首ニキビ治し方はどうする?保湿が大事?隠すのはダメ?

首やあごのした、うなじなどにポツポツとできてしまうにきび、目立ってイヤですよね。
これがいわゆる首ニキビと言われているもので、大人ニキビの一種と言われています。

首ニキビは顔にできるにきびと同じなんですが、治るのに時間がかかります。
服や手が触れることも多く、ロングヘアの女性だと髪が触れて刺激になりやすいのか治りずらいんですよね。

この首ニキビができる原因はなんなのでしょうか。
治すためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか。

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首ニキビ治し方はどうする?

首にできるにきびにはいくつかの原因があります。
自分にはどれが該当するのかをチェックしましょう。

首ニキビの原因は?

ホルモンバランスの乱れ

これは首ニキビだけではなくにきび全体に言えることですが、
ホルモンのバランスが崩れるとにきびができやすくなります。

なぜホルモンのバランスが乱れるとニキビができてしまうのかというと
男性ホルモンが増えることで皮脂の分泌が多くなってしまいやすいからです。

さらにお肌の角化細胞を作り出す働きがあるために
皮脂と古い細胞が混じり合って毛穴が詰まりやすくなっちゃうんです。

ようするに新しい皮膚を生成する工程中に古い皮膚が残って厚い層になってしまうんですよ。
これってつまり肌の表面に蓋をしてしまう状態なんですね。

老廃物や皮脂が肌に閉じ込められてしまうのでニキビの原因になりやすいんです。

皮膚のヨゴレ

じつは首元というのは洗い残しが多い箇所でもあります。
ちゃんと洗っているつもりでもきちんと汚れが落ちていなかったりするんです。

さらにいえばボディソープの泡が落ちきらずに残っていたり、
シャンプーやコンディショナーのすすぎ残しが首元に残ったりします。

首元のお肌にとってはヨゴレが残っている状態、ヘタすると余計にヨゴレが増えてしまってるわけです。
これでは肌トラブルの元となってしまうのは当たり前ですね。

首の皮膚の乾燥

じつは首周りの皮膚は薄くて繊細です。
それなのにきちんとお手入れをしている人ってそんなに多くないんじゃないでしょうか。

お肌が乾燥することでにきびができやすくなることがあります。
これについては後述しますね。

大人ニキビについてはこちらの記事も参考にしてください。
大人ニキビの原因と対策 食べ物で効果ある?ビタミンは?

首ニキビを改善するには

こういったいろいろな原因で大人ニキビのひとつ首にきびができてしまうんです。
いったいどうすれば首のニキビを防いだり治すことができるんでしょうか。

ひとつづつ対処していって首ニキビを改善していきましょう。

食事

まずホルモンバランスを整えるためには生活習慣を見直す必要があります。

忙しいからと言って適当な食事をしてはいませんか?
コンビニのお弁当やカップ麺ばかり食べていたりすると腸の働きが悪くなり、
腸内の悪玉菌の増殖に繋がってしまいます。

ビタミンや食物繊維、タンパク質などバランスの良い食事をするようにしましょう。
外食する場合は単品ではなく定食にするとバランスがいいですよ。

忙しい中でも腸に優しい食事を心掛けるようにしてください。

どうしても時間がない場合にはサプリなどを活用するのも一つの方法です。
総合ビタミン・ミネラル剤で体に必要な栄養素がとれると美肌効果につながります。

ストレス解消

睡眠不足や夜更かし、運動不足、人間関係の悩みなど日常生活の中でストレスになっていることは多くあります。

身体にストレスを与えることで男性ホルモンの分泌が活発になりやすくなるので
ホルモンバランスが崩れやすくなります。

男性ホルモン量が多くなることで
あぶらぎってしまったり皮膚がかたくなったりとニキビの原因を作り出してしまいます。

自分なりの気分転換方法があるとストレスも解消しやすくなります。
また、軽い運動やストレッチでストレスを発散したり軽くすることもできるので日常生活に取り入れてみてはどうでしょうか。

睡眠

良質な睡眠は美肌を作り出す最大の良薬です。
いい睡眠をとることができるように眠る前の時間の過ごし方も見直してみましょう。

ゆっくりとぬるめのオフロに入ってから眠ると副交感神経が優位になります。
副交感神経は休息の神経なので深くて良質な睡眠につながりやすくなります。

しっかり睡眠をとることで成長ホルモンが出やすくなります。
成長ホルモンは眠りについて最初の3時間に深い睡眠がとれるかどうかがカギなんです。

成長ホルモンは肌の組織を再生したり修復したりする働きがあります。

夜更かしも良くないので日付が変わる前には眠れるといいですね。

清潔

皮膚がヨゴレていると吹き出物が出やすいというイメージがありますよね。
お肌を清潔にすることでにきびもできにくくなります。

オフロに入った時は首の洗い残しがないように気をつけてましょう。
シャンプーや石鹸の泡が残らないようにしっかりと洗い流すことも忘れないでください。

首元に触れる衣服が汚れているのは良くないので
きちんと洗濯してある清潔な衣類を着るようにしてください。

それから大事なのが寝具、とくに枕カバーです。
枕は首に触れるものなのでカバーが汚れていると首にも汚れがついてしまいます。

じつは枕カバーは毎日変えることが理想だと言われているんです。
毎日は無理でもできるだけ頻繁に変えるように心がけてください。

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首ニキビは保湿がポイント?

首は顔の延長なのですが保湿をおこたりがちな部分です。
顔にはしっかりと保湿するのになぜか首はなにもしないという人は多いんです。

保湿をすることで首ニキビの予防にも繋がります。

首ニキビの原因のひとつに老廃物や古い角質のつまりがあげられます。
老廃物や古い角質がつまってしまう大きな理由のひとつが保湿不足による肌のゴワつきなのです。

皮膚がかたくなってしまうと新しい皮膚へのターンオーバーがうまくいかなくなります。
新陳代謝が悪くなることで本当は剥がれ落ちる古くなった角質が残ってしまうんです。
そしてにきびや吹き出物ができやすくなるという悪循環がおこってしまいます。

十分に保湿をしておくことで肌がうるおいますので皮膚の状態が良くなります。
潤って状態のいいお肌は吹き出物もできにくくなります。

ただし首ニキビが気になるからといってお手入れ時にむやみに触ってしまうと、
刺激を受けて炎症が悪化してしまうこともあります。

できるだけ触れないようにしたいけれど保湿もしっかりしなければならないという難しい選択になりますね。

そこでオールインワンの化粧品などを使って肌に触れる回数を減らしてみてはどうでしょうか。
保湿力のたかいオールインワンゲルなら十分に保湿をすることができますよ。

首も顔とおなじ皮膚でつながっている場所なんですから、
できるだけ顔の肌と同じようにお手入れをするように心がけてくださいね。

首ニキビを隠すのはダメ?

首やうなじにあるにきびをできるだけ見えないように隠したくて、ハイネックの服を着たりスカーフをつけたりすることもあると思います。

でもこうやってニキビを隠すということはにきびに刺激を与えているということになるんですよね。

ニキビが刺激を与えられてしまうと潰れてしまったり炎症がひどくなることがあります。
ニキビがつぶれた箇所から菌が入ったりすると炎症がもっと悪化する恐れがあるんです。

たとえ運よく炎症が治まったとしても皮膚に色素沈着がおこることもあります。
そこだけ色が濃くなってしまうのでシミやニキビ跡の原因になってしまう場合があります。

しかしどうしても目立ってしまって隠さなければいけないというときもあるかもしれません。
そんなときは軟膏やニキビ用の薬を綿棒などでやさしく塗ってから絆創膏などをつけるようにしましょう。

今はあまり目立たない絆創膏などもありますのでそういったものを用意しておくといいでしょう。
本当はあまり隠さないほうがいいのですが短時間ならそれほど影響は大きくありません。

普段の生活では首ニキビが直接服などに触れないように気を付けてください。
無意識のうちに触ってしまう方もいますので意識して触れないようにしないとダメですね。

にきびができているところに強い刺激が加わるといつの間にかつぶれてしまうことがありますので、悪化したり肌のトラブルになってしまうことがあります。

できるだけ刺激しないで回復させてくださいね。

まとめ

首ニキビは刺激を受けやすいためかしこり状のにきびになりやすいですね。
そうなると余計に治りにくくなってしまいます。

悪化させないことも大事ですが、にきびができないような生活をおくることがいちばん大事でしょう。
根本的な体質改善が必用なこともありますが、生活習慣を見直すことで改善することもあります。

首ニキビへの正しい対処をすることで早く改善するといいですね。

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