群発性頭痛はどんな症状?原因はなに?治し方はどうする?

病気が原因ではない頭痛にはいくつか種類がありますが、ほとんどの人は「緊張型頭痛」か「片頭痛」です。
他にも「群発性頭痛」に悩んでいる方も多くはありませんがいらっしゃいます。

群発性頭痛はその名前のとおり群発的に痛みが起こる頭痛です。
頭痛の中でも一番痛みがひどいのではないかと言われています。

あまりの痛さにウロウロ動き回ったりのたうち回ったり、頭痛の痛みを紛らわせるために壁に頭を叩きつける方までいるそうです。
かなり強烈な痛みなんですね。

あまり一般的に知られていない頭痛なのですが、群発頭痛とはどんな頭痛なんでしょうか。

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群発性頭痛はどんな症状なのか

群発性頭痛(群発頭痛)はいきなりひどい頭痛になりそれが連日続きます

痛みはかなり激しい痛みで、片方の目の奥がえぐられるような激痛とともにひどい頭痛がおこります。
「目の奥をドリルでえぐられているような痛み」といわれるくらい
頭痛の中では一番激しい強烈な痛みと言われています。

頭痛はどちらか片側の痛みで目の充血や鼻水や涙が出る症状を伴うこともあります。
このひどい頭痛が1~2時間ほど続くことが多いです。

ほぼ決まった時間に頭痛になり、時間帯としては夜中の1時くらいから明け方にかけておこる方が多いようです。
夜中なので病院に駆け込むこともむずかしく、痛みで眠りが阻害されるため生活に支障をきたしてしまうこともあります。

深刻な睡眠不足に悩む方が多いのも群発性頭痛の特徴です。

群発性頭痛になるのはほとんどが男性で、それも20代から40代の働き盛りの男性がほとんどなので睡眠不足の悩みは大きいですね。

男女比は5:1と言われています。

この痛みは約1~2ヶ月という一定の期間続いていきます
この頭痛がおこる時期を「群発期」と呼びます。

しばらく頭痛が治まっていてもまた同じように症状が現れてしまいます。
個人差はありますが半年から2年くらいごとに頭痛に悩まされるようです。

毎日続く激痛というかなり厄介な頭痛です。

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群発性頭痛の原因はなに?

群発性頭痛の原因はまだはっきりとはわかっていません。
脳内の視床下部が痛みの信号を出しているのではないかと言われています。

自律神経が関係するといわれており、血管の拡張が関係があるという部分では片頭痛と似ています。
首の後ろ側にある動脈が炎症をおこすため目の痛みを引き起こすというところがちょっと違う部分ですね。

この群発性頭痛を引き起こす誘引としてはおもに「飲酒」と言われています。
他にも「タバコ」や「疲労」も誘引になるようです。

群発期にアルコールをとることは頭痛を引き起こす確率がほぼ100%と言われているくらいです、
群発性頭痛と診断された場合は禁酒するように指導されます。

群発性頭痛の治し方について

群発頭痛は他の緊張型頭痛や片頭痛とは全く特徴が違うので自己診断しやすいですね。
強烈な痛みを毎日繰り返すということと、動き回ることで悪化するわけではないという部分で判断できると思います。

郡発頭痛になったと感じたらすみやかに病院に行ってください。
頭痛の治療は神経内科、もしくは頭痛外来です。

群発頭痛は突然発作が起こります。
発作がおこってしまうと内服薬では間に合わないのですぐに効くという治療法が中心です。

郡発頭痛には保険適応の皮下注射が認められています。
この「スマトリプタン」という皮下注射は自分で針をさして注射をするというものではなく、ペン型になっている注射です。
発作が起こったらすぐに自分の腿に打てば早く効き目が現れます。

点鼻薬もありますが注射のほうが効き目が早いです。

あとは酸素吸入も有効な治療法と言われています。
医療用の酸素ボンベをレンタルする事もできるので病院で相談してみてください。

自律神経を整えることが大事なので日常生活を見直してみてはどうでしょう。
規則正しい健康的な生活を送ることが有効です。

こちらの記事も参考にしてください
片頭痛の症状とその原因とは?抑え方は?なにすればいい?
緊張型頭痛の原因と対策 痛みの程度は?何科に行けばいい?

まとめ

郡発頭痛に悩む人は約1000人に一人と言われています。
頭痛の中では一番つらいのが群発性頭痛と言われているくらいなので、できるだけ早く対応した方がいいですね。

群発性頭痛は数ヶ月間は毎日続くという厄介な頭痛ですので、早めに病院にいって適切な治療を受けてくださいね。

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