くなります。

夏の高温によってダメージを受けて植物が瀕死状態になってしまうことがあります。
そこでできるだけ高温にならないように工夫してください。

ミストでベランダの温度を下げたり、自動水やり機を使ってなんとか温度を下げる工夫をしてください。
もしも日の当たらないベランダがあればそちらに移してしまってもいいですね。

たとえ日が当たらなくて衰弱してしまったとしても夏を超えてくれればまた回復させることができます。
でも枯れてしまったらもう諦めるしかありません。

南向きのベランダでなんとかしたいという場合は、
とにかく夏を超えることができればいいのでいろいろ工夫してみてくださいね。

遮光幕や遮光ネットなどを使うことで日差しを遮ることができます。

全体に半日陰にするにはベランダの柵や屋根からネットを張り、人工的な半日陰を作りましょう。
カンペキに光を遮るわけではなく、ほどよく光が入るので真っ暗にななりません。

人間にも植物にも優しい環境ですね。
ただし風通しがやや悪くなってしまうことがあります。

もしくは鉢に支柱を立てて、植物の上にテントのようにかけてあげましょう。
このやりかただと風通しも良いし、簡単ですね。

自然でエコな植物の気化熱を利用したグリーンカーテンはどうでしょうか。
ゴーヤや朝顔等の熱帯植物を植えてネットに這うように育てて、グリーンカーテンを作ってみましょう。

グリーンカーテンは土から吸い上げた水を茎に蓄えて葉っぱから蒸発させます。
植物自らが熱くならないような工夫をしながら育っていきます。

蔓で上の方まで伸びるので広い範囲に日陰を作ってくれます。
部屋の中までも涼しくしてくれる優れものです。