子供が風邪でも予防接種うけられる?鼻水は?注意することは?

子供が小さいうちはたくさんの予防接種を受ける必要があります。
予防接種は1回受ければ大丈夫なものから、定期的に何度も受けるものまで様々あります。

子供は体調を崩しやすいので、できるだけ体調が万全の時に受けさせたいと思ってしまうのですが・・・
風邪をひいている時と予防接種の日程が一致してしまった場合はどうすればいいでしょうか?

風邪をひいていると言ってもすでに治りかけている場合や、微熱があるけど元気がある、鼻水だけ止まらないなど状態はいろいろですよね。
どこまでなら大丈夫なのかを知っておきましょう。

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子供が風邪でも予防接種はうけられる?

子供に予防接種を受けさせる予定を入れてたら、子供が風邪を引いてしまって困った経験をお持ちの親御さんも多いと思います。
こどもは一年中風邪をひきますが、とくに冬は風邪を引きやすい季節です。

体調が万全の日と予防接種の日が一致しない事も多いのではないでしょうか。
そんな時の予防接種は見合わせた方がよいのでしょうか?

基本は熱が下がっていれば予防接種を受けても大丈夫、と言われています。

でも、体調がすぐれない時にうけた予防接種は、接種後に体調が本調子に戻りにくくなることもあります。
さらに調子がもっと悪くなったりすることもあります。

予防接種を受けたあと、すぐに旅行に行くなどの予定が入っている場合は注意が必要です。
普段と違う予定が入っている場合や不安が大きい場合には、医者に相談をしたほうがいいでしょう。

予防接種のワクチンには、不活性ワクチン、生ワクチン、トキソイドの3種類があります。

不活性ワクチンは病原体の毒素を無毒化したものなので、身体の中で病原体は増えません。
毒性がないので熱を出すことも少なく、副反応が起こりにくいと言われています。
免疫は弱いので何度か予防接種を受ける必要があります。

生ワクチンは病原体をかぎりなく弱めたもので、身体の中で軽く感染した状態を作り免疫をつけるというものです。
軽い感染状態を起こすので、熱を出したり腫れたりしやすいと言われています。
免疫力が高く長く続くので、接種回数も少なくてすむことが多いです。

トキソイドは毒性を無毒化したものです。
不活性ワクチンと同じようなタイプと考えればいいでしょう。

こういったワクチンの種類によって接種をどうするか判断することもあります。
体調が心配な時は医者が説明してくれますので、相談してみましょう。

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子供の予防接種 鼻水がでてるときは?

子供が鼻水をダラダラ出していたりつまっていたり・・・そんな状態の場合はどうしたらいいでしょうか。
とてもつらそうで、予防接種はやめた方が良いのかな?と悩みますよね。

まずは熱を測ってみましょう。
医者の判断基準の中で、37.5度を超える熱があった場合は予防接種を見合わせるということがあるようです。

熱の有無がひとつの基準になっているので、鼻水や咳が出ていても熱が出ていなければ予防接種を打ってしまうこともあるのです。
風邪が治りかけで鼻水だけが残っているとか、よくなってきたけど咳がまだ少し出ると言うような時も多いですからね。

心配な時は必ず医者に相談してみましょう。

ただし、打つか打たないの最終判断は保護者になります。
説明を受けても不安が大きい場合は予防接種を見合わせたほうがいいでしょう。

予防接種の中でも生ワクチンは副反応が起こりやすいといわれています。
ウイルスや菌の毒性を弱めて使用しているので、打った後に軽く感染しているような状態を作り出すからです。

予防接種というのは体調が万全の時でも熱が出たり体調を崩すこともあります。
体調が万全でない時は、いつも以上に注意が必要なので気をつけてあげてくださいね。

生ワクチンの場合は、体が疲れている時や弱っている時は避けた方が良い場合もあります。
子供の様子を見ながら専門家と相談して判断してください。

子供の予防接種で注意することは?

子供の予防接種で気になるのが副反応ですね。
予防接種の注意事項など読んでいると、打つのをやめたくなってしまうほど不安な事が書いてありますよね。
受けるのをやめようかなんて考えてしまうこともあるかもしれません。

でも予防接種を受けないで感染してしまったときのリスクと、予防接種で副反応がでてしまうリスクを比べてみてください。
予防接種を受けることで子供の命が助かる確率は格段に高いのです。

予防接種は病気にかかりにくくしたり感染しても軽症で済むように、免疫力をつけるために打つものです。
しかし異物がはいるわけですから、副反応を起こしたり、稀に重症化することがあるのを忘れないでくださいね。

副反応の種類には「発熱」「局所の腫れ」「アレルギー反応」などがあります。

熱が出た場合は安静にしていれば2~3日で落ち着くはずです。
予防接種の後に38度以上の高熱が出たり体力消耗が強いようであればすぐ病院に連れていきましょう。

局所の腫れについては、注射を打った所が熱を持ったり痛みを伴ったりすることがあります。
局所を子供が気にするようであれば、触れないようにテープ等でガードして清潔に保てるようにしましょう。
腫れは数日で治まってきます。

アレルギー反応については、卵アレルギーのある子供の場合は少し注意が必要となります。
インフルエンザと麻疹の予防接種は卵で培養しているので、卵の成分が微量ながら含まれているからです。

ほとんど問題ないレベルなので通常は大丈夫ですが、ごくまれに蕁麻疹が出たりショック状態が出ることがあります。
重度の卵アレルギーを持っている時は、必ず事前にその旨を医者に伝えましょう。

その他にも、予防接種を受けて重症化する副反応がごく稀に出ることがあります。
どういった副反応があるのかを理解し、予防接種を受けた後には必ず子供の様子を注意して見るようにしましょう。

いつもと違う症状が出た場合すぐ病院で診察を受けてください。
その際には予防接種を受けたことを伝えるのを忘れずに。

まとめ

親が不安に思ってしまうと、子供もつられて不安定になってしまうかもしれません。
不安なことは専門家に聞いて、知識を得て納得して予防接種を受けると良いかもしれません。

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